1975-02-27 第75回国会 衆議院 社会労働委員会 第5号
そうして上葉肺ですかこれを切除した、その後また胃潰瘍で手術した、そしてまた十二指腸潰瘍で手術した、しかし急性肺虚脱で呼吸困難で死んでおる。これは当時の病気と関係ないから、何回この老人がこれを申請しても全部却下、いまだにこの申請が続いている。そして、これが四十八年七月十日これまた棄却と決定した。これはもう三回ぐらい上告をしておるのです。
そうして上葉肺ですかこれを切除した、その後また胃潰瘍で手術した、そしてまた十二指腸潰瘍で手術した、しかし急性肺虚脱で呼吸困難で死んでおる。これは当時の病気と関係ないから、何回この老人がこれを申請しても全部却下、いまだにこの申請が続いている。そして、これが四十八年七月十日これまた棄却と決定した。これはもう三回ぐらい上告をしておるのです。
しかし抑留されていて、肋膜になって、それから肺結核になって、しかもそれが全部認められて、三十二年に上葉肺を切除して、そしてもう休も弱って、胃も手術して、そうして結果が急性肺虚脱で死んだ。それならば、これは急性の肺虚脱であって結核ではないということでだめなんですね。手術するときに同じような病気がもうすでに前からあったのだ、それほど衰弱していたのだ、この辺まで当然考えられませんか。
○島本委員 この案件は、二十一年に抑留地で肋膜炎になった、二十三年に帰国した、二十八年に肺結核になり、ずっと療養所生活だった、三十二年に上葉肺を切除した、三十四年に胃潰瘍の手術をした、そして三十五年に十二指腸の手術の際に急性肺虚脱で死亡した、この死因は急性肺虚脱であり、認定しておった肺結核とは関係がない、こういうようなことで、これは公務に起因するかしないか、ほとんどこれはもう紙一重、疑わしきはとるかとらないか