2021-03-23 第204回国会 参議院 財政金融委員会 第5号
胃がんの粗死亡者数でございますけれども、先ほど委員御指摘のように、昭和四十三年以降、この粗死亡者数につきましては年間五万人前後で推移をしておりましたが、平成二十五年においても約四・九万人でございましたけれども、その後は減少に転じまして、最新の令和元年の粗死亡者数については約四・三万人となっているところでございます。
胃がんの粗死亡者数でございますけれども、先ほど委員御指摘のように、昭和四十三年以降、この粗死亡者数につきましては年間五万人前後で推移をしておりましたが、平成二十五年においても約四・九万人でございましたけれども、その後は減少に転じまして、最新の令和元年の粗死亡者数については約四・三万人となっているところでございます。
○秋野公造君 ということは、ピロリの除菌の保険適用がなされてから一五%胃がんで亡くなる方が減ったということでありまして、国立がんセンターが高齢化を背景に胃がんで亡くなる方はまだまだ増えるといったような予想を大きく覆す形で保険適用は大きな成果を上げたということだろうと思いますけれども、ここについても、胃がんに係る医療費は年間約三千億円と言われておりますので、単純な計算はできませんけれども、三千億円のうち
同様の観点から、私、平成二十三年の一月、胃がんの原因はピロリ菌ではないかということで、政府にそれを認めていただいたことで、胃がん予防のためのピロリ菌除菌の保険適用、平成二十五年の二月二十一日に実現をしたところでありますけれども、それまで四十年間、我が国はどんなに頑張っても胃がんで亡くなる方を五万人から減らすことができなかった。
私の知人の東大の中川准教授によると、国立がんセンター中央病院の四月から十月までの胃がんの手術、昨年百五十三件から今年は九十件、四一%の減少、東大病院でも四三%の減少ということになっています。相当遅れている、これやっぱり診断が遅れているということだと思います。 これも、例えば一立方センチメートル十億個の細胞があるわけですよ、十億個。
じゃ、ふだんかかっている患者さんがちょっと胃がんが心配だからとやってくれよと言って、これは必要だねと言ったら、もうそれは全部認められるのか等、保険適用に関するこの根幹が狂ってくる話なんですよ。だから、曖昧ではいけないですよ、こういうの。 私は、手術予定者さん、あるいは出産予定者の方とか、それ全例やるの私はいいと思うし、病院の判断でやっているところは多いですよ。
反対に、実は、有効な治療法がないそういう疾患、例えば胃がんなんかそうなんですけど、それで、ただ、患者数はとても多いので検証的な臨床試験は全然できるんですね。そういう疾患には実はこの条件付早期承認制度は認められない、患者数が多くて検証的試験ができるわけですから。
リキッドバイオプシーによって、胃がんや肺がんなど切除可能ながんの七〇から八〇%をこれは検出できるということです。非常にこれ有効性もあるというふうに思いますが、厚労省はこれ、リキッドバイオプシーの研究は進めると過去に答弁されておりますけれども、がん検診の中にこれを含めることについては、死亡率の減少にどこまで効果があるか分からないということで、非常にこれ否定的でした。
それから、胃がんのガイドラインは、十八人の委員のうち十八人とも受け取っている。それから、二〇一九年の大腸がんのガイドラインは、二十五人のうち二十一人が受け取っています。
資料四見ていただきますと、この東北師範大学の中国赴日本国留学生につきましては、昭和五十四年から百十名ずつの中国人留学生を我が国で受け入れる事業を文部科学省の方で御支援をいただいたということでありまして、大変質が高くて、資料五ページ目見ていただきたいと思いますが、この東北師範大学、私、北海道医療大学の浅香正博学長と一緒に出版をいたしました「胃がんは「ピロリ菌除菌」でなくせる」という本を向こうの方で翻訳
胃がん検診の胃部エックス線検査、先ほど、バリウムを飲んで検査するについては国立がん研究センターの研究において死亡率の減少効果が示されておりまして、これを踏まえ、有識者による検討会で議論を行った結果、国が定める検診の際の検査方法としてこれが取り上げられていると、こういう経緯はあります。
