1965-05-11 第48回国会 参議院 文教委員会 第17号
これは今後の問題でありますが、ぜひ、育英会当局の非常な努力によって返還額がどんどん高まってきておるのでありますから、そのふえた返還額というものを積極的に貸与金のほうへ振り向けることができますように格別なお骨折りをいただきたいと、これが第一です。 それから、その次に貸与金の返還の問題であります。
これは今後の問題でありますが、ぜひ、育英会当局の非常な努力によって返還額がどんどん高まってきておるのでありますから、そのふえた返還額というものを積極的に貸与金のほうへ振り向けることができますように格別なお骨折りをいただきたいと、これが第一です。 それから、その次に貸与金の返還の問題であります。
そこで、私は一番遺憾に思いますのは、育英会当局の非常な努力、非常な苦心によって返還率が高まってきた。高まった返還率、それに相当する金額が育英奨学のために使われないで、政府の貸し付け金額を返還率の高まっただけ落としているわけですね。これで一体いいものかということについて非常な疑問を持っておるわけなんです。
この運用をずっとやってこられておる育英会当局としては、全日制高等学校の三%、定時制高等学校の二%、こういう数字はぜひとも飛躍的に数字を上げてもらいたいという、過去の実績から希望を持っておられると思うのですが、念のためにお教えをいただきたいと思うのです。
○野本品吉君 私はやはり今日まで回収の問題がこんなに委員会で論議をされなければならないほど貸与された学費の返還ということが行き詰まっておるということについては、従来いろいろ御苦労はなすっておったとは思いますけれども、育英会当局においても、多少いろいろな点において多少の手落ちがないでもないと私も判断しております。
この国の貴重なる育英資金の運用については、十分なる監督のもとに、しかも使う当面の育英会当局におきましても慎重でなければならぬ。そして公正でなければならぬ。あくまでも公明でなければならないと私は考えておるのでありますが、そういうことが行われておるように世上伝えられ、私も若干その実情を見聞をしておる立場の者であります。
○川島(金)委員 かなりの育英会当局の手心といいますか、そういつた問題がないとは言えない実情があるようでありますから、十分に政府は監督をする必要があるのではないかと思います。ついでに聞いておきますが、育英会の資金によつて今日就学しております学生の数というのはどのくらいありますか。
その他については、これは確かに考うべき点でございますから、私もよく育英会当局と話合つてみたいと思います。