2004-04-26 第159回国会 参議院 決算委員会 第10号
これは、地元からは非常な御要望があったりするわけでございますが、例えばけい肺病院でございますとか、過去におきましてはそれなりに非常に大きな役割を果たした病院がございますが、時代の変遷とともに役割を終えたところもございますし、今御指摘のように、経営的にも非常に厳しいところがあるわけでございますので、そうしたところにつきましてはできる限り他の地方の自治体なり民間なりにそこをゆだねるということにいたしまして
これは、地元からは非常な御要望があったりするわけでございますが、例えばけい肺病院でございますとか、過去におきましてはそれなりに非常に大きな役割を果たした病院がございますが、時代の変遷とともに役割を終えたところもございますし、今御指摘のように、経営的にも非常に厳しいところがあるわけでございますので、そうしたところにつきましてはできる限り他の地方の自治体なり民間なりにそこをゆだねるということにいたしまして
○稲葉(誠)分科員 大臣、栃木県の鬼怒川にけい肺病院ができましたね。前からあったのですが新築されまして、私も前々から患者の方にお見舞いかだがた参っていろいろお話をずっと聞いておりまして、大きな関心を持っておるわけでございます。 そこで、いろいろお尋ねをいたしたいことは、現在、日本じゅうにどのくらい、病院に入っている方、それから在宅の方がおられるのか。
こういったところを、どこでもいいですから、専門病院として、白ろう病の専門病院だ、こういうように――たとえばあの鬼怒川のよろけ、けい肺病院、あれは鉱山の訴えからずっとこれだけ確立したわけですから、したがって、厚生大臣に伺う前に、せっかく林野庁の長官がお見えになっているものですから、とても私の方では、建てようともしないし、お願いするといったって大蔵省はうんと言わないだろうし、でなくたって、局を外せ、営林署
○草川委員 おっしゃるとおりだと思いますが、その資料は、たとえばけい肺病院、労災病院の入院患者の中だけでも調べようと思えば簡単に調べられると私は思うのです。
こういう問題は、将来、地域医療とか僻地医療とか老人医療等々があるだろうが、たまたま鉱山に残る病院だということを考えると、けい肺病院の診療所的なものに公的病院として切りかえていくというような考え方もぼつぼつ出てきたわけです。
いわゆるけい肺病院。前例があるとかないとかごてごて言っておられたのですが、ついに厚生省の良識は、このなおらないという業病を職業病に指定すると同時に、その病人の方々を、せめて生き延びる命だけは長くしてあげようというので専門病院をつくりました。それをつくるという声が出ましたら、とたんに地方自治体もそれじゃ土地は寄付しましょうということになった。
私はけい肺病院をつくったほうです。御案内のとおり自分の郷里につくりました。これは労働者はじめ、大蔵省その他の御協力を得たことについては感謝しています。いま満員ですが、御存じですか。第一種だけで収容し切れませんよ。一種、二種、三種、四種とございますけれども、永久になおらないのですよ。しかも、認定していただこうにも労働者以外は認定できないんですね。そうでしょう。
そこで私どもは、観点はやや別なんでございますけれども、たとえばけい肺病院に入院しておる患者が、これはまれでございますけれども、肺葉切除などの手術を行なって、活動性の結核がなおったというような方々が一応退院されるという場合がございます。
わが国でもあまり発達していない部分だというふうに伺っておりますが、そこで、労働省といたしましては、特に労災患者につきましては、リーアビリテーションが非常に重要でございますので、小倉にございます九州労災病院と、それからただいまお話がございました鬼怒川のけい肺病院に試験的にリーアビリテーションの施設を設置すべく、三十四年度の予算で所要経費を計上したような次第でございますが、それらの施設の運用を今後適切にして
と申しますのは、殷鑑遠からず、けい肺病院と銘打って作ったけい肺病院にけい肺患者が入らない。潜水病専門にやる労災病院として作ったその病院には潜水病の患者が入っていないという実態が出ておるのです。従って、厚生省はメディカ・ルセンターをお作りになる、ガン・センターをお作りになる、成人病センターをお作りになる、一体これらの問題の関係はどうなるのだということなんです。
たとえばけい肺病院でございますとか、そういう特殊な病院がございますので、個々の病院の独立採算ということを徹底いたしますには、かなり無理な事情がございますので、事業団といたしましては、一本に経理するという建前で、そういったやむを得ない赤字の病院についても適正にこれを見て参りたい、こういう考えで運営をいたしておるような状況でございます。
以上のような理由におきまして、審議会の意向を十二分に参酌できなかったことは、まことに残念だと存じますが、しかしながら、すでに昨年八月をもって療養給付が打ち切られ、そうしてまた、休業給付が打ち切られて、悲惨な状況に追い込まれつつあるけい肺患者が、あちこちのけい肺病院に相当数あるというこの事実は、放任することができませんので、やむを得ない事情といたしまして、私どもはここに、審議会の十分な御意見の拝聴をせずして
実は二、三日前、私は鬼怒川のけい肺病院を見に行ったのでありますが、その際、能見参考人にもそこでお目にかかったわけですが、やはりそこで患者さんの訴えを聞くと、やはり給付が少いということ、それから、先ほど大矢委員からも言われましたけれども、五年では足りないだろう、もっと延長すべきではなかろうかという御意見がありました。これは、すべての患者さんがそれを訴えております。その通りであります。
