1985-11-27 第103回国会 衆議院 外務委員会 第2号
○堂ノ脇政府委員 お答え申し上げます。 ブラジルにつきましては、一九八三年に豪雨災害がございまして、ブラジルの南の方にございます三州が被害をこうむったわけでございます。 また、メキシコにつきましては、ことしの九月十九日に大きな地震災害がございまして、メキシコ市自体に大変な被害が及んだということでございます。
○堂ノ脇政府委員 お答え申し上げます。 ブラジルにつきましては、一九八三年に豪雨災害がございまして、ブラジルの南の方にございます三州が被害をこうむったわけでございます。 また、メキシコにつきましては、ことしの九月十九日に大きな地震災害がございまして、メキシコ市自体に大変な被害が及んだということでございます。
○堂ノ脇政府委員 委員御指摘のとおり、中南米諸国は累積債務問題で苦しんでおりまして、特にブラジル、アルゼンチン、メキシコ、ベネズエラが大口債務国でございます。その中にございましてブラジルが確かに兵器輸出を行っているということは、私ども承知しております。
○堂ノ脇政府委員 国により、いろいろ事情が違うと思います。しかし、全体的な傾向から申しますと、むしろ軍事政権から民主政権への移行が最近顕著でございます。
○堂ノ脇政府委員 ただいま詳しい数字は持っておりませんが、承知しております。
○堂ノ脇政府委員 先ほど大蔵省からも答弁がございましたとおり、デット・サービス・レシオが非常に高いのが中南米の累積債務諸国の特徴でございますが、そういうことも配慮して、昨年のロンドン・サミットでも言われました多年度リスケ、多年度債務繰り延べという考え方も逐次採用されまして、メキシコ、ベネズエラ等について一年ごとの支払いの額が大き過ぎる分について多年度にわたる、数年間にわたる一挙の繰り延べということの
○堂ノ脇政府委員 委員御指摘のとおり、中南米地域、特に中米地域は現在紛争の最中にございますが、その根底にございますのは、やはりこの地域の経済的な発展のおくれ、社会的不公正といったものがございますわけで、この地域の安定、発展のためには、まずそういったものの克服が大事であるということを私どもも認識しておりますし、国会等の場でも大臣からもいつもお答えしているとおりでございます。
○堂ノ脇政府委員 この機雷封鎖の件につきましては、我が国も海洋国家でございますので、一般的な船舶に対する危険という点から、懸念の表明はアメリカに対して行っております。
○堂ノ脇政府委員 中南米地域には三十三カ国ございます。
○堂ノ脇政府委員 ホンジュラスに対しましては、従来から円借款を初め、いろいろな有償、無償の技術協力などを行っておりますが、ニカラグアにおきましては、御承知のとおり七九年に政変がございまして、その後内政の安定化に努力をしているという状態でございます。
○堂ノ脇政府委員 中米に対する我が国の経済援助でございますが、やはりこの地域の経済的なおくれというものが政治的な不安定化の大きな要因となっておりますので、そういう観点から、この地域の経済発展、民生向上等にこれまでも協力してきているわけでございまして、ニカラグアに対しましても、一昨年でございますか、人道的な見地から水害援助というものを行っております。
○堂ノ脇政府委員 お答えいたします。 ニカラグアの機雷封鎖に関しましては、機雷自体をいかなる状況のもとで、だれが、どのようにして設置したかといった点については、依然として明らかになっていないわけでございまして、ただいま先生がおっしゃいましたような報道とか、そういうことを言われる方もございますけれども、アメリカ政府自身はそのようなことは否定しているわけでございます。
○堂ノ脇政府委員 先ほど運輸省の方からもお答えございましたとおり、日本側としてはアジアポート構想につきましては既に研究を行っているわけでございまして、ブラジル側からは、このアジアポート構想について引き続き日本側も関心を示してほしいという意向が表明されたということでございます。
○堂ノ脇政府委員 お答えいたします。 我が国にとりましては、食糧あるいは鉄鉱石などの基礎物資の供給の確保あるいは輸入先の多元化ということに役立つわけでございますし、またアジア諸国にとりましても、その輸出の拡大といった面で非常にプラスになる面があるのじゃなかろうかというふうに考えております。
○堂ノ脇政府委員 このような総理の演説に示されております日本政府の考え方は、アジアポート構想に対する関心、それから引き続き、この問題につきましてブラジル側と話し合っていきたいという姿勢でございます。
○堂ノ脇政府委員 この問題につきましては、我が国ばかりじゃなく、イタリア、フランス、ドイツ等西欧諸国も類似の問題を抱えておりまして、はるかに人数も多いということもございます。 そしてまた、先生御指摘のように、その行方不明者たち、八千名から一万五千名とも言われておりますけれども、その行方不明になった過程で非常な残虐行為があった。
○堂ノ脇政府委員 ただいま先生御指摘のとおり、ペルーも穏健な非同盟諸国の一員としましてコンタドーラグループの作業を支持しております。
○堂ノ脇政府委員 お答えいたします。
○堂ノ脇政府委員 今回の輝潮丸の損害がもしあるとしました場合、その損害が果たして機雷によるものかどうか、また、機雷はだれが敷設したものか、果たして外国の政府に国際法違反の行為があって、それに対して抗議をするとか損害賠償を要求するとか、そういうことが必要になるかどうかということによるのだと思います。したがいまして、現在の段階では実態がわからないということで何ともお答え申し上げられません。
○堂ノ脇政府委員 ただいま申しました輝潮丸は四月十二日にニカラグアを出港しておりまして、予定よりも一週間くらいおくれたわけでございますが、今月末、日本に帰ってくるということでございまして、運輸省の方でこの具体的な状況その他聴取をされるというふうに聞いております。損害の点についてはまだ聞いておりません。
○堂ノ脇政府委員 アメリカ政府に対しましては、在京大使館を通じまして、一般論として機雷の敷設によって航行を脅かされるということは、我が国も海洋貿易国家でございますから、非常に我々としては懸念している、そういう懸念の表明は行っております。
○堂ノ脇政府委員 ただいま先生の御指摘になりましたニカラグアのゲリラでございますが、ニカラグアにおきをしてはサンディニスタ政権に対してこの政権が民主的な政権でないということから、かつてはサンディニスタ政権に同調した者たちの中から反乱軍が形成されて、そしてニカラグアの国境でこのサンディニスタ政権に対してゲリラ活動を行っているということでございます。
○堂ノ脇政府委員 セントクリストファー・ネイビスについて簡単に申し上げますと、この国はカリブ海にございまして、広さは淡路島の半分ぐらい、人口は四万三千人余りでございます。言語は、元イギリスの植民地でございますので、国語が英語ということになっております。簡単でございますが……。
○堂ノ脇政府委員 先ほど先生の御指摘ございました中南米の諸国でございますが、エルサルバドルに対しましても、人道的な立場から水害援助は八二年にも行っております。ニカラグアに対しても同様でございまして、ただ開発援助は、最近は紛争中でございまして……(矢山委員「やってないでしょう、ニカラグアは」と呼ぶ)公的にできないということで、両方ともやっておりません。