1948-06-03 第2回国会 衆議院 財政及び金融委員会 第32号
自由販賣タバコは御承知のように浮動購買力を吸收するために賣り出されておるのでございますが、これが價格を決定いたしますときには、國民の負担能力はもちろん、その品質において適正なる價格とすること、やみタバこの防止に役立たせ得る定價とすること等を、十分に考慮する必要があるのでございます。
自由販賣タバコは御承知のように浮動購買力を吸收するために賣り出されておるのでございますが、これが價格を決定いたしますときには、國民の負担能力はもちろん、その品質において適正なる價格とすること、やみタバこの防止に役立たせ得る定價とすること等を、十分に考慮する必要があるのでございます。
そういうふうなことと併せて考えまして、供給量を増すこと、それから工場の復旧等によりまして製造能力を増すこと等々から、量が殖えれば割合に供給力が増すことによつてコストが下るという面も考えられます。そういう面から將來は、できるだけ配給タバコについては安く供給でき、また配給タバコの量を増すことができるように努力はいたしたい、かように考えております。
この檢察官と司法警察官との関係におきましては、先般も御説明申し上げました通りでありまして、私共の方の考えといたしましては、警察制度が御承知のように非常に分化いたしましたために、警察力というものは一時以前よりは弱体化するのではないか、そのために警察の犯罪捜査能力に非常な影響を與えるものではないかということを、私も懸念いたしておる次第であります。
しかも現在までに建設済の大部分は、自力建設能力のあるものの範囲を出ないのでありまして、ほんとうに地獄のような生活をいたしておる戰災者、引揚者その他いわゆる生活困窮者、さらには將來の引揚者等によつて増加する住宅難を考えますとき、われわれは深刻の度を通り越した住宅難から、いろいろな好ましからざる社会惡の発生することさえ心配いたすのであります。
自由販賣たばこは、御承知のように浮動購賣力を吸収するために賣出されておるのでありますが、これが價格を決めますときには、國民の負担能力は勿論、その品質に慮じた適正な價格とすること、闇たばこの防止に役立たし得る定價とすることなどを十分に考慮する必要があるのであります。
これはなぜ反対したかと申しますと、例えば政府がああいうような、この説明書にも國民の負担能力は勿論、その品質に應じて適正な價格にする。
即ち自由経済によつて各自の経済能力を十二分に発して、そうしてその各自の力量、努力によつておのずから経済が動いて行くというところに立ち至ることが経済の目標、理想であるとも考えておるのでありまするがこれは國家の必要からして統制をいたしまして、そうして行つて行くということになるのであつて、従つて経済の統制をして行くという場合においては、相当経済統制に関するところの、何といますか、執行官というものの経済に関
愼重に、そうして十分な能力を以てやりたい、かように考えるのであります。
それからもう一つ、私は実際問題について疑問をもつのは、なるほど檢査所というのはできておる、それは中央に一箇所あるわけでありますが、これが地方に分布されました場合に、はたして不正藥剤であるかどうかを発見する能力はだけがもつか、こういう問題であります。これは不正肥料の取締りの問題と同じようになりますが、各府縣に昔は肥料檢査官というものがおりました。
これについては次の機會に兩院の事務總長なり關係の方にでも來ていただきまして、實情を聽いた上で——これは印刷能力の問題もありましようし、速記者の數の問題、待遇の問題、經費の問題、いろいろあると思うのですが、これは各常任委員會からもこの點については強い要望がありますので、法規委員會として取上げていただきたいと思います。
なお地方自治体警察費支弁の財源交付について、昭和二十三年度よりの自治体警察に関する運営諸般の経費は、その自治体において支弁すべきよう内示があつたのでありますが、現状のごとき地方自治体財政状態にては、とうていその能力はありませんので、その財源として國税の一部委讓を受けまして、あるいは地方分與秘の増額をお願いいたしまして、これらの経費を賄いたいというのが請願の趣旨であります。
ただこの際、木村さんの御質問から少し離れておりますが、御了解を求めたいと思うことは、大分経済査察廳法案について誤解が含まれておると思うのでありますが、本法案を國会へ提案いたしました理由の根本的な問題は、先ほど米の問題についてもお触れになつたのでありますが、いかなる範囲内においてやみを取締り、いかなる範囲内においてその能力が及ぶかということは、その限界がきわめて困難な問題であります。
