1969-06-06 第61回国会 衆議院 大蔵委員会 第34号
だからここで重要なことは、いわゆる税務畑、税務署長さんやなんかの卒業した人たちが来て、その人たちが簡単にいうと腰かけ仕事だとか、いま協議団というとおば捨て山と言われている。そういうような形にならないで、厳然たる独立した機能を持つ、現在の協議官が尊重されるような、それがちゃんと移行するような形にならなければいかぬと思うのです。
だからここで重要なことは、いわゆる税務畑、税務署長さんやなんかの卒業した人たちが来て、その人たちが簡単にいうと腰かけ仕事だとか、いま協議団というとおば捨て山と言われている。そういうような形にならないで、厳然たる独立した機能を持つ、現在の協議官が尊重されるような、それがちゃんと移行するような形にならなければいかぬと思うのです。
そうして教育行政にしたところで、これはやがて二、三年たてば他の行政職に移る、その事務局長から労働部長に移るとか、労働部長から経済部長に移るといったのと同じように、二、三年の腰かけ仕事で、一体、県の教育長なりというものをやられておって教育が振興をいたしますか。ですから専門職でなければならないという条件が教育委員会法のときにはきびしくついておりました。
次に、失対事業は、今日一時的な腰かけ仕事ではなく、継続的な職業のようになっておるので、したがって、労働条件については、一般の職業と同じような考えで定めるべきではないかという点でございまして、この点は全く同感でございまして、今回の失対法の改正におきましては、就労者の能力等に見合って、土木事業以外の事業種目をできるだけとり入れますとともに、賃金につきましても、現在の低率賃金の原則を廃止して、通常の賃金を