2020-11-26 第203回国会 参議院 内閣委員会 第4号
このまま行きますと、三十年後には一人の現役世代で一人のお年寄りを支えなければならないという肩車社会が到来をしてしまうというわけでありまして、我々に残された時間は多くはないという状況であります。 今年七月の政府の骨太方針でも、公務員の定年引上げを進めるということはしっかりと明記をされておりまして、これは既定方針だと思います。
このまま行きますと、三十年後には一人の現役世代で一人のお年寄りを支えなければならないという肩車社会が到来をしてしまうというわけでありまして、我々に残された時間は多くはないという状況であります。 今年七月の政府の骨太方針でも、公務員の定年引上げを進めるということはしっかりと明記をされておりまして、これは既定方針だと思います。
ちょっと次のパネルを見ていただきたいんですが、この辺りもよく最近言われていて、皆さんの疑問に思うところだと思いますが、肩車社会という構造ですね。要は、賦課方式というのは今の現役の人たちが何人の高齢者を支えていくのかと。これが、かつて一九六五年は胴上げ方式ということで九・一人に一人の高齢者を支えていた。これが、二〇一二年、最近ですね、二・四人で一人を支えている、こういう構造だと。
支え手が激減し、肩車社会と言われる、現役一人が六十五歳以上の高齢者約一人を支える時代となったとき、現在の社会システムや働き方のままでは、現役世代は潰れてしまいます。 現在、日本では、百歳以上の方は四万八千人いらっしゃいます。平均余命で見ると、現在五十歳の方は、男性八十一・五歳、女性八十七・六歳まで寿命があります。人生九十年時代に社会システムが十分対応できておりません。