1973-06-27 第71回国会 衆議院 商工委員会 第35号
○板川委員 われわれも、肥料関係者から、長い間、対中国輸出は赤字で、出血輸出で、まあやらないよりいいが、実はたいへんな赤字だということを訴えられておったのでありますが、ことしの協定で、硫安関係が四二%、尿素関係が三二%、かつてない大幅な値上げを認めてくれた、こういう状況のようですね。特に中国の市場は輸出の七割というのですから、また輸出は国内生産の七割というのですね。
○板川委員 われわれも、肥料関係者から、長い間、対中国輸出は赤字で、出血輸出で、まあやらないよりいいが、実はたいへんな赤字だということを訴えられておったのでありますが、ことしの協定で、硫安関係が四二%、尿素関係が三二%、かつてない大幅な値上げを認めてくれた、こういう状況のようですね。特に中国の市場は輸出の七割というのですから、また輸出は国内生産の七割というのですね。
ところが我々の多年の肥料関係者の経験から見て、近頃では綿糸のごとき意外な事件によつて意外な暴落が来るということをあなたがたはどう考えておられるか。私の考えるところによれば、これは若し非常にソ連の行動がうまく行つて平和になれば、船賃が暴落します。そうすれば過燐酸なども殆んど三分の二に暴落します。かかる場合硫安においても、又その他の事情が発生する理由は多々あります。
化学肥料関係者からは硫安、窒素肥料等の工場では超過料金等は到底生産原価の面から支拂は困難で、標準料金即絶対的電気料金と考えなければやつて行けない、割当が十分でなくて事業の経営は電気によつて困難を極めている、よく世間では合理化合理化と言われておりますけれども、もう工場経営の問題は合理化の問題ではなく、電気料金の如何に移つて来たと思つておる、特に多量の電気を原料とするカーバイド工場のごときはもはや九州では