1979-03-14 第87回国会 衆議院 法務委員会 第5号
そうしますと、私は大学在学中に結核が再発しまして、右の肺に空洞があり、左肺はほとんど全部やられて、その上に腸結核になって、医者の方は御存じだと思いますが、鶏鳴下痢というのが始まるのですね。朝にもう下痢が始まる。これは明治時代の感覚から言えば末期症状であります。
そうしますと、私は大学在学中に結核が再発しまして、右の肺に空洞があり、左肺はほとんど全部やられて、その上に腸結核になって、医者の方は御存じだと思いますが、鶏鳴下痢というのが始まるのですね。朝にもう下痢が始まる。これは明治時代の感覚から言えば末期症状であります。
よくキノホルムを飲んでスモン病になったというて、えらい因果関係があるがごとくに言っておる人も間々あるようですが、実際私も腸結核になりまして、それで阪大病院で処方せんもらって、これを薬局で調合してもらって約二十五年にわたってキノホルムというものは飲んでおるわけです。でも何も、腰もしゃあしゃあして、私もうことし七十一歳になりますけれども、若者同然に腰はぴんとしておるわけです。
しかし一錠七万円から四万円も当時しまして、北海道の果ての米軍のある赤十字などに分けてもらって、そうして当時喉頭結核と腸結核、すなわち免疫性の結核にはそれがききましたから、それを急いで入手するために骨を折りました。
腹が痛いといっても、それは腸捻転のためであるか、あるいは腸ガンのためであるか、あるいは腸結核のためであるか、いろいろ原因が存在する。その病状によって医者がその対策を講ずるように、今日存在する汚職の問題も、どこからその原因が出てきたか、その原因を追及した後に初めて対策が立てられなくちゃならぬ。
また喀血したり、腸結核を起しましても、治療の方法がない、こういうような状態に追い込まれてくるわけであります。このような薬のきかない結核菌の感染を耐性菌の感染というのでありますが、この耐性菌の感染に対しては、特に子供は感染しやすいのであります。しかも感染しますと、脳膜炎を起しやすい。このような危険をはらんでおるわけでございます。
また耐性菌の感染の場合には、腸結核となっても、これをなおしようがない。こういうことをお考えになっても、いかに自宅におけるところの化学療法というものが、非常にあぶないかということをお考えにならなければならぬのです。しかも管理されないところの化学療法の悪いことは、喀血をふやすということであります。
こうなってからあわてて入院しましても根本的な治療法、すなわち肺切除術もできないし、喀血したり腸結核を起してもなおしょうがありません。しかも化学療法は喀血をふやして参ります。もう一つ悪いことは耐性菌が感染すると、初めから化学療法のきかない結核患者ができ上って参ります。子供はことに感染しやすい、感染すれば脳膜炎を起しやすい、耐性菌感染による脳膜炎が起ってから、どんなにほぞをかんでも間に合いません。
たとえば腸結核と梅毒が相当進行して、歩くこともできないというのを、これは仮病だと言つて扱つて、正式の病人になつていない。
咯血もいたしますし、それから一人は腸結核とか喉頭結核でもつて、相当のひどい者だけが二名帰りまして、あと二名まだ別の部屋へ隔離されております。それからそのほか十二名血痰が出たり微熱が出たりいたしまして、症状明瞭の者がおります、なおはつきり症状は出ておりませんけれども、本人が悪いと訴らておる者が相当あります。これがマヌスの者の健康状態をはかりますバロメーターだと私は存じております。
それから同じ結核性の疾患、肺結核以外の或いは関節の結核であるとか或いは腸結核、そういうような種類のものがその次を占めておりまして、九百六十六名、約一四・五%であります。この結核性疾患と肺結核の両方合せまして、八二%ぐらいの者が結核による病気であります。現在復員者給与法として取扱つておりまする復員患者の大部分のものは結核であるということがわかるのであります。
○木村(忠)政府委員 ストレプトマイシンにつきましては、結核性脳膜炎、粟粒結核、喉頭結核、腸結核それから結核性肺炎、それともう一つ肺結核について胸部の外科手術を行う前後において認められることになつておりまして、その場合には、厚生大臣が承認しなければならぬということになつてはおりません。パスにつきましては、現在厚生大臣の認可を必要とします。
併しながらこのものにつきましては、このもののよい点、効果の点につきましては、例えば腸結核とか喉頭結核等にはよく効くそうでございます。それから今一つは使用料が非常に安うございまして、〇・何グラムということでございまして、これは内服薬でございますが、先程のパスも内服薬ですが、一日の極端に申せば数百円、安く行きましても二百円もかかるということに比べますと、桁違いに安いという特長がございます。
この点も、結核療養所につきましては、ことに腸結核患者等も多いのでありますから、ぜひ米麦でもらいたいということをそれぞれの県で交渉いたしまして、逐次成功をいたしております。これはわれわれの方も、農林省の方にいつでも筋として申し込んでおりまして、農林省も原則としてはそうしたいというので、通牒まで出してくれておるのであります。
併しながら初期の結核患者四十万並びに特殊結核患者と称せられる最も悲惨なる腸結核、喉頭結核又は結核性脳膜炎等の二十万の特殊患者、これらの最も苦しい而も従来不治と言われておりました方々に対しまして、マイシンが独得の効能を持つておりますことは、もはや医界におきまして確認されるの至り、昨年の十一月にアメリカにおきましてはこれを国民医療のリストに掲示するに至つたのでございます。
最近の科学療法の進歩によりまして、その中で喉頭結核、腸結核並びに或る種の経過を辿つておる結核に対しましては、ストレプトマイシンが非常な効力を発するという時代になつておりますのに、不幸にしてストレプトマイシンの国内生産がまだできないでおりますし、僅かに輸入に頼つておる状況でありますので、私共の所などに訴えて参ります人達の手紙も、明日をも知れん命、生死の問題を前にいたしまして、天命ならばいざ知らず科学の
○帆足計君 そうしますと、百五十万の結核患者のうちで、ストレプトマイシンが的確に利くと言われております脳膜炎、喉頭結核、腸結核その他のもので、仮に二十万人くらいの患者がおるとしますると、二十万人に対しまして二万人というのでは、僅かに一割に過ぎないのではなかろうかと私は思います。
○帆足計君 もう一つ最後にお尋ねしたいのでありますが、価格の調整のために補給金が出ておりますが、私はどうしても国民生活上必要であるものに対しては、これは止むを得ないことでありまするが、その一つとして、只今緊急に迫られておりますのは、御承知のようにストレプトマイシンによりまして初期の結核、喉頭結核と腸結核が完全に癒るようになつておりまして、今百五十万からの結核患者の中で、相当数の人達がストレプトマイシン