2019-11-27 第200回国会 参議院 本会議 第7号
本法律案は、肥料の品質の確保及び肥料生産等に関する規制の合理化を図るため、肥料の原料管理制度を導入するとともに、肥料の配合に関する規制を見直すほか、肥料の表示基準を整備する等の措置を講じようとするものであります。
本法律案は、肥料の品質の確保及び肥料生産等に関する規制の合理化を図るため、肥料の原料管理制度を導入するとともに、肥料の配合に関する規制を見直すほか、肥料の表示基準を整備する等の措置を講じようとするものであります。
このことは当然必要なことだというふうに思っておりますけれども、この制度の導入によって肥料生産業者が過度に負担になって、生産あるいは管理のコストが上がっていく、そのことによって肥料価格に影響が出ないようにしていく必要があると思っておりますけれども、この原料管理制度が肥料価格に与える影響についてどのように考えているか、お伺いしたいと思います。
この原料、先ほどから確認させていただいておりますが、肥料原料の輸入に頼っているというところですけれども、ちょっと調べますと、世界的な肥料原価価格の高騰により平成二十年に日本の肥料生産が大きな打撃を受けたという歴史がありますが、これ、現在、肥料原料が我が国に対する供給に大きな問題というのは生じているのでしょうか。
こうした法律の意義や必要性は今も変わるものではございませんが、時代の変化に対応するため、農家のニーズに応じた肥料生産が可能となるように、肥料配合規制の見直し等を内容とする法改正を行うものでございます。
本案は、最近における肥料を取り巻く諸情勢の変化に鑑み、肥料の品質の確保及び肥料生産等に関する規制の合理化を図るため、肥料の公定規格に使用される原料についての規格を追加するとともに、届出により普通肥料と特殊肥料を配合した肥料の生産を可能とするほか、肥料の表示基準の整備等の措置を講ずるものであります。
六 題名を含めた抜本的見直しを内容とする本法について、肥料の品質の確保及び農業者のニーズに柔軟に対応した肥料生産等の推進の観点から行われるものであることを周知徹底するとともに、施行に伴い、農業経営の安定に資する安価で高品質な肥料の供給促進を図り、農業者への新たな負担や肥料の製造・流通段階での混乱が生じないようにすること。 右決議する。 以上です。
今回の改正案では、いわゆる現場のニーズに応じた柔軟な肥料生産などを進める趣旨で、肥料の配合に関する規制の見直しが盛り込まれております。具体的には、登録を受けた普通肥料、いわゆる化学肥料などと、届出された特殊肥料、これは動植物由来の堆肥等でございますけれども、これらを混合した指定混合肥料が、生産そして輸入できるようになります。
二 健全な国内の肥料生産基盤の確保に資するため、化学肥料工業の構造調整の一層の推進等を図るとともに、それらの成果が肥料価格に適正に反映されるよう指導すること。 三 化学肥料工業の構造調整の推進に当たっては、雇用及び地域経済に及ぼす影響を十分考慮し、雇用の安定と労働条件の確保に遺憾なきを期すること。
ただ、長期的に見ますと、開発途上国また社会主義国の肥料生産というものもかなりふえてまいっておりますし、国際的な需給展望といたしましては、長期的にはどちらかといえば緩和基調と見ていいのではないかというふうに思っておりますので、そういった傾向と、また国内におきます一層の肥料工業の合理化あるいは流通の合理化というようなことによりまして、なるべく低廉な肥料の供給ということに努力してまいりたいというふうに考えている
開発途上国なりあるいは社会主義国家での肥料生産というものもかなりふえてまいっておりますし、また将来におけるFAO等の見通しにおきましても、そういった緩和基調という姿が出ているというふうに思っております。
肥料におきましては、全農と肥料生産の業者の代表との間で六月と申しますか、あるいは四月くらいから六月までずっと交渉が行われておりまして、これは毎年の例でございます。六十一年の肥料年度、これは六十一年の七月から六十二年の六月にかけてでございますが、主要十品目の平均につきまして一〇・三%の大幅な値下げが行われたところでございます。
ところで、肥料の国内価格につきましては、全農と肥料生産業者が年間一本で価格を取り決めております。一方、輸出価格でございますけれども、国際市況に基づいて取引をされる。そういう意味で先生御指摘のとおり円高の影響を受けております。
これは先生御指摘のとおりでございますが、国内の価格といったようなものは、全農と肥料生産業者との取り決めによって行われることになっております。また一方、輸出価格につきましては、それぞれ国際価格に従いまして行われることになっているわけであります。
○長野参考人 やはりこの法律がありましたので、我々の肥料生産メーカーの立場におきましては安定した供給というのが合理的な価格でやってこれた、そのように思っておりますし、輸出価格と国内価格との乖離とかあるいは昨今輸入を少し入れたらどうかとかいろいろな話もございますけれども、我々としましてはこの法律があるために安定的な供給、それから合理的な価格といった肥料の供給ができたことは事実であろうかと思います。