○大矢正君 私も、いろいろ鬼怒川のけい肺病院もおたずねして、御説明を受けたり、あるいはまた、それ以外の方々ともお会いして、勉強さしていただいているわけでありますが、確かに基本的な考え方として、法律が制定をされる当時考えられたように、病状というものは、固定をしても、これは決して治癒するものじゃないという考え方は、今日もなお間違いではないと、私は思いますけれども、しかし、医学の進歩、それからまた、ある程度
ところが、医学の進歩か、あるいは人間の体力がそれだけ強まってきたのかは存じませんけれども、今、鬼怒川けい肺病院あるいは北海道のけい肺病院等におられる入院患者をながめてみましても、当時の私どもの予想が狂って参りまして、五年間の期限が切れても、なお相当療養しなければならぬし、また、休業補償をもらって、生活のかてにしなければならぬという人々が比較的多いように私は思のですが、そういう立場から考えてみると、この
○政府委員(堀秀夫君) ただいま申し上げましたのは、中部労災の分院を設置する予算になっておりますので、なぜこれだけ特例的に認めたかという点について、私は御説明申し上げたわけでございまして、けい肺病院は、これは一般の方針と違って、どんどん作る、こういうことではございません。この点につきましては、よく厚生省、その他ともお打ち合せをいたしまして、考えていきたいと思っております。
そこで、現在でも、鬼怒川けい肺病院のほかに、労災病院の中のブロックの大病院につきましては、大体五十ベッド程度のけい肺の収容施設を付置いたしておるわけでございますが、そのほかに、一般方針といたしましても、実は労災病院は、最近、この数年ぐらい前までは、各所に新設がきわめて多く、その内容の充実という点がややおろそかになるきらいがあったわけでありまして、この数年は、一般の新設はしないという大体の方針で来ておるわけでありますが
一般の療養機関との間に紛糾を来たすようなことがあるから、お作りにならないということも前にお言いになったのですが、けい肺病院については、お作りになるわけですか、専門の。
○大矢正君 実は先日の新聞で、鬼怒川のけい肺病院の療養者が自殺をしたということが出ております。私どもはこの法律ができました当時から、実はこういう事態がなけりゃいいがなということを考えておったのであります。
○説明員(堀秀夫君) 今回、鬼怒川けい肺病院におきまして、お尋ねのような事件が起きましたことは、まことに遺憾に存じ、お気の毒に存じておる次第でございます。法律の問題については、今後けい肺審議会、その他関係の方々の御意見もまたよく承わりまして、将来の問題としてさらに研究したいと思うのでございます。
それから鬼怒川でございますが、けい肺病院につきましては、ここは特別に、けい肺の治療が医学上まだよくわからぬということで、その試験研究の診療も加えて一点単価を十二円五十銭としております。そのほかは、労災保険の診療につきましては、すべて甲地域、乙地域によって十二円五十銭、十一円五十銭でやっております。それから健康保険の患者につきましては、厚生省所定の健康保険単価でやっております。
自来国会のたびごとにけい肺特別法制定の要望の請願書が続いて参りまして、衆議院においても、十三国会から委員会において対策小委員会が設置せられて研究調査されて参りましたが、当院においても赤松労働委員長の当時、けい肺問題について調査し立法の必要があるということで委員会で取り上げ・けい肺病院の見学調査等が進められて参りました。
私は今から約二十五、六年前に初めて日本でけい肺というものを研究した人間でありまして、けい肺がどういう工合に結核と違うか、また結核と合併するものであるかということを北海道で炭鉱並びに鴻之舞鉱山で多数の患者あるいは坑夫について研究をした一人でありまして、その後その研究を持ってドイツへ参りまして、ドイツの鉱山並びにけい肺病院等を視察をして参りまして、帰って鉱山監督局に、その当時は鉱山局でありましたが、けい
私どもは、基準局なり、あるいはこれはけい肺病院の院長をしておられます大西院長等からも、従来は三年で基準法の給付が切れるので、転帰を実際に見つつ、五年ぐらいまでは何としても延ばしたい、療養なり何なりができるように延ばしたい、こういう御意見もございました。
○吉田法晴君 ほかにございませんければ、一つ政府に念のためちょっとお尋ねいたしたいと思いますが、実際に今までけい肺と診断され、あるいはけい肺病院等に入りました場合に、従来は三年でしたか、それがどのくらいの、何と申しますか、治療期間を要しておるのか。
その場合、診断の結果、けい肺になっておったという場合には、労災病院におきましては、その診断の結果をざっくばらんに申しまして、便宜療養給付の中に含めて扱うことにしておると聞いておりますが、今後もこのけい肺病院は、公益法人たる労災協会に委託経営をさせていますが、この公益法人たる労災協会をして、そういう場合に十分善処させる、こういう行政措置を講じたいと考えております。
○清水公述人 私は労使いずれでもありませんで、おそらくけい肺病院を経営しております労災協会をやっておりますような関係からのお招きかと思いますが、実はけい肺については専門家でありませんので、詳しいことを存じません。ごく大体のことを申し上げたいと思います。