1983-05-16 第98回国会 参議院 安全保障特別委員会 第4号
なお、奨学金等につきましては防衛庁におきましても、警察ではその部外団体と申しますか、財団法人等が学資の援助等を行っておられるようでございますけれども、私どもの方の防衛弘済会という部外団体がございますが、そこにおきましては、あるいは育英援護あるいは老齢父母の援護ということで、老齢の御父母におきましても、国からの援護を得られない、資格によりまして得られない方もおられますけれども、たとえば生計維持の関係がなかったとかいうことで
なお、奨学金等につきましては防衛庁におきましても、警察ではその部外団体と申しますか、財団法人等が学資の援助等を行っておられるようでございますけれども、私どもの方の防衛弘済会という部外団体がございますが、そこにおきましては、あるいは育英援護あるいは老齢父母の援護ということで、老齢の御父母におきましても、国からの援護を得られない、資格によりまして得られない方もおられますけれども、たとえば生計維持の関係がなかったとかいうことで
これにはいろいろなものがございますが、たとえば育英援護資金というのがございます。これは現在も国から出ておるわけでございますけれども、一定限度で打ち切られるということになっておりますので、それを穴埋めするという意味で防衛弘済会の方からそれの手当てをしておる、それを今回増額したということでございます。
これは財団法人防衛弘済会という法人でございますが、この弘済会の方々とも相談いたしまして、現在この団体の方から弔慰金あるいは老齢父母の見舞い金、それから育英援護の関係の資金等を支出をしていただいております。
育英、援護事業につきましては、前回御説明申し上げましたのと特に変っていることはございませんが、備考の方で特に問題の重点となっておりますところを付記したわけでございまして、明年度は高等学校の奨学生の拡充をはかりたい、大学につきましては単価を是正したい、まあこういう点に重点的のあることを付記したわけでございます。
日本貧しと雖も、志士仁人に愬えて、生徒の、殊に困つておる学徒の育英、援護について、もつて関心を持つて、文部省自身が積極的にこの機会に何らかの大きな運動を展開なさる御意思があるかどうか。それが私はこの問題の一番の根本だと思うのであります。この点について、文相の御決心を伺い、それによつて私共としても、委員会ができるだけの一つの協力をするということを御決定願いたいと思うのであります。