1948-11-04 第3回国会 衆議院 不当財産取引調査特別委員会 第9号
当時の事情が、ちようど肥料國営とか國管とかいう問題がやかましい時代でしたから、政府のものにして会社が一時借りて経営する、会社が委託経営したらどらか、こういう考えで実は進んだのであります。
当時の事情が、ちようど肥料國営とか國管とかいう問題がやかましい時代でしたから、政府のものにして会社が一時借りて経営する、会社が委託経営したらどらか、こういう考えで実は進んだのであります。
○田中(健)委員 しかし当時自由党内閣で、與党の自由党の森幸太郎氏が党議をもつて肥料増産決議案を、しかも緊急に上程しなければならぬ——もちろんわれわれも上程しなければならぬと思つたから、各派の共同提案にしてやつたのですが、しかし肥料増産決議案というのが、昭和電工、当時のあなたの会社と離れて、森幸太郎氏が党議をもつて各派共同提案でやろうじやないかということで、結局それは肥料國営にいくらかの関連性があるのですが
更に又肥料國営、電力國営の問題について、芦田総理大臣は到る処において社会主義政策は断じて行わんということを言明しておる。いわゆる原則において肥料國営、電力國営なるものは社会主義の理念である。このはつきりしたところの問題を、これを又更に調査会を設けて研究するということは一体何事であるか、國民を愚弄するも甚だしきものであると私は信ずる。