1985-05-13 第102回国会 参議院 補助金等に関する特別委員会 第7号
そういうことで自治体が自分で判断して給食をやるかやらないか、あるいはどういう給食をやるか、例えば郷土食を食わせることが非常に教育上いいんだということでもう脱脂ミルクなんかやめて、牛乳をやめて郷土食を食わせるようにするところがあるかもしれない。あるいは国際的に、姉妹都市があるからその姉妹都市の物をもらってあるいは交換してそれを教育に使うというところがあるかもしれない。
そういうことで自治体が自分で判断して給食をやるかやらないか、あるいはどういう給食をやるか、例えば郷土食を食わせることが非常に教育上いいんだということでもう脱脂ミルクなんかやめて、牛乳をやめて郷土食を食わせるようにするところがあるかもしれない。あるいは国際的に、姉妹都市があるからその姉妹都市の物をもらってあるいは交換してそれを教育に使うというところがあるかもしれない。
それから保育所の関係でございますが、保育所につきましては、児童福祉法に基づきまして児童保護措置の経費が国から交付をされておりまして、これでは父兄負担の関係がございまして、現在のところは脱脂ミルクの給食が行われておるところでございます。
いまの学校給食の現状、それに対する対策、それから日本学校給食会というものがありますが、この際、従来の脱脂ミルクを扱うというふうなものでなく、学校給食は、この大臣の所信にもありますように、「調和のとれた人間の育成を期する重要な教育活動」である、これをどういうふうに処していくかということを、時間がございませんので、それぞれ簡単にひとつ係のほうから御説明を願って、納得いくようなものをいただきたいと思うのです
これは税法とも関連いたしますが、特に沖縄の乳幼児の、子供たちの健康に重大な影響のある牛乳が沖縄では十分でありませんので、脱脂ミルク、粉ミルクが非常に大事になってまいります。この粉ミルク、脱脂ミルクに対する特別措置の要請が出ておりますが、それに対する……この三つを。 たいへん失礼でありますが、防衛庁にも問題提起をしましてお答え願いたい。
たまたま当時は米というものが足りなかったから、やむを得ず外国から小麦をもらってパン食に相なり、脱脂ミルクというものを持ってきた。
○政府委員(木田宏君) この日本学校給食会につきましては、特殊法人の整理というような問題を機会に、いま取り扱っております脱脂ミルクの取り扱い量が少なくなったならばやめていいのではないかというような御意見が出たことは御承知のとおりでございます。
したがいまして、現在計上されております情緒安定食の範囲内でも、五日に一回ぐらいはいわゆる脱脂ミルクでございますが、程度のものは支給できるという計算になっておりますので、そういう方向でいま具体的なものを考えております。
というのは、学校給食用の脱脂ミルクの不適格品として烙印を押されたものを、非常に業者は競争してほしがっておると思うのです。これはかつて横流し等が行なわれたとき、元来がこれは飼料なんですから、だから飼料としてほしいところがたくさんある。したがって、不適格品というものは、この用途外使用に決定されたものは、そういうところからの希望というものが非常にあると思うのです。
これが現在脱脂粉乳になっておりますが、この脱脂粉乳を指定いたします場合、それを受けまして、この指定物資を、「日本学校給食会法第三条第二項に規定する学校給食用物資は、次に掲げる乾燥脱脂ミルクとする。」と規定しまして、その第一号に国産品、第二号が輸入品でございます。
その文部大臣の指定する物資として現在は乾燥脱脂ミルクが指定をされておる。しかし、この乾燥脱脂ミルクの中には輸入品がございます。その輸入品の中には非常に適格品でないものがある。そういう観点で、それが食品衛生法の立場から全部にわたって検査をしていただくならば、それにもちろんゆだねてよろしいわけでございます。
また、この脱脂ミルクにつきましても、栄養価値は十分認めながらも、どうして子供たちにもつと親しんで飲ませるかということについては、私たちも各学校に参りまして、先生方の非常に苦心しておる姿に全く感激しておるものであります。そういうように大ぜいの人たちの協力の中で学校給食が進められておる。ところが、従来もこの脱脂ミルクにつきましては問題がありました。
それは脱脂ミルクのみならず、われわれの家庭におきましても、いまや二重がまも相当使う料理が出てまいっております。給食が現在のところいろいろ不平不満がたくさんございますが、その中の一つには、調理そのもののじょうずへた、そういう問題が一つございます。
これはやはりなま牛乳でなければ子供の栄養にならない、そういう栄養学的なところからきておるわけですけれども、これを何とか全国の児童生徒に、あの脱脂ミルクでなしになま牛乳というものを無償で配付する、そういうこと私は研究してみてはどうかと思うのです。この点についての御所見を承っておきたい。
すなわち、それによってアメリカの小麦、大豆をはじめ、鶏から卵、飼料、くだもの、脱脂ミルクに至るまで、国内に流れ込んできております。そのため、政府の農業白書によりましても、国内農産物の自給度は、三十七年度の八四%から三十八年度には八一%と急速に低下しております。しかも、政府の中期経済計画なるものは、これをさらに急速に低めることを計画しております。
特に昭和三十九年度は、このミルクを飲ませるということを政府として進めていると思うのですが、その中で生乳の問題と脱脂ミルクの問題とがあると思うのですが、少し経過を御報告していただきたい。
それから、なお児童生徒教の減・それから脱脂ミルクの減、そういったような諸要素がございまして、前年度に比べまして、約十三億円の減ということになっているわけであります。なお、補助単価は、これは脱脂粉乳に対しましては、百グラム四円でございまして、文部省予算に計上いたしておりますのは、脱脂粉乳に対する百グラム四円の分が計上されているわけであります。
したがって、私は本脱脂ミルクの給食の一歩前進の措置については、文部省当局の努力、政府の施策につきましては、賛意を表するものでありますが、さらに文部当局としては、就学以前の幼児についても、あるいは勤労青少年の健康管理の問題についても、単に学校教育というワク内の施策のみでなくして、青少年の健全な心身の発達を育成してくという角度に立って、まず第一に考えられるべきことは、一日も早く国の責任において、学校給食
本法で脱脂ミルクを全国的にやる、これも決して恐いことではなく、歓迎さるべき一つの前進した措置だと思うのですが、たびたび私が本委員会で指摘しますように、ただアメリカが、ここ二、三年の間に脱脂ミルクがかなりアメリカに余剰になってきた、だから日本はまだ給食が十分実施されていないからこれを買いなさい、それはありがたいという形で、一つのアメリカの余剰物資のはけ口的な方向でこれが実施されるということでなくして、
ただ実際の問題といたしましては、脱脂ミルクをアメリカから買いました際に、買って参りますと、日本へ参りましてから、あるいはその途中におきまして不良品が出て参ります。その不良品を売らなくちゃならないわけでございます。これは農林省の指示のもとに、農林省の指示のある業者に入札でもって学校給食会が売ります。したがいまして、そこからそれの売り上げ代金というものは必然に物資経理へ入って参ります。
もう少し眼を大にして、諸外国の例等を見ながら、四十億出してアメリカから余りものの脱脂ミルクをもらって安く配給すればそれで事足りるというのではなくして、義務教育無償の原則を受けた学校給食であるという立場であれば、国が、父兄とともに、心身の健全な育成の責任という観点から学校給食を求められているのであります。 そこで、時間がありませんから次に進んでいきます。
限度額と言おうが、負担金と言おうが、たとえばアメリカから脱脂ミルクを購入する、その実費はきちんと出ていますね。それから輸送費も出ておる。その輸送費は距離にかかわらず日本学校給食会が均一に持つ、こうおっしゃっていますね。だから、地方に行った場合には、ミルクを例にとると、実費でいわゆるアメリカから購入したときの値段外渡されておるわけですね。
——脱脂ミルクくらいくれたんでは明るい社会性なんか伸びませんよ。私はそういう点を考えておるかどうかということを聞いたわけですが、何かこういう点で構想がそれならばあるというならばおっしゃっていただきたい。今のようなパンフレットを配ります、新聞も出します、そんなことでもっていろいろな事情で窮屈な学校給食をやっている現状というものは決して発展しませんよ。何かあったらお聞かせ願いたいと思う。
差額金というもうかった金はどういうふうに処理するか、もし次の年の脱脂ミルク購入費にこれが充てられるとするならば、次の年の購入費はちゃんと予算でもって不足ないように計上されるはずなんです。その購入費に充てるというだけではその処分方法がまことに妥当でないと思うのです。やはりそれだけ残っていくわけなんです。
脱脂ミルクを使いまして、小中学校全員の給食の実施をするという形は、当初概算要求にはございませんでしたが、与党の政務調査会の方面からの御要望もあり、それに啓蒙されまして追加概算要求をいたしまして、その結果、大蔵省との予算折衝が最後に至りまして妥結を見まして、要求を正式に予算案の中に繰り込んで、御審議願うといういきさつでございます。
○長谷川(峻)委員 ただいまの数字を確認いたしますと、アメリカの脱脂ミルクが五十六円七十銭、国内の脱脂ミルクとすれば二百六十円、なま牛乳の場合は三百八円、こういうことを確認するのですが、これから割り出しまして、国庫補助あるいは父兄の負担を軽減させるという問題になってくるかと思いますので、私はこの数字だけを確認いたしまして、これら国内のなま牛乳、国内の脱脂ミルクを使う場合、アメリカのものと比較した場合
ミルクの場合に、小学校は三十七年度に一週五回飲ませて、アメリカの脱脂ミルク一回が一円六十二銭、三十八年度の場合は、三十四億円の国庫補助がついた関係から、一回の父兄負担が六十一銭ということになり、中学校の場合は八十二銭、こういう数字が出ておるのであります。
というのは、この学校給食会法の中に今度政府の方から必要な物資の供給に要する経費を補助するという建前をとって、脂脱ミルクとうたわずにこういうふうな抽象的な言葉でもって出してきたから、今後脱脂ミルクだけではなくていろいろなものも学校給食会を利用して補助するという建前をとっておるのかどうか、こういうふうな質問をしたのですが、かえって次官からは、そうなってくると、将来のことを考えてくれば学校給食会なんということは
それはこの給食会法の一部改正を見ましても、この中には脱脂ミルクをくれるとかあるいはこのために四十億の金を出すとかというふうなことはない。
脱脂ミルクを扱っておるからとか、学校給食会を通して脱脂ミルクの配給をするのが都合がいいからとか、あるいは三十二条に、今まで事務に要する経費を補助するということが出ておるから、従って給食に必要な補助をすることは差しつかえないというような点から、給食会法だけで間に合わせておるというのですが、やはりこれは学校給食法という親の法律に、厳として国が施設だけでなくて給食そのものにも予算の範囲内で補助をするというような
○小林(信)分科員 私の言うのは、今度の新しい計画にのっとって、全国的に全部脱脂粉乳を飲まされるわけですが、そういう中で、私のところは牛乳があるから牛乳を飲ませる、補助金はその脱脂ミルクの補助金の一円でもよろしいというようなところがあったら、それが適用できるかどうかということを聞いているわけなんです。
○前田(充)政府委員 なぜ学校給食にミルクを飲ませるかというお尋ねでございますが、学校給食におきまして、これは昭和二十一年、終戦後すぐやって参ったわけでございますが、最も安くて最も栄養がある、それには脱脂ミルクが非常によろしい、こういう考え方でミルクを採用しておるのでございます。
○前田(充)政府委員 今度全面的にやります脱脂ミルクの場合に、生牛乳を使ってもいいかどうか、まずその問題が一つあるわけであります。その問題については、私ども生牛乳を使うことは差しつかえないと思っております。 それから補助金の問題でございますが、生牛乳というのは、すでに三円七十銭の補助があるわけでございます。従って、その三円七十銭の補助でいきたい、一応かように考えております。