2010-11-26 第176回国会 衆議院 厚生労働委員会 第7号
ところが、B型肝炎ウイルスそのものは肝細胞障害性はないんですね。B型肝炎ウイルスに感染した細胞を認識したリンパ球によって細胞を壊される、それによって肝炎は起きてくるんです。肝炎というのは、ウイルス排除の一つの過程と考えてよろしいんじゃないかと思います。 では、次をめくっていただきまして、B型肝炎ウイルスに感染したらどうなるかということですが、一つは一過性の感染、もう一つは持続的な感染です。
ところが、B型肝炎ウイルスそのものは肝細胞障害性はないんですね。B型肝炎ウイルスに感染した細胞を認識したリンパ球によって細胞を壊される、それによって肝炎は起きてくるんです。肝炎というのは、ウイルス排除の一つの過程と考えてよろしいんじゃないかと思います。 では、次をめくっていただきまして、B型肝炎ウイルスに感染したらどうなるかということですが、一つは一過性の感染、もう一つは持続的な感染です。
肝炎ウイルスそのものは、さっきお話ししたように、オーストラリア抗原と言われたぐらいですから、各民族に特異的に人から人へ流行していったものなんですね。だから、人間にとっては共存すべき、あるいはウイルスにとっても人間は共存すべき相手であったわけです。
そのB型肝炎ウイルスそのものが非常に危険なわけでしょう。
そうなると、これはやはりB型肝炎ウイルスそのものを使うんでしょう。だから、そこに危険が出てくるのじゃないか、そういうふうに理解しているんですがね。