2004-11-09 第161回国会 衆議院 総務委員会 第6号
ただ、この中でも労災保険制度なり地公災制度とちょっと違うという御指摘がございましたけれども、人事院としては、認定のための基準を示したり、認定に当たっての心構えについての指針を出しましたり、指導、研修会も行っておりますし、そういうものを通じて各省庁の認定が公正に行われるようにということでやっておりますし、また、脳、精神疾患等の認定困難事案というのもございます。
ただ、この中でも労災保険制度なり地公災制度とちょっと違うという御指摘がございましたけれども、人事院としては、認定のための基準を示したり、認定に当たっての心構えについての指針を出しましたり、指導、研修会も行っておりますし、そういうものを通じて各省庁の認定が公正に行われるようにということでやっておりますし、また、脳、精神疾患等の認定困難事案というのもございます。
他方、この推進に当たりましては、生命倫理への十分な配慮が必要であり、また脳科学や脳・精神疾患の病態解明や、脳に学んだ新たな情報処理システムの開発等を通じて医療の向上や新産業の創出等にもつながる重要な分野であると考えます。
平成九年度からは、関係省庁連携しまして、その脳科学研究に取り組んで、今御指摘の脳・精神疾患の克服を目指す領域においては、例えば十五年後には痴呆症の原因の一つであるアルツハイマー病を解明しよう、こういうことを目指しまして計画的に研究を進めているところであります。 厚生省やいろいろなところにまたがっておりますので、よく連携をして、痴呆症克服等ができるような研究を進めていきたいと思っております。
具体的に申し上げますと、例えばアルツハイマー病等の脳精神疾患の原因の解明によりますこれらの疾患の克服でございますとか、新しい原理によります脳型情報処理システム等の開発を通じまして、情報社会の発展、新技術、新産業の創出につなげたいと思っているところでございます。
○政府委員(落合俊雄君) 脳科学の研究でございますが、先生十分御承知のとおり、アルツハイマー病等の脳精神疾患の病態の解明ですとか治療、予防及び新たな原理によります情報処理システム等の新しい技術、新産業の創出というようなものにつながりまして、御指摘のとおり脳科学の研究というのは我が国として重点的に取り組むべき課題だというふうに認識をいたしております。