1983-05-10 第98回国会 参議院 農林水産委員会 第10号
そういたしますと、重要な肥料提供をいたしますいわゆる肥料産業自体に対して私どもがどう歯どめをかけていくのか、ここのところは真剣に考えてもらわなきゃならぬ。ただ法律はこれはなくなった方がよろしい。いまもうまさに空洞化をされた、こういう立場で簡単に打ち切られては、これはもうお話にならぬわけですね。さらに混乱が続く、価格問題にいたしましても。
そういたしますと、重要な肥料提供をいたしますいわゆる肥料産業自体に対して私どもがどう歯どめをかけていくのか、ここのところは真剣に考えてもらわなきゃならぬ。ただ法律はこれはなくなった方がよろしい。いまもうまさに空洞化をされた、こういう立場で簡単に打ち切られては、これはもうお話にならぬわけですね。さらに混乱が続く、価格問題にいたしましても。
これらの問題を推進するのには肥料産業自体の力だけでは促進はできないと考えます。
特にこの中で、ここに業者とうたつてあるが、私は最近の肥料産業労働組合から出た資料を見ても、全国合成化学工業労働組合から出た資料を見ても、現在肥料産業自体がかけ引をして価格をつくり上げておる点は全然ございません。これは少くとも在庫料によつても明らかである。われわれは中間配給業者の思惑なり何なりという点を、この決議案においてもいま少しく明確にする必要があると考えるものであります。
今後は肥料の価格は、今申し上げましたような、公定価格を廃止いたしますと、当然需給の関係でかわつて参ることに相なるのでありますけれども、肥料生産は御承知のように相当上昇の途をたどつておりますのみならず、肥料産業自体の合理化も着々進展して参つておりますこと等を考えますると、このたびの補給金を削減いたしました程度、つまり昨年の価格に比べまして、大体補給金を削減したものは七割くらいになるわけでありますが、この