1969-07-03 第61回国会 衆議院 本会議 第55号
しかしながら、最近におけるわが国農業の実情及び肥料輸出市場の環境につきましては、なお当分の間、この法律の存続を必要とする状況にありますので、本案は、この法律を廃止する期限をさらに五カ年間延長することとし、引き続き肥料の国内需要の確保、価格の安定、輸出の一元化等、所要の措置を講じようとするものであります。
しかしながら、最近におけるわが国農業の実情及び肥料輸出市場の環境につきましては、なお当分の間、この法律の存続を必要とする状況にありますので、本案は、この法律を廃止する期限をさらに五カ年間延長することとし、引き続き肥料の国内需要の確保、価格の安定、輸出の一元化等、所要の措置を講じようとするものであります。
おまけに、わが国を取り巻きます東南アジアあるいは中近東など、わが国肥料輸出市場の中に大工場を建設しまして、そこで最新式の高濃度肥料の現地生産に乗り出してきております。最近それらの工場の完成が間近に迫ってまいりまして、製品を中共、東南アジアその他低開発諸国に輸出するのみならず、さらに余剰製品のアンモニア等を非常に安い値段で日本に売り込むべく激しい商社活動を開始しております。