○原田立君 こういう化学肥料生産用のタンクだとかあるいはその後製薬用に切りかえられたタンクとか、こういうふうなタンクは通産省が所管する事項だろうと思うんです。だけど、実際こういう事故が起きてしまうとこれは全く大変な話で、水に押し流されたということが原因ではありますけれども、一人の人が亡くなられた。人が亡くなるような事故がやっぱり繰り返されたのではならぬと思うんですよ。
しかし、こうした硫安業界のように一定の大きな資本を持ち、そしてまた、しかも、その硫安生産なら硫安生産、採算コストの面で考えて、肥料生産を一部やっているけれども、採算が合わなければいつ撤退しても構わない、極端なことを言えばそういう肥料業界の場合というのも考えられるわけです。 そういたしますと、例えば今後、硫安の生産は間尺に合わないからもう撤退しちゃうわというようなことが起こります。
五十四年以降はむしろ肥料生産メーカーの国際競争力の低下というようなことと相まって第一次の構造改善というものにまた取り組まなければならないような状況があった、そういう中で本法が果たす役割というものが結構大きなものがあったのではないか、こんなふうにも思うわけで、言ってみれば重点のかかり方の違いといいましょうか、そういうものがあったのではないかと思うのですが、その点について通産省、農林水産省、それぞれのお
したがって、輸出によって国内需要が制約されることなど考えられないと見る のが一般的ではなかろうかと思いますけれども、反面、構造改善の振興によって我が国の肥料生産が産構審の指摘するように内需に基盤を置いたものになってきた場合、海外援助は相当な額にも達しておりますし、政府が非常に熱心に進めているわけでございますけれども、そういう海外援助等によるいわゆるスポット的な輸出によって国内の肥料需要が一時的にしろ
さらにこうした中で、一部の工場におきましては、化学肥料生産の基幹的な生産部門に臨時雇用労働者が採用されるケースなども問題となって出てきております。したがいまして、この法律の延長が認められました後の運用に当たりましては、化学肥料工業に働く労働者、化学肥料を購入される農業がともども成り立ち得るような適正な価格が決定されるよう、特に配慮されるよう求めたいと存じます。
農業生産の基礎資材である肥料につきましては従来からその品質の保全に努めてきたところでありますが、近年における肥料生産の実態等にかんがみ、農業者が安んじて肥料を施用し得るよう、今回品質保全措置を一層強化することとしております。
○小島(和)政府委員 普通肥料につきまして、規格設定時におきまして、肥料生産に伴い当然ある種の有害成分が副次的に含まれてくるということが予想されるものにつきましては、規格の中におきまして「含有を許される有害成分の最大量」というのを定めております。今回植害。
○小島(和)政府委員 今回の改正は、一面において事務的な簡素合理化ということを含んでおりますが、反面において、最近の肥料生産の実態を踏まえまして植物被害等のおそれのあるような肥料につきましての品質保全を強化する、こういう面を持っておるわけでございます。
農業生産の基礎資材である肥料につきましては、従来からその品質の保全に努めてきたところでありますが、近年における肥料生産の実態等にかんがみ、農業者が安んじて肥料を施用し得るよう、今回、品質保全措置を一層強化することとしております。
次には、肥料、生産資材は硫安や過燐酸ができたけれどもべらぼうにもうけられる、とてもこれではかなわないからみずから共同購入しようということで購入が始まったわけであります。販売品は個々に売っていますと買いたたきがあってどうにもならないということで、共同で高く売ろう、これが産業組合当時の原則であります。
現在でも、人間の背中で種イモ、肥料、生産物を運搬いたしておる現況でございます。それにもかかわらず、コンニャクにかわる作物がないために、基幹作物として専業的に取り組んでおります。 これを裏づける資料として、多少数字を申し上げさせていただきます。 主要な産地の栽培状況を見ますと、ほとんどが傾斜地で栽培されております。
それで、まあ確かに従来輸出価格は安いという状況もあるわけでございますが、これは他国を見ましても、肥料生産輸出国といたしましては国内価格よりも輸出価格が安いというのが一般的になっております。
あるいは戦後におきます肥料問題、こういうふうな問題も、空中窒素の固定というような無から有を生み出すような肥料生産と、こういうふうなこともやはり科学技術の非常な私は進歩と、その大いな功績だろうと思うんでありまして、いまエネルギーが非常になくなっておりますこの日本におきまして、やはり私どもはこの難局をどう打開していくかということは、本当に一億の国民が英知をしぼって平和のうちにこういう問題を解決してまいりたいと
全体の化学肥料生産に占めます割合から見ますと、こういった粒状配合肥料の生産量のウエートは二、三%でございまして、うち経済連による分は約一%でございますので、全体的なウエートから見ますと非常に大きいとは言えないわけでございますが、ただ、高度化成肥料の中核をなします湿式燐酸につきましては、現在構造改善を実施中でございまするし、またいわゆる二次加工メーカーは先生御指摘のように中小企業関係が非常に多いわけでございまして