1961-12-05 第39回国会 衆議院 運輸委員会 第12号
それから過去のことなんでございますが、この工場が電車の単能工場として初めから発足したのは、東海道を中心にして電車の工事量というものがふえるという予測の上であり、しかもあの地区は、従来は関東地区に比べましたり、関西地区に比べますと、電気の供給量が非常に少ないということであったわけですが、これは佐久間ダムによって、この中部地区の電気の供給力というものは十分補強して、あり余って関東地区にも送っておるわけです
それから過去のことなんでございますが、この工場が電車の単能工場として初めから発足したのは、東海道を中心にして電車の工事量というものがふえるという予測の上であり、しかもあの地区は、従来は関東地区に比べましたり、関西地区に比べますと、電気の供給量が非常に少ないということであったわけですが、これは佐久間ダムによって、この中部地区の電気の供給力というものは十分補強して、あり余って関東地区にも送っておるわけです
○関説明員 単能工場が能率的であり経済的であるということについては変わりはございませんが、しかしそれでは単能工場主義でもって徹底できるかと申しますと、ただいま申しましたように、単能にいたしました場合には、ある程度同一車種がかたまらなければだめだということになりますので、同じ種類の車がそろうような車輌の需要が非常にたくさんあるところはいいのですが、そうでない場合は、先ほど申しましたように、回送距離その
○穗積委員 それからもう一つ、この合理化案をわれわれが受け取って検討するために伺っておきたいのですが、いわゆる国鉄内における工場の考え方としては、従来いろいろな調査会等での結論を見ましても、単能工場の方が合理的である、種々雑多な種類のものを総合的に——総合的という言葉が適当であるかどうか、専門語としては私存じませんが、それよりはむしろ単能工場の方が能率的であり合目的的であるという結論のようでございますが
これによりまして今後の動力車その他車両の計画を見まして、能率よいところの単能工場とか総合工場とかいうふうにしまして、できるだけ二重投資を少くしまして、将来の近代動力車の保守に入ったらどうかということを今目下検討中でございます。