これだけの公費を使って果たして国民のがんの死亡率の減少、そして早期発見と治療、こういうことに値するほどの費用対効果があるのかどうかが問題でございまして、とりわけ、胃がんのバリウム検査というのは間接撮影で〇・六ミリシーベルトの被曝量があります。 健康な方がエックス線被曝によって受ける害とがんの発見のベネフィット、これを相対的に評価する費用相対効果という、この分析をされていますでしょうか。
○国務大臣(加藤勝信君) 今委員御指摘の胃がん検診、いわゆる胃エックス線の検査に関するコーホート研究が三種類だと思います。
胃がんに話を戻したいと思いますが、先ほど保険適用の後にピロリ菌の除菌が順調に行われているといったことを申し上げました。その質を保つためには、新たな抗菌薬の開発とか胃酸分泌抑制剤、こういった開発なども必要なわけでありますけれども、耐性菌を出さないということも重要であります。 資料二、一枚目の裏側を御覧いただきますと、カラーで色刷りをしております。
資料一にお示しをしておりますけれども、平成二十三年の二月、私は、北海道医療大学の浅香正博学長の御指導の下で、胃がんの原因はピロリ菌ではないかということを質疑をさせていただきまして、国がそれを初めて認める答弁も行っていただいたこともあって、その後の対応というのは極めて迅速でありまして、平成二十五年二月、このピロリ菌の除菌、適用を慢性胃炎まで拡大をして保険適用ということになったものであります。
今日、最初にバリウムを使用した胃がん検診について、厚労省を中心にその費用の関係などお尋ねをいたします。 私ども国会議員も毎年健康診断受けておりますけれども、我々の健康診断、この間ありましたけれども、胃の検査は入っていなかった、胸部のレントゲン検査はございましたが。
バリウムを使用した胃がん検診に関わる地方団体の負担額の年額、年間総計の御質問でございますが、このバリウムを使用した胃がん検診を含みますがん検診に要する経費につきましては平成十年度に一般財源化をされてございまして、つまり国庫補助金が廃止されておりまして、そういったことで把握をしていないところでございます。 なお、地方交付税の算定におきまして、厚生労働省のデータなどに基づいて積算をしております。
一枚目の右上にピロリ菌の本を載せてございますが、これは浅香正博北海道医療大学長とともに出版をいたしました「胃がんは「ピロリ菌除菌」でなくせる」と、その本が中国語訳をされまして、東北師範大学でテキストとして、そして赴日においてもテキストとして活用をされましたが、この赴日予備校については日本語で講義が行われました。
ところが、日本ですと、私が例えば胃がんの手術をした方が風邪でも水虫でも私のところに来るというようなことが実際珍しくないんですね。皆さんも、例えば床屋さんに行くときに、やはりなれたところに行った方が何か安心感がないですか。それが、そのなれたところがなくて、急にぼんと総合病院に行くものだから、両方困っているわけですね。
数段下がっていただきますとヘリコバクター・ピロリの感染症がございますけれども、今ヘリコバクターが胃がんの原因であるということは周知のことでございまして、もし我々がヘリコバクターがあればすぐ治療するわけで、私ももう既に除菌しておりますけれども、どうして喫煙に関してはそれができないかということは、やはり医師としては疑問に思うところでございます。 次のページをお願いします。
また、人口動態統計によると、近年急増している肺がん死亡数が一九九八年に初めて、日本で最高であった胃がんを抜いてしまっている、がん死亡の首位となった。さらに、たばこによる疾病や死亡のために、一九九三年には年間一兆二千億円、国民医療費の約五%が超過医療費としてかかっていると積算され、社会全体では、先ほど言及いたしましたが、四兆円以上の損失があると推計されております。
例えば、先ほど胃がんのところで申し上げましたけれども、例えば長期の入院が必要だったものが入院が短縮をしたとか、大きな手術が必要だったものが手術が必要なくなったとか、こういったようなことがGDP上マイナスの要因と計算されることはないでしょうか。そういうことになりますと、こういった医療とか介護とかの進歩を見誤ることになりかねないかということを懸念をします。
