1986-05-09 第104回国会 参議院 科学技術特別委員会 第7号
これは北大の農学部出身の村井博士というお方で、農水省の農業生物資源研究所に新しくできた分子育種部・形質転換研究室長に二年前に呼ばれて、ここの室長に就任をした。新しい分野の研究であります。この方が二年後に、とても日本では研究ができないということで再びアメリカに戻るということが出ておりました。村井さんだけじゃなくて、あとお二人の名前が載っております。
これは北大の農学部出身の村井博士というお方で、農水省の農業生物資源研究所に新しくできた分子育種部・形質転換研究室長に二年前に呼ばれて、ここの室長に就任をした。新しい分野の研究であります。この方が二年後に、とても日本では研究ができないということで再びアメリカに戻るということが出ておりました。村井さんだけじゃなくて、あとお二人の名前が載っております。
この植物工学研究所と農水省とが、六十年の一月十日から六十一年三月三十一日までの間、農水省の細胞育種部細胞育種研究室とが一体になりまして、稲の細胞融合技術についての共同研究を進めてきたと思います。
それから蚕の蚕育種部というのがございます。これはいままでにもそれから今後もこの蚕糸の研究の一番中核になります蚕の新しい品種をつくり出していく、あるいは古いものをしっかりと残していくというようなことをやらなければいけない。それから養蚕部ということで、これは蚕の養蚕そのものの全般にわたるもの。
いままでのてん菜振興会のあれで言うと、事務局に局長一名、次長一名、研究所に所長一名、育種部に部長一名、栽培部に部長一名、これが全部とられてしまう。いま主任研究員をそのようなかっこうにすると言うけれども、国家公務員に対する待遇はそういう職種と号俸で考えていかなければならない。それを待遇するなどと言っていては事が済まされない。この点どう考えるか、これをもう一回明確に答えていただきたい。
○津川委員 今度皆さんが配りました参考資料の中に、いままでてん菜研究所は庶務課、農場管理室、育種部、栽培部、育種部に三つの研究室、栽培部に二つの研究室があった。これを今度北海道農業試験場てん菜部に移す。業務科が一つ、いままであった試験研究室が五つ、こういうことになります。在来のてん菜研究所には、農場管理室には室長がおります。それから育種部には部長が一人おります。栽培部にも部長がおります。
主要試験は五十項目に及んでおりますが、そのおもなものは、柑橘部では、ミカンの早成栽培、ミカンの隔年結果防止、灌水、貯蔵などの試験、落葉果樹部では、カキ、ナシ等の品種地方適否試験、育種部では、桃、ミカン等の新品種育成の研究などが行なわれておりまして、ここでの試験研究は今日、果樹農業振興の観点から、きわめて重要な役割を果たしておりまして、今日まで相当な成果をおさめているようであります。