1995-03-17 第132回国会 参議院 農林水産委員会 第7号
○政府委員(入澤肇君) 先生のおっしゃることもわからないわけじゃないんですが、やはり森林行政の重点は、一つは木材の生産でございまして、やっぱり産業としての林業を確立しないと、育林投資とか自然の保護に対する投資とかなんかいうのはおろそかになってしまう。
○政府委員(入澤肇君) 先生のおっしゃることもわからないわけじゃないんですが、やはり森林行政の重点は、一つは木材の生産でございまして、やっぱり産業としての林業を確立しないと、育林投資とか自然の保護に対する投資とかなんかいうのはおろそかになってしまう。
先生御指摘のように、今回のような激甚な森林被害は、それまで長年にわたりまして育林投資をしてまいりました森林所有者の努力を無に帰するような形のものでございますので、林業経営意欲の低下が懸念をされるところでございます。
先生御指摘のように、今回のような立木の育成途上における被災は、それまで長年にわたりまして育林投資をしてきました経営者にとりまして、その努力を無にするようなものでございますので、また、この再生産への取り組みを失わせるようなことになりかねないという難しい問題もございますので、私どもそういった点を十分懸念をしながらこの対策に当たっているわけでございます。
宮城県でもあるのですが、一億ぐらい分収育林投資してもいいんだ、だけれども、我々がちょっと国有林の問題でお願いしても余り話聞いてくれぬという苦情があるんです。やはり地域の活性化ということを考えると、市町村もあるけれども、そこに住んでいる住民の要望というのを前向きに検討してもらいたいということもひとつ提案しておきたい。 それは、一つは国有林と民有林の交換分合の話です。
直接効果としてさらに具体的に申し述べますと、森林所有者あるいは林業関係者の直接享受する便益でございますが、収穫可能森林の増大、それから利用可能の資源がふえてくるということ、それから造林可能地の増大、治山事業の推進、さらには現地の山に行く場合の歩行労働の軽減、重労働からの解放の問題、さらには伐採搬出費の低減等生産歩どまりの向上、それから造林保育管理費等の低減、育林投資の促進等があるわけでございます。