胃がん予防のためのピロリ菌の除菌、保険適用になりましてから五年ということであります。胃がんの原因を国会でピロリ菌と認めていただきまして、原因として認めていただけるならば、薬の効能書きに書いてください、保険適用にしてくださいということで実現をしたものであります。 一番上のグラフを見ていただきますと、我が国は、四十年間にわたり、胃がんで亡くなる方を五万人から減らすことができませんでした。
他方で、このピロリ菌の持続感染は胃がん発症のこれは最大の原因である、こういう認識はもう確定していると言っていいんだろうと思いますが、逆にそのヘリコバクター・ピロリ抗体陽性者に対して除菌を行うことによって胃がん死亡率減少効果があるかどうかということに関しては、いまだ科学的に明らかになっていないのが現状であります。
これまで、総理始め外務大臣、多くの関係者の下に、歩みの中に、二〇一六年九月五日に行われた日中首脳会談で、日本側から五つの協力分野を提起して、両国関係の肯定的な面を拡大するということに一致をしましたが、実はその一週間後、私は中国の東北師範大学にて日本の医療政策についてという特別公開講座を担当する機会を得まして、胃がんとピロリ菌の関係、そして、日本においては保険適用の後に胃がんで亡くなる方が僅か四年で一割
先ほど、中国においても胃がん対策を進めていただくということでお願いをさせていただいたところでありますが、平成二十五年二月二十一日に、胃がん予防のためのピロリ菌の除菌、保険適用となりまして、僅か四年で一割の方、胃がんで亡くなる方が一割も減ったと。
例えば、私、当選をしてからずっと取り組んで推進をしてまいりました胃がん予防のためのピロリ菌の除菌、保険適用まで行ったわけでありますけど、こういったもの。胃の粘膜をかじって、それを顕微鏡で見て、それを今までデジタルで送りますと例えばピロリ菌などは見えなかったわけでありますけれども、8Kの技術を使いますと、例えばピロリ菌もかっちり見ることができます。
胃がんで〇・一%、肺がんで〇・〇四%、大腸がんで〇・一八%、子宮頸がんで〇・〇七%、乳がんで〇・三一%という状況です。五大がんは受診者の方が非常に多い、百万単位です。での結果がこういう状況なんですね。是非、こういう仕組みがあるということを私は御紹介したいと思っています。
胃がんで約三九%、乳がんが約一九%、それよりはるかに高いわけですね。それと、進行が非常に早いのも大きな特徴です。あっという間に症状が重くなる。ですから、冒頭申し上げた甘利先生は極めてレアケースで、幸運なケースだったというふうに聞いています。 ですから、早期発見が非常に重要で、ステージ一から二の段階の手術であれば、仕事や家事への復帰はほぼ一〇〇%、そして日常の会話や生活にも不自由はありません。
例えば、がんのお薬であれば、昔は胃がんに効く薬、大腸がんに効く薬というように臓器別だったんですけれども、どこの遺伝子が悪いからということで、全く違ったお薬を臓器が別であったとしても使われるような、そんな世の中になってきておりますし、先ほどありました認知症につきましても、このゲノムを解析というものが今まさに世界中で行われております。
そして、感染、いわゆる転移を防ぐという形のオペをしますが、胃がんの場合は、脱いで切っちゃっても、服を着ちゃえば見えません。しかし、口の中のがんは、ここに大きな傷跡が、ブラック・ジャックみたいな傷跡が残りますから、実はその後の社会復帰が物すごく大変になります。 ですから、口の中のがんというのは、本当に早期に見つけて、部分切除、区域切除だけで終わらせてあげる。
平成二十七年度の受診状況につきましては、四十歳以上の職員のうち一般定期健康診断においてがん検診に係る検査を受けた者は、肺がんに係る胸部エックス線検査が三九・七%、胃がんに係るエックス線間接撮影検査が三六・二%、大腸がんに係る便潜血反応検査が四〇・八%となってございます。
しかしながら、例えば日本人に多い胃がんの受診率は、二〇一六年で四一%となっておりまして、いまだに五〇%に届いていない状況は御指摘のとおりでございます。