2012-08-01 第180回国会 衆議院 厚生労働委員会 第17号
臓器別の専門医であるがゆえに、それも肝臓外科とか肝臓内科とか非常に詳細にわたったものであって、地方において、そのような臓器別の専門医よりは、やはり全体を診ることができるそういうドクターが欲しいということは、地方において何度も何度も言われた部分であります。 この総合的な診療能力を有する医師の必要性に関して、厚生労働大臣のお考えをお伺いいたします。
臓器別の専門医であるがゆえに、それも肝臓外科とか肝臓内科とか非常に詳細にわたったものであって、地方において、そのような臓器別の専門医よりは、やはり全体を診ることができるそういうドクターが欲しいということは、地方において何度も何度も言われた部分であります。 この総合的な診療能力を有する医師の必要性に関して、厚生労働大臣のお考えをお伺いいたします。
その患者さんの死亡診断書を書きましたときに、当時まだ肝臓というものはなかなかメスが入らないいわば未開の分野でございましたので、いつかこういう患者さんを助けられる医者になりたいと決心しまして、その後、肝臓外科、それから肝臓移植の道を歩いてまいりました。 米国では、十三年間にドナー、すなわち脳死患者さんからの臓器の摘出を三百例から四百例行いました。
行き詰まりというのはどういうことかと申しますと、脳死の患者さんからいただいて移植をする数が、提供いただく脳死のドナーの数に規定されますので、例えば肝臓外科、肝臓移植の場合は全部の肝臓を移植しますと、今の脳死の臓器の提供者が五千四百人ですから、全部移植できたとしても五千人前後で切れちゃいます。
それで、ドナーである父親が安全かどうかという点に関しましては、肝臓外科の人たち、例えば旭川医大の水戸先生、それから肝センターの幕内先生などと討論したのです。それで将来的には父親からとってくるときの危険率はどうかというと、ほぼ出血なくしてとれる。結局、父親からとってきたときに出血が多いと輸血しなければならない、そうするど肝炎が出てくる、父親の生命にもかかわるじゃないか。
○坂上委員 きのうの夕刊でございますが、水戸旭川医大教授は「日本の肝臓外科医なら技術的に心配ない。問題は移植を受ける子どもの術後の拒絶反応をどう抑えるかで、日本中の研究者が助言を与えることになるだろう。」「本来なら生体肝移植ではなく脳死者の肝臓を使うべきだが、肝臓は再生力が強いので、倫理的には国内で年間四百―五百例ある生体腎移植よりも問題はないと思う。」こうおっしゃっておりますが、いかがですか。
確かに拡充はしておりますけれども、長寿園の患者を引き取るために拡充しておるのではなしに、肝臓外科を見きわめようということで拡充しているのだと院長ははっきり言っておるわけですから、そういうことをもう一遍よく考えて調査をして、木戸さんだけに任せないで大臣が一遍乗り出していただきたいと思うのですよ。大臣、どうですか。