2016-05-12 第190回国会 参議院 厚生労働委員会 第19号
昨年九月に発売されたハーボニー、これもインターフェロンフリー薬の一つで、一錠が八万円と大変高額な薬であることが大きな議論になっていますが、このインターフェロンフリー薬による治療を肝臓移植同様に自立支援医療の更生医療の対象とした場合、一定の前提の下、試算するとどういうふうになるか、伺いたいと思います。
昨年九月に発売されたハーボニー、これもインターフェロンフリー薬の一つで、一錠が八万円と大変高額な薬であることが大きな議論になっていますが、このインターフェロンフリー薬による治療を肝臓移植同様に自立支援医療の更生医療の対象とした場合、一定の前提の下、試算するとどういうふうになるか、伺いたいと思います。
このハーボニーは、この春の薬価改定で三割から五割値下げされるとはいえ、まだまだ高額な薬価であることはもちろん問題だと思いますが、このC型肝炎患者に対するインターフェロンフリー薬による治療を肝臓移植同様に自立支援医療の更生医療の対象としていない理由を明確に教えてください。
○政府参考人(藤井康弘君) 更生医療の対象となってまいります身体障害者手帳を所持されている方は、これ肝硬変の病態の進行等によります重度の肝機能障害がある方でございまして、肝臓移植あるいは肝臓移植後の抗免疫療法及びこれらに伴う医療が、これらの方々に対する障害の状態を確実に軽減をする医療として更生医療の今対象とされてございます。
○岡本(充)委員 時間が過ぎましたから終えますけれども、今の定義だと、肝機能障害を改善する根本的な治療となり得る肝臓移植をだから対象にしているんだと言いましたけれども、新しいインターフェロンフリー療法は、それに準ずる効果を生じると言っているんです。だからこそ、それも対象になる可能性があるのではないか、検討するべきだと思います。大臣、またよろしくお願いします。 終わります。
したがいまして、肝臓機能障害に係る更生医療におきましては、障害の軽減が確実に期待できる治療といたしまして、肝臓移植、肝臓移植後の抗免疫療法、それからこれらに伴います医療を対象としておりまして、そういう意味では、逆に、肝臓移植を除く肝硬変あるいは肝臓がんの治療につきましては、更生医療の趣旨にはなかなか合致をしてこないということで対象外となっておる、こういう状況でございます。
○塩崎国務大臣 御指摘の、神戸の神戸国際フロンティアメディカルセンターにおける生体肝移植を受けた患者の死亡例、これが多く存在していたという事案でございますけれども、現在、肝臓移植の専門家によって組織をされている日本肝移植研究会、今先生御指摘になられましたが、ここで調査を進めているというふうに私どもは聞いているわけでございます。
一人、二人の胆道閉鎖症の乳児をこのカードで発見することができれば、もし肝臓移植というようなことになれば、一人当たり七百万から一千二百万という高額な医療費がかかり、簡単にこれを超してしまうわけでありまして、費用の面でも挿入した方がよいということが言えるかと思います。
そういう状況の中で、例えば肝臓移植、腎臓移植もありますが、アメリカのいわゆるRTCですね、これに関して考えますと、日本の看護師と同等かそれより低い傾向にあると、年収が。非常に、ですから忙しい上に、低い賃金で縛られていると。この点についてまずいかがお考えであるか。 それから、勤務時間を調べてみました。規定の一・五倍であります。しかも、二十四時間オンコールです。大変な激務だと私は考えます。
今、日本で肝臓移植を待っていらっしゃる方あるいはその御家族のかなり多くの方がそういう御判断をされているので、一年間に五百件以上の生体肝移植というのがこの国の中で行われているわけでございます。 生体肝移植は決して今、日本の国の中で野放しに行われているわけではなくて、ガイドラインで規制を受けているわけであります。これはWHOが言うように法律できちんとしたルールをつくるべきだと私も思います。
