2000-11-02 第150回国会 参議院 農林水産委員会 第2号
私ども、リンゴ腐乱病対策として、先ほど申し上げたような防除対策のほかに、腐乱病の病原性を低下する因子の探索につきまして、昨年度からプロジェクトチームを組んで研究をしているところでございます。
私ども、リンゴ腐乱病対策として、先ほど申し上げたような防除対策のほかに、腐乱病の病原性を低下する因子の探索につきまして、昨年度からプロジェクトチームを組んで研究をしているところでございます。
腐乱病がたくさん出てリンゴがふえなければ法律上はやりやすいだろうけれども、そんなことではなくて、やはり安くリンゴを消費者に届けようとすれば腐乱病対策が当面がなり必要になっております。 かつて九十二、三回国会でしたか、この場で頼んだら政府が腐乱病対策に、研究に一億円の予算を出してくれた。しかし、この研究は成功しなかった。
腐乱病は、これまでの経過を見ますと、大体昭和五十年ごろをピークにして全国的に下火になっていると思いますが、いずれにしてもこの腐乱病対策を考えなければならない。腐乱病の対策としては、なかなか抜本的な方法がありませんで、病気になって木を切り倒しまして改植するということが、大変ではございますが一番いい方法ではないだろうか。
いままで、やらないよりはいいと言っていますけれども、農民が、落果防止剤、腐乱病対策のこの薬に対して非常に期待を持っておりますので、いろいろな営農の計画を立てる上にも必要なので、重ねてお答え願います。
政府も県も農民の品種更新に、土地基盤整備に、土壌改良に、薬剤散布のスピードスプレヤーの普及拡大に、そしてまた、その防除の組織を確立する上に、矮化栽培、腐乱病対策、黒星病対策、冷蔵庫や選果場の建設にかなりの援助もしたし、農民も農業団体もその面でがんばりました。おかげでどうやらリンゴ産業は、生産面でかなり立ち直ってきたのでございます。
○政府委員(堀川春彦君) リンゴの腐乱病対策につきましては、今回相当な被害もあったということもありまして、凍害にかかりました枝の剪定除去あるいは三月中下旬の休眠期の防除、あるいは四月上旬の石灰硫黄合剤の散布、罹病枝の早期発見と洗浄、施肥といったような問題について技術対策はすでに指導をしておるところでございまして、今後適切な対応が行われるものと思っております。
○政府委員(堀川春彦君) 腐乱病対策でございますけれども、昨年やりましたのは、一つは腐乱病の蔓延防止、もう一つは、腐乱病の防止技術につきまして青森の試験場等で新たな方法が開発されましたものですから、そういうものの普及を図るという趣旨で、濃密に奨励的な措置を講ずる考えであるという二つの考え方に立ちまして助成が行われたわけでございます。
リンゴをその計画どおり伸ばしていくとすれば、腐乱病対策が欠かすことのできないものであるということは意見が一致しています。そこで、この腐乱病の根本治療薬の開発、これを理化学研究所に特別に要求し、理化学研究所でやっているか、これに対して農林省として補助金だとか委託費、研究費出しているか、出すつもりがこれからあるのか、この点、答えていただきます。
長野県はこれによりまして、根絶はいたしておりませんけれどもかなり減ってきておるわけでございますが、最近は北海道、青森を中心にいたしまして、周辺の岩手、秋田等にもこの病気がふえておりまして、これに対する対策が必要であるということで、長野、北海道等にこれまでやっておりました特殊病害虫緊急防除事業という予算項目ではなくして、新たにリンゴ腐乱病対策としてリンゴ低位生産園再開発促進事業という事業を行いまして、
それで、次にリンゴの腐乱病対策について御質問したいんですが、腐乱病そのものに対する正しい認識という点でちょっと一言申し上げておきたいんですが、非常にこの病気は歴史的にも古い病気だそうでありますし、そのわりあいには一般の人には正しく認識されていない。