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5件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

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2009-07-07 第171回国会 参議院 厚生労働委員会 第23号

その中で、今御指摘のあったように、ここ十年ぐらいでしょうか、米国の脳死に関する専門家、様々なメディカルの、医療の専門家を含め生命倫理専門家の中で脳死概念は実は昔思われていたほどクリアではないのではないかという意見がどんどん現れてきておりまして、そして専門家の間では、ほぼ昔ほどクリアではないということは、そちらの方がコンセンサスになっております。  

森岡正博

1997-06-16 第140回国会 参議院 臓器の移植に関する特別委員会 第7号

そして、これも脳死判定への疑問という極めて高度の科学技術的な理由と、もう一つはその方がたくさん臓器が取れるだろうという功利主義的なもの、科学と功利主義的なものと、あとは文化的なもの、不信感、こういうもののすべての総合によって脳死概念を捨てようということが今出ております。

向井承子

1997-05-19 第140回国会 参議院 本会議 第26号

なぜこのように臓器移植と関係のない人に対してまで脳死概念を導入する必要があるのですか。  この法律案臓器移植に関する法律案ですから、臓器提供の意思を有する人に対してのみ脳死を適用すれば足りるのであって、その範囲を広げて脳死一般を規定することは臓器移植法案守備範囲を超えることとなるのではないかと思います。これでは臓器移植法ではなくて脳死法になってしまっているのではないかと思います。  

関根則之

1997-03-27 第140回国会 参議院 法務委員会 第5号

というのは、こういう刑法が規定されたとき、生命保護法益ですけれども、そのときに脳死概念というのはなかっただろうというふうに私は思うわけなんです。今、脳死という問題が出てきた。そうすると、これを、生命保護法益をどの程度と見るか。やっぱり脳死というのは、もう実際は限りなくその生命保護法益というものがゼロに近づいていっている状態ではないかなと思うわけなんです。

大森礼子

1996-07-12 第136回国会 衆議院 厚生委員会 第31号

移植のための便宜的な死の概念脳死概念の導入でこういうことが促進されていったわけです。そのような文化を私たちは認めるべきではないと思います。私たちの体のそれぞれに価格がつき、売買されることを許していいのでしょうか。  アメリカのアンドルー・キンブレル氏は、一九九三年に「ザ・ヒューマンボディー・ショップ」という本を出しまして、その中で、アメリカ臓器の値段も含めて報告しています。

松本文六

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