1960-02-05 第34回国会 衆議院 商工委員会 第1号
これらの施策を確保するため、特に財政資金による誘導的補完的措置が必要でありますので、三十五年度においても電力、機械等の基礎部門、石炭、化学肥料等構造上の問題を含む産業部門、及び輸出産業等のほか、産業関連施設、新技術工業化等国民経済的に最も緊要度の高い部門、産業構造の高度化を促進する部門等に資金を重点的に投入することとしたのであります。
これらの施策を確保するため、特に財政資金による誘導的補完的措置が必要でありますので、三十五年度においても電力、機械等の基礎部門、石炭、化学肥料等構造上の問題を含む産業部門、及び輸出産業等のほか、産業関連施設、新技術工業化等国民経済的に最も緊要度の高い部門、産業構造の高度化を促進する部門等に資金を重点的に投入することとしたのであります。
また一方、繊維、石炭、肥料等、構造上の問題点をはらんでいる一部の産業部門に対しましては、適時適切に部門別の対策を講ずるとともに、過渡期における経済発展に取り残されがちな中小企業等に対しましても、適切な配慮を行い、今後均衡のある経済成長をはかることが肝要と存じます。この際特に留意すべきは、今後における財政投融資の国民経済全般に占める役割の重要性についてであります。
また一方、繊維、石炭、肥料等構造上の問題点をはらんでいる一部の産業部門に対しましては、適時適切に部門別の対策を講ずるとともに、過渡期における経済発展に取り残されがちな中小企業等に対しましても、適切な配慮を行い、今後均衡のある経済成長をはかることが肝要と存じます。この際特に留意すべきは、今後における財政投融資の国民経済全般に占める役割の重要性についてであります。