先日亡くなりましたプロレスリング・ノア、三沢さんなんですが、ジャンボ鶴田さんが肝臓移植で亡くなってからずっと啓発活動に御協力長くいただきました。お別れ会は二万五千人の行列になったそうで、全国の方が知らない方はいないほどでございます。先生方のお耳にも入っているかと思いますが、大きな啓発になっております。
なぜ私が今ここにいるかなんですけれども、私の所属する大学附属病院は、心臓移植、肝臓移植、肺移植、膵臓移植、腎臓移植、全部行っています。お世話するために移植医療部という臨床部がありまして、私は以前そこの世話役をしていました、今は違うんですけれども。
午前中の参考人にも同趣旨の質問をしたわけでありますけれども、この改正案は人の生死の問題にかかわるものでありますが、特に、脳死は肝臓移植を行うために導入をされた便法としての死の定義であるのか、また、脳死臓器移植は暫定的な医療であるのに、法律で脳死を人の死と定めることに対する疑問、これも私も常に持っているわけでありますけれども、亀井委員からの質問と同趣旨のことでありますが、現行法六条二項の一文、臓器を提供
心臓移植によって救えたはずの患者さんの数は、少なく見積もっても年間四百から五百人、肝臓移植によって救えたはずの患者さんの数は年間二千二百から二千三百人と推定され、その九〇%は成人です。そのほかにも、呼吸不全、重症の糖尿病、末期腎不全、さらには重い小腸の疾患のために多くの患者さんが亡くなっています。
まず、肝臓移植、腎臓移植については、脳死下での臓器提供移植と比べて生体間移植の件数が非常に多い傾向になっておりまして、この肝臓のところで見ていただきますと、脳死はほとんど見えないぐらいの高さになっておりますけれども、平成十九年における生体間移植の件数を見ますと、肝臓移植は四百三十三件、腎臓移植は一千三十七件、肺移植は九件となっているところでございます。
次に、日本は、世界一生体移植に偏った国で、腎臓移植の八割以上、肝臓移植の九九%が生きている人からの提供です。その生体からの移植に何ら法的整備がなされていません。移植ツーリズムには、貧困国などで臓器を買う生体移植や組織移植も含まれていて、国際的に厳しく批判されています。
ここにデータは載せませんでしたけれども、移植五年後の生着生存率、いわゆる成功率はどの程度かと申しますと、心臓移植で九二・八%、肝臓移植で七二・六%、腎臓移植は生存率で八七・五%、生着率で七九・六%。かなり良好な成績だと思います。これは欧米の成績と比べても決して見劣りのするものではございません。
続きまして、肝臓移植手術、これは肝臓にかかわらず移植手術が行われた後の、例えば免疫抑制剤を使っての治療等というのがあるわけです。 私がお伺いした中では、ちょっと比較することがどうかとも思うんですが、腎臓移植の場合には、そういった移植手術後は自立支援医療の対象となって治療費の支援を受けられる。しかしながら、肝移植については現在はその対象ではない。
御承知かもしれませんが、オーストラリアは日本人の肝臓移植の人たちを数十名受け入れてくれました。しかし、そのオーストラリアも少し前にもう日本からの受け入れをやめるという話を聞きました。 また、先般の国際移植学会とWHOが開いたイスタンブールの会議では、簡単に言えば、渡航移植をやめましょうという声明が出されたと思います。これは極めて当然のことであります。
一九九七年十月、臓器の移植に関する法律が施行されて以来、十年間余りの期間に六十二件の脳死ドナーからの臓器提供があり、四十九件の心臓移植、三十八件の肺移植、四十五件の肝臓移植、四十二件の膵臓移植、百七件の腎臓移植、そして三件の小腸移植が実施されました。これらの移植の成績は大変すぐれたものでありまして、欧米の成績と比較してまさるとも劣らないものです。
実は、個人的な事情がありまして、私の連れ合いは大学時代に出会ったアメリカ人でありますので、たまたま、向こうの両親のうちから一番近い病院が世界でも二番目に大きな肝臓移植のセンターだったんです。そういうことがありましたので、向こうでの滞在生活には基本的に困らなかったということがあると思います。 ですが、現実には、ではそのお金がどこから出たのかということでして、今も返済中です。