次は第三章、訴訟能力、被疑者に関する規定を取入れましたほか、現行法通りであります。 第四章の弁護及び補佐につきましては、本章中弁護人制度に関する改正の要点は、次の六点であります。 第一は三十條第一項の規定であります。被疑者の弁護人選任権であります。
そこでまず証拠能力に関する規定を説明いたし、その後で証拠調べに関する規定について一言申し述べたいと思うのであります。 その一つは自白の件であります。これは三百十九條であります。新憲法は強制、拷問または脅迫による自白、不当に長く抑留または拘禁された後の自白の証拠能力を否定しているのであります。
第二の質問といたしまして、第十三條の「正当の理由がなければ」とはどういう場合かとの質問に対しましては、施設に收容能力があるにもかかわらず、経済上不利であるため拒絶するというような場合であつて、その判定は社会通念でおのずから定まつてくるとの答弁がありました。第三は、管理表の遺骨保管の義務年限についての質問に対しましては、それは個々の寄託の條件によつて異なるとの答弁があつたのであります。
その中の給與水準という問題で、昭和二十三年一月における官廰労働者の給與は二千九百二十円であるべきものと認めるということを書き、同時に他方において、この水準を改訂して來たいろいろの原則の中に、財政上特に一月から三月の政府の支拂能力の問題を十分考慮してこれを決定しておる。この点は加藤労働大臣も、この報告書の二千九百二十円は一月から三月のものであるということを、加藤労働大臣は認めておられると思う。
殊に從來の理論においても、宣誓した上の証言と、宣誓しない証言との間には、証拠能力、証明力等において法律上何ら、差異はなく、宣誓せざる証言のみを証拠として有罪を認定することも可能であつたことを思えば、或る種の証人に対しては宣誓させてはならんという理由が極めて乏しいと言わなければならないのであります。
地方の出先機関を地方に委讓いたしまして、その費用を負担する能力が今ございましようか、それにつきまして何かお考えでもお持ちでございましようか。これだけ一つ附加えて伺つて置きたいと思います。
眞に必要止むを得ざる程度において有能なる者、能力のある、そうして廉直な人は採用してもよろしい。警察から採用する場合においては余り地位の低い者は困る。即ち巡査、或いは巡査部長といつたような低い者は困る、こういう要望も出ておるのであります。
更に折角会債で財源ができましても、資材、工事能力の点で行詰まるようなことはないかとの質問に対しましては、現在予算で見込んでおる数に対しては、資材の面及び工事能力の点では大丈夫であるとの答弁かありました。
されてもそれのみで有罪を認定するに足る程度の証拠態力、証拠價値、信憑を有するか 4、病状 イ、被告及び弁護人より裁判所へ病状申告の状況 ロ、被告が相当看守、医師、面会者へ病氣について訴えた状況 ハ、裁判所、相当看守、面会者等の外面的観察による被告の病氣の程度 ニ、医師が被告を診察、治療(投藥、その他)の状況結果 ホ、医師より裁判所えの病状報告の経過 ヘ、右医師の能力
生産力そのものが多くの被害を受けたのみならず、実在する生産設備も段々朽廃して参りまして、本当に今立上つて、直ちにこのままの状態で國際経済市場に競争能力を持つかどうかということになれば、多分の危惧を持たなければならないと思いまする。
これを予算書として國会に提出するためには、現在印刷能力が著しく低下しておる関係上、可なりの日数を要するのでありまして、詳細なる予算書を印刷完了いたしまするには、どんなに急いでも一週間では印刷ができないことを心配いたしております。
米國の判例によりますと、戰爭のために徴用された者の父親が、苦役のためにむすこが監禁されたのは不法だということで、人身保護令状の請求をしたというような例もあるというふうに聞き及んでおりますので、この人身保護の令状、すなわち命令の手続は、強力な効果的なものでありますから、これが濫用を防止するために、拘束が不法であるかどうかということについて、法律上並びに事実上の判断の能力を有する者、あるいは責任ある者というような
ところが、統制をやる上については政府には能力の限界があるということも事実である。政治力にも限界があるし、國民の民度にも限界があるし、また日本の経済力にも限界がある。こういう点から見て、限界があるのであります。その限界を認識して、適当な範囲に合理的にやるということが大事だろうと思います。