2011-01-27 第177回国会 参議院 本会議 第2号
アメリカ、ロシア、フランス、韓国では大統領選挙が執り行われ、中国では胡錦濤体制から次の指導者へと体制が変わります。また、金正恩氏への権力の継承を進めている北朝鮮では二〇一二年を強盛大国の大門を開く節目の年としています。
アメリカ、ロシア、フランス、韓国では大統領選挙が執り行われ、中国では胡錦濤体制から次の指導者へと体制が変わります。また、金正恩氏への権力の継承を進めている北朝鮮では二〇一二年を強盛大国の大門を開く節目の年としています。
二〇一二年というのは、実は金正日が七十歳になる年でもありますので、そこからは後継問題というのも本格化しなきゃいけないときであろうと考えられますし、しかも、二〇一二年で、中国の方の今の胡錦濤体制は終わります。
来週には新しい人事も決まっていき、五年後にはポスト胡錦濤体制というものが視野にも入ってくるわけでございます。国対のお許しを得て、私も日中友好議連の事務局長として日中国交正常化三十五周年の記念レセプションへ行ってまいりました。大変いい雰囲気で、前総理が劇的にこの日中関係好転させていただいたなということを実感してまいりましたが、一方で東シナ海に見られるような問題もまだ残っております。
それが意味するところは、農民税に頼らなくても中国の経済はもうやっていけると、あるいは今の胡錦濤体制が非常に権力を掌握してきたというような背景があるのかなとは思いますが、しかし農民税を廃止しただけで中国の農業問題解決するわけではない。ここは質問をしませんから大丈夫でございます。
これは、天安門事件の後に孤立状態に追い込まれたときに、鳴りを潜めて黙々とやりましょうということだったんですけれども、最近この胡錦濤体制になってから後ろの方に、やることはやるというところを非常に重視し始めておりまして、国内のいろんなそういった国際問題の専門家であるとかそういった世論の方も、もう黙っていないで権益を主張するところはしようと、これが今日の日本との摩擦なんかにも出てきていると。
特に、中国が最近、エネルギー戦略、これは江沢民下当時から大変なエネルギー戦略を組んできておりまして、今、胡錦濤体制もかなりエネルギーに対しての言わば最重要課題というような位置付けをしておりまして、近年の中国の資源保有国との要人往来、少し調べてみましたら、一九九九年、これは江沢民のサウジアラビア訪問というのがありまして、これは経済協力が既に合意されたというようなことがその時点ではあります。
例えば、胡錦濤体制の一番重要なそのブレーンの、支えているのは言うまでもなく党中央弁公庁ですね。党中央弁公庁の主任の人なんかは非常に大事な方だろうと思いますし、あるいは党中央の政策研究室、これは中国の共産党の基本的な政策を決定するその文書を作る、つまりそういう方針を作っていく非常に大事なところですが、中央政策研究室がありますね、そこの主任とか副主任とか、こういう人と会うとか。
もう一つ、私の方から、やっぱり日本と中国の方、これから友好というよりも胡錦濤体制の方はどういうふうに見ていこうかと。皆さんの方は今、胡錦濤というと去年の九月ですね、江沢民の方がリタイアして、昨日かおとといの新聞の方はまだ江沢民の方は二年間ぐらいを発言権があるという記事になっていますから、中国と日本と違いまして、中国の方はあの人はこの席離れるとすべて全部パアというところですよ。
彼の方からじゃなく周りの方は、これは、胡錦濤体制の発想というか構想は、日本に対して少し姿勢変わっていこうと。なぜというと、今皆さん見ているところ、江沢民と比べると、日本に対して十分、今、胡錦濤の方は柔軟性を持っているというところですよ。やっぱり、なぜといって、中国共産党のところよりも中国共産主義青年団の方は、私の方から見れば柔軟性を持っている、私はその経験者だから。
また、胡錦濤体制が発足してからも、日中首脳による相互訪問は一度も行われていません。第三国における国際会議の際に首脳会談を行っているとはいっても、相互訪問を通じて友好関係を構築する見通しは立っていません。 良好で信頼できる日中関係があって初めて六者協議を初めとする多国間の枠組みが機能し、北東アジアの平和と安定が達成されます。恐らく中国も同じ認識を有しているのではないでしょうか。