2020-03-31 第201回国会 衆議院 農林水産委員会 第10号
○江藤国務大臣 最近の和牛の全国和牛共進会の結果を見てみますと、例えば九州でも、大分あたりが部門でチャンピオンをとったり、長崎県が部門でチャンピオンをとったり、決して肥育頭数も規模も大きくないけれども、優秀な雌をつくったりするような優良事例がたくさん見られるようになってきました。
○江藤国務大臣 最近の和牛の全国和牛共進会の結果を見てみますと、例えば九州でも、大分あたりが部門でチャンピオンをとったり、長崎県が部門でチャンピオンをとったり、決して肥育頭数も規模も大きくないけれども、優秀な雌をつくったりするような優良事例がたくさん見られるようになってきました。
私は、今、今年の酪畜の審議は、御案内のとおり、TPP11、TAG、日欧EPA、あるいは子牛価格の高騰、あるいは和牛人気、いろんな側面がありますけれども、そういった新しい標準的酪農経営、まあ家族経営の適正肥育頭数は四十から六十だとも聞いています。その辺、何か、これからこういうふうにやっていきたいんだというような考え方はあるでしょうか。どなたでも結構です。
ただ、過去の十年を振り返ってみたときに、佐賀牛のブランドは確かに向上はしましたけれども、地元での肉用牛の肥育頭数というふうなものを見てみますと、JAの系統出荷の分の数字ですが、十年前で四万二千頭だったものが三万二千頭へ、一万頭減少しているというふうな厳しい現実がございます。 この頭数減少の原因は、言うまでもなく、高齢化などによる農家の減少というものがあるわけです。
北海道の肉牛の肥育頭数が二十五万六千頭ですけれども、このうちホルスタインの雄は九万二千頭と三六%を占めるんです。 TPPの大筋合意について、全国の畜産、酪農団体でつくる日本の畜産ネットワーク、非常に深刻な影響を受けると言っています。全国肉牛の事業組合は現場に報告する言葉が出ないと言ったんですよ。
この調べた地域での肥育頭数は約六千頭、うち和牛が千頭であとは乳用の雄牛主体の地域でありますが、今のところ和牛については成牛価格が堅調なため救われておりますが、生体七百キログラム、七十五万円くらいで売れると計算すると、但馬牛のような優良子牛は別として素牛価格四十万円が限界でありますとのことでもありました。
○三治重信君 非常によくわかったんですが、そうするとある程度の、何というんですか、乳の出る牛の肥育頭数をふやしたり規模の合理化をやれば半分程度ということになってくると相当競争力がついてきているんじゃないかと思うんです。
あるいはまた、全国開拓農協連の昭和六十年一月の肉牛肥育経営実態調査、平均肥育頭数百四十九頭の大型経営の乳用雄牛肥育農家四百九十二戸について調査したものによりますと、五十九年三月末、一戸当たり負債額が六千四百万円、五十九年度は約四〇%の農家が借入金償還後の収支がマイナスという見込みとなっている、こういう数字が報告されているわけであります。
乳雄をはじめ和牛につきましても、肥育農家が新たに肥育を始めるとか、あるいは継続をしている農家が肥育頭数をふやすということをやりましたために、それが順次ことしになってから枝肉として出荷をされております。そういうことがございまして、ことしは正確にはまだ予測できませんけれども、二割前後昨年より国内生産がふえるのではないかというように見ております。
○政府委員(桧垣徳太郎君) 現在までの和牛のといいますか、肉用牛の肥育頭数が減少したという事実、それからその減少の背後には、農業機械の導入というものの一般化、農村における労働力の減少、それから、畜産物の中でも、相対的に肉牛生産というものが、あるいは肉牛の肥育というものが、収益性に劣っておったということが今日の状態を招いたという御指摘については、私どもも全く同感でございます。