二度の肝臓移植を受けております。一度はB型の肝炎で、それからおかげさまで十五年ぐらい生き延びまして、今度は肝がんの治療で、アメリカでは肝がんの治療の第一が肝臓移植ですので、結果的に同じ肝臓移植を二度受けるということになりました。
体を壊し、河野太郎君から肝臓移植を受けている。しかし、自分の体をなげうって政治刷新にかけてきた情熱は、一向に衰えたわけではありません。 河野洋平さんが野党にかける思いは、きょうも私は、ある野党の幹部からこう言われました。河野さんほど野党に気を使ってくれる議長なんかなかったのにね、これが野党の幹部のある方の私に対する述懐です。
前回のときには森上悦子さん御本人、肝臓移植をされて、肝がんになって、そして本当にたどたどしい足取りで傍聴席に来られましたが、残念ながら、今また体調が悪化して、本日入院されて、この傍聴席にもお見えにならない。お父さん、かわりにぜひ行ってきてくれということで、きょう、御主人が大阪からわざわざ来てくださいました。
肝臓移植もして、本当にもう、目もなかなか見えない。そしてまた、これも委員会で取り上げましたが、移植前には医師から保険が適用されるはずだと言われていたのに、その後しばらくたってから、厚生労働省から、保険はききませんと。全額一千万円以上払ってくださいということになってしまった。そういう問題も出てきているわけですね。
それから、肝臓移植では年間二千人が亡くなっているというふうに推測されているということで、この九年半で約二万人の尊い命が、移植をすれば助かった尊い命が亡くなってしまっているということを伺いました。また、腎臓、肺、それからその他、膵臓などを合わせますとかなりの方々が、助かるべき人が亡くなってしまっているということを改めて知って、非常に愕然となった思いでございます。
移植の先生方、医療関係の方のお話によりますと、我が国で希望される心臓移植の方で、移植を受けずに亡くなっている方が大体年間三百人から四百人、肝臓移植で二千人と推定されています。そうしますと、この間にもう二万人を超える方が既に亡くなってしまっています。また、その他の腎臓、肺、膵臓などを合わせると、本当にはかり知れない数の方々がこの間に亡くなってしまいました。
そういう意味では、法の運用にも書かれています移植関連学会が、どういう施設がいいのか、それから、少なくともナショナルチームによって移植医療をやるように、こういうような大きな方針のもとに、施設も絞り、現在では、心臓移植施設が七施設、肺移植が九施設、肝臓移植が十三施設、これは当初は二施設で始まったんですが、膵移植施設が十二、小腸移植が九施設、こういう非常に限られた施設で、集中的にナショナルチームとして行っています
○田中参考人 私は主に肝臓移植専門ですので、この取り消された人たちは、例えば肺炎を起こしたり、あるいは他の臓器がもう完全に傷んで移植することもできなくなる、移植の適応から外れる。
柳澤厚生労働大臣殿 月日は流れ流れて、私の長い病院生活 肝臓移植をしないと短命とのこと やさしい夫の姿、かわいい子供の姿がちらつき、こえが耳にこびりついて…… 目の前はまっ暗やみに…… 家族にめいわくばかりかけてどうしたらよいのかと夜も眠れずこのまま天国にと…… 流れる涙はとめどなく…… 母さんしんぱいしないで、実の肝臓を使って長生してくださいと、私は実の気持だけでありがとう、あとは言葉
加えて、葛西手術というものを行っても肝機能障害がある方々については、肝臓移植というようなものにも道が開かれて、大変困難な状況の中ではあるんですけれども、しかし、希望を持って治療を続けて生活をされている方々がいらっしゃいます。
肝臓移植を受けられた方々に対しては、身体障害者福祉法における障害者手帳の交付というのが行われないんですね。これはかねてから指摘をされていて、心臓移植であるとか腎臓移植は持てるんですね。 このあたり、きょうも、今、坂口前々厚生労働大臣もお座りで、御答弁なさっているんですね。