1973-08-29 第71回国会 衆議院 農林水産委員会 第49号
○神田委員 次に畜産局長に、現在の日本の畜産、養鶏あるいは肉鶏、乳牛、肉豚、これらの畜産が一体収支のバランスが合っているのかどうか。たとえば酪農家にいたしましても、年々飼育頭数も減っておる、あるいは酪農家の戸数も年々減っておるわけですね。これらのことは、ほかの畜産関係にもいえると思うのです。こういうような状態が続けば、やがて日本の畜産というものは壊滅してしまう。
○神田委員 次に畜産局長に、現在の日本の畜産、養鶏あるいは肉鶏、乳牛、肉豚、これらの畜産が一体収支のバランスが合っているのかどうか。たとえば酪農家にいたしましても、年々飼育頭数も減っておる、あるいは酪農家の戸数も年々減っておるわけですね。これらのことは、ほかの畜産関係にもいえると思うのです。こういうような状態が続けば、やがて日本の畜産というものは壊滅してしまう。
これをまたもとに戻すという努力をしたにしても、そうした肉鶏や肉牛がどんどん日本にやってくる、こういう時代が来たならば、もう価格の点でも勝負にならぬ。日本の畜産業は非常な圧迫を受けるという現象が起こると思うのです。とうとうと押し寄せる波は一木のささえるところにあらざるような結果になる危険があると思うのです。そういう時代が来そうな気がするのですけれども、日本の農村の恐慌というものが予想される。
もちろん今までの実績はこれ以上のこともあるということを付言いたしておきