1963-03-25 第43回国会 参議院 予算委員会第四分科会 第1号
また、歳出のうちのおもなるものは、保険給付費四百十二億六千八百万円、労働福祉事業団出資金二十億六千九百七万三千円、保険施設費五億六千五百六十九万円、業務取扱費三十二億八百九十四万五千円でありまして、保険給付費のうちには、けい肺等じん肺及び脊髄障害等長期傷病給付費が含まれております。また保険施設費のうちには、産業災害防止対策費が含まれております。
また、歳出のうちのおもなるものは、保険給付費四百十二億六千八百万円、労働福祉事業団出資金二十億六千九百七万三千円、保険施設費五億六千五百六十九万円、業務取扱費三十二億八百九十四万五千円でありまして、保険給付費のうちには、けい肺等じん肺及び脊髄障害等長期傷病給付費が含まれております。また保険施設費のうちには、産業災害防止対策費が含まれております。
この保険給付費のうちには、けい肺等じん肺患者及び脊髄障害等重篤な患者に対する長期傷病給付といたしまして、十二億九千七百八十五万九千円が含まれております。なお、労災病院等の施設を設置運営するため労働福祉事業団に対して行なう出資並びに交付に必要な経費といたしまして、十八億二千二百八十五万一千円を計上いたしております。
また、歳出の主たるものは、労働君災害補償保険給付費の三百九億七百万円でありますが、この給付費のうちには、けい肺等じん肺患者及び脊髄障害等重篤な患者に対する長期傷病給付費といたしまして十億五千七百七十二万二千円が含まれております。
第二に、以上のような長期傷病者との均衡をはかるとともに、外傷性脊髄障害等重度の身体障害者に対する対策といたしまして、療養開始後三年以内に症状が固定した場合でも、半身不随、両手、両足の切断、両眼失明等、労働能力を百パーセント喪失した障害等級第三級以上の重度の身体障害を残す者については、従来の一時金による障害補償費にかえて長期給付金である障害補償費を支給することとしたのであります。
これらの御意見を参考といたしまして、今年中にけい肺外傷性脊髄障害等に対する根本的な改正法案については、その成立を急ぎたいと考えておるわけでございます。
これはほかの社会保険あるいはいろいろな社会保障制度におきます国庫負担の均衡との関係、また直接には国と蘇り業主の負担区分、もう一つはけい肺その他外傷性脊髄障害等を起しますような企業の正種類の事業主の負担とその他の一般の労災保険に加入しております企業の負担――と申しますことは、一般の労災保険でそういったものも保険料としてある程度カバーすべきではないか、こういった点も相当検討を要すると存じます。