2021-06-08 第204回国会 参議院 環境委員会 第15号
六つの症状とは、一つ、妊娠高血圧症並びに妊娠高血圧腎症、二つ、精巣がん、三つ、腎細胞がん、四つ、甲状腺疾患、五つ、潰瘍性大腸炎、六つ、高コレステロールであります。 集団訴訟が起こったのは二〇〇一年、独立科学調査会が設立されたのは二〇〇四年の和解後、そして健康被害の確認がされたのは二〇一二年ですから、十年余りに及ぶ闘い、裁判の結果、こういうことが判明したわけですね。
六つの症状とは、一つ、妊娠高血圧症並びに妊娠高血圧腎症、二つ、精巣がん、三つ、腎細胞がん、四つ、甲状腺疾患、五つ、潰瘍性大腸炎、六つ、高コレステロールであります。 集団訴訟が起こったのは二〇〇一年、独立科学調査会が設立されたのは二〇〇四年の和解後、そして健康被害の確認がされたのは二〇一二年ですから、十年余りに及ぶ闘い、裁判の結果、こういうことが判明したわけですね。
これを全国に広げまして、各自治体と医療関係者が協働、推進できる体制を整備するために、平成二十八年に糖尿病腎症重症化予防プログラムを、日本医師会、それから日本糖尿病対策推進会議、それから厚労省の三者で策定いたしました。さらに、平成三十一年にこのプログラム改定いたしました。
合併症の内容としては、糖尿病網膜症とか、それから、腎不全となり血液透析の導入の原因にもなる糖尿病腎症、それから、感覚障害による下肢の壊死や壊疽の原因にもなる糖尿病神経障害、そして、動脈硬化及びその結果としての心筋梗塞、脳卒中、下肢の末梢動脈疾患などが考えられます。
○国務大臣(根本匠君) 糖尿病性腎症の重症化予防、これは委員が今いろいろとお話しいただきましたが、健康寿命の延伸の観点からも重要と考えています。 今、市町村の取組、市町村のお話がありました。 国保の保健事業において、重症化予防に取り組む市町村の数も増加してきております。健診の結果を用いて対象者を抽出しているところが多数であるのが現状であります。
○国務大臣(根本匠君) 人工透析の主な原因となる糖尿病性腎症の重症化予防、議員が御指摘のとおり、これは医療費への影響の観点だけではなくて、健康寿命の延伸の観点からも重要だと思っています。 これまで厚生労働省としては次のような支援を実施してまいりました。
例えばこれ具体的な例でいいますと、御指摘の糖尿病性腎症の重症化予防のケースでいいますと、医療レセプトによって糖尿病の治療の状況、それから健診データによる血糖、尿たんぱく、血圧などの検査結果、こういうものを見ることによってそのピックアップができると。
SIB、ソーシャル・インパクト・ボンドを活用した件数全てにつきましては詳しく承知しておりませんけれども、関係省庁に確認しましたところ、政府においては、例えば、大阪府における養育里親の支援事業、兵庫県神戸市においては糖尿病性腎症重症化予防事業、大分県におきましては服薬見直しの勧奨による健康増進、医療費適正化事業を始めとして、平成三十年末までに十九件のSIBによる事業に対し支援を講じているということでございます
そこで、既に国内でもいろんな形でこのソーシャル・インパクト・ボンドが活用し始めているわけですけれども、昨年七月に、国内で初めて本格的なソーシャル・インパクト・ボンドのスキームを活用した事業として、兵庫県の神戸市で糖尿病性腎症の重症化予防事業に着手していまして、現在では予想を上回る高い効果を上げているというふうに伺っております。
神戸市におきましては、糖尿病性腎症者に対しまして、食事療法等の保健指導を行い、生活習慣の改善を通じて人工透析への移行等の重症化予防を目指すと、こういう事業内容になってございます。
今回、神戸市におきましては、糖尿病性の腎症、重症化しますと人工透析が必要になりますので、当然それに係る医療費が高騰するという問題がございます。したがいまして、さっき申し上げましたような糖尿病性腎症の方について保健指導あるいは食事指導ということを行うことでこの重症化を予防する、で、その発症が抑えられた割合に応じてお支払をする、市の方から予算が支給される。
そして、糖尿病患者の三分の一が、実は糖尿病性腎症になります。そして、日本では人工透析を受けられている方が三十二万五千人おりまして、その三十二万五千人の四四%が糖尿病性腎症ということでございます。人工透析は、一人当たり年間五百万かかるわけですから、これらを事前に抑えることによって、どれだけの医療費が削減できるのかというところにもつながるわけでございます。
○国務大臣(塩崎恭久君) 先ほどのこの糖尿病性腎症の重症化予防プログラムというのは、呉の国民健康保険が先鞭を着けて、あるいは協会けんぽの広島も同じような形でやっておりますけれども、なかなか対象者全員にやるというわけにはいかないで、御苦労をされながら今広げつつあると、こういうことになっているんだろうと思います。
