1951-03-14 第10回国会 参議院 本会議 第24号
このような場合を見ましても考えられますことは、昨年丁度肥料公団廃止のときに、今政府が考えられておる麦類の統制撤廃に際して言明されておると同様な確信を持つて言われたにもかかわらず、今や事態はこのような状態になつております。これら一連の政策は、政府に真に一貫した統一性のある政策がないという証拠であります。
このような場合を見ましても考えられますことは、昨年丁度肥料公団廃止のときに、今政府が考えられておる麦類の統制撤廃に際して言明されておると同様な確信を持つて言われたにもかかわらず、今や事態はこのような状態になつております。これら一連の政策は、政府に真に一貫した統一性のある政策がないという証拠であります。
御承知のように燐鉱石なりあるいはその他化学肥料の輸入の見通し等や、あるいは肥料公団廃止に伴いまする諸種の問題等も起きておりますし、御承知のように補給金も今年で廃止になるということで、特に例の過燐酸石灰のごときは、北海道においては現に運賃の関係上、従来の七割アツプのものが北海道は八割アツプということで、一割の開きがあるというようなことが重要な問題となつておる。
先般農林大臣に肥料公団廃止問題の当時、一体お前は商人系でどのくらい売れるか、こういうように聴かれましたのですが私はこれは四〇%はできると思います。かように私はお答えしたのでありまするが、略々その数字がこの秋肥三ヶ月間の実績においては完了し得たと思うのであります。尚我々の観察といたしましては一、二年後には約四分六の形にまでは行くのではないか、かように観察をしております。
肥料公団廃止にあたつての自由党の主張といたしまして、公団の廃止によつて肥料は余つておるのであるから、少くとも五割アツプくらいの価格に肥料は安定する、その価格は十分維持できるということを前提にして、われわれ肥料公団の廃止を主張して、また政府もこれに同意して公団の廃止ができたのである。
これらのことについて、本日大臣もお見えになつておりませんし、政務次官もお見えになりませんが、肥料について非常に精通されておる山添さんにお尋ねすれば、一番よくわかるのでありますけれども、山添次官に御答弁を願うことは適当でないから、あえてこの席で御答弁を願おうとは思いませんけれども、別の機会に、明日なり三十一日の日に、進んで政府から、この肥料公団廃止に伴う、以上申し上げたような点について説明されて、われわれを
(拍手) 次に肥料公団廃止後は、いかなる機構によつて、当面する金融問題をいかに措置せんとされるのかをお伺いいたしたいのでございます。今ここに申すまでもないことと思いますが、化学肥料の年間配給量は、昭和二十四年一月から十二月までに五百三十六億円、うち補給金が二百十四億円に達しております。さらに二十五肥料年度にあつては、増産と肥料値上りによつて約七百億円に達するものと見られておるのであります。
第二点の肥料公団廃止後における肥料金融をどうするかということ、これに対しましては、お話にもありましたように、何と申しましても農業協同組合を活用させることが適当であるかと考えます。今日肥料の配給に関しましては、その約八割は農業協同組合の取扱いになつております。
○池田國務大臣 肥料公団廃止に伴います金融措置といたしましては、まず第一には今あります肥料公団から買い上げてやる。そうしてこれからすぐ流す方法としては二通りあると思います。農業関係機関を通じて出す場合、それから一般製造から卸売、小売という一般商業関係で行つている場合と二通りあると思うのであります。農業の関係については御承知の通り農業手形でまかなう。
農林省畜産局の機構拡充に関する請願( 原田雪松君紹介)(第二八九二号) 陳情書 一 水害復旧耕地事業に対する国庫補助等の陳 情書(第二号) 二 土地改良事業に関する全額国庫補助の陳情 書(第四号) 三 肥料増配に関する陳情書 (第五号) 四 治山事業に対する国庫補助増額の陳情書 (第一二号) 五 農林水産金融の円滑化に関する陳情書 (第二一号) 六 肥料公団廃止
昭和二十四年十二月二十四日 水害復旧耕地事業に対する国庫補助等の陳情書 (第二号) 土地改良事業に関する全額国庫補助の陳情書 (第四号) 肥料増配に関する陳情書 (第五号) 治山事業に対する国庫補助増額の陳情書 (第一二号) 農林水産金融の円滑化に関する陳情書 (第二一号) 肥料公団廃止の陳情書 (第三二号) 主要食糧供出に関する陳情書 (第三四号) 治山治水対策に関する