○政府参考人(堀江裕君) 疾患を有する方を多職種がチームとなって支援することで地域生活が可能となるような効果的な取組を展開している事例といたしまして、糖尿病性腎症重症化予防プログラムですとか、認知症初期集中支援チームとかがございます。
さらに、糖尿病腎症の重症化予防の観点から、医師が必要と認める場合に行う詳細健診に血清クレアチニン検査を追加するとともに、歯科口腔保健の端緒となるよう、質問票に食事をかんで食べるときの状態に関する質問を新たに追加をいたしまして、特定健診における歯科口腔保健の位置付けを明確にいたしました。あわせて、歯科医師が食生活の改善指導を行う場合に今まで必要としておりました研修の受講も不要といたしました。
また、糖尿病腎症重症化予防の取組ということを、これ呉市などでも一生懸命取り組んでいただいておりますけれども、これを全国的に広げていくために、今年の三月に日本医師会などと連携協定を締結しまして、その取組を実施をするひな形となる糖尿病性腎症重症化予防プログラム、こういうものを四月に策定して、各都道府県、市町村に取組の強化をお願いをしているところでございます。
特に、今申し上げたように、保険者が医療関係者と連携をして糖尿病の患者に早期に対応して人工透析に移行するリスクを回避する重症化予防、この取組は、今お話がありましたけど、広島を始め五つの今協会けんぽでやっておるわけでありますが、御本人の精神的、金銭的な負担だけではなくて医療保険財政全体にも効果があるわけで、糖尿病性腎症に限らず、御指摘のように、他の分野についてもエビデンスに基づく予防の効果が期待できるならば
一月二十日の参議院決算本会議におきまして、私は、病気の予防そして重症化予防策は一人一人の健康につながるとともに社会保障費の抑制にもつながるということを申し上げまして、例えば、予防できるがんである胃がん、肝臓がんの予防、又は糖尿病の合併症対策も腎症だけではなく目も足も重要であるということを申し上げ、塩崎大臣よりそうだと同意もいただいたところであります。
合併症としては、透析に至る糖尿病性腎症、失明に至る糖尿病性網膜症、足の切断に至る糖尿病性壊疽があり、障害施策を必要とする糖尿病の合併症の予防は極めて重要であります。二十六年度においては腎症の予防だけに偏った対策が行われておりますが、透析に至った後の足切断率も年々増加しており、透析導入後も重症化予防は重要な課題であることを指摘します。
厚生労働省では、合併症に関する実態調査や糖尿病性腎症の早期診断に向けた研究等を進めております。 糖尿病性腎症の人工透析については、腎移植を行った方がQOL、生活の質の満足度が高く、また、移植に係る医療費等の合計が移植を受けなかった場合の医療費の合計に比べ安くなるといった研究もあることは承知をしているところでございます。
また、予防に関する指標につきまして、現在は特定健診、保健指導の実施率が具体的な指標として定められておりますが、これに加え、今後は、糖尿病性腎症の重症化予防でありますとか高齢者の虚弱予防の推進などが課題であると認識をしておりまして、これらについて、具体的にどのような形で指標として設定をしていくのが適当か、検討していきたいというふうに考えているところでございます。
糖尿病を治療せずに長期間放置してしまいますと、糖尿病性の神経障害や網膜症、また、先ほどの、糖尿病性の腎症などを発症する。特に、糖尿病性腎症は、糖尿病によって腎臓の働きが低下する病気であり、そのまま放置しておくと、人工透析、そういったことが必要になってしまう。 先ほど大臣の方から言われましたが、人工透析になると、一人当たりの年間の医療費が四百万円を超えるとも言われている。
つまり、先ほどから統計の話をしていますけれども、有病率というのは非常に難しくて、糖尿病であっても、糖尿病の網膜症であったり腎症であれば、科がかわってくるわけです。だけれども、全体を診るのが糖尿病だということなんですね。つまり、合併症が多くなると、それをどこまで診ればいいのかという問題が出てくるんです。
そこで、時間がありませんので申し上げますが、五年間で、実は今、日本で一番頭を抱えている疾病の一つに糖尿病性の腎症というのがございます。大変これは現場の問題としては大きいんだと思いますけれども、何せ透析の患者さんというのは一週間に三回ぐらい、一回約三時間、これでもって血液の清浄化を図っております。ただただこれの費用が増えているというのがこの数字にございます。資料六のこのブルーの数表でございます。
今御指摘のように、糖尿病が重症化したときに糖尿病性腎症ということで、これ調べますと、今、人工透析を受けておられる方の中で四三・二%がこの糖尿病性腎症の方、半分近くということでございます。
ところが、その主病は、先ほど糖尿病のお話しされましたけれども、糖尿病という主病がありますと、ところが合併症で腎症を起こしますと、皮膚潰瘍を起こしますと、様々、例えば目も悪くなりますと、いろんな合併症があります。そういう意味でいくと、一主病一医療機関ではやっぱりこれはおかしいんですよ、医者の立場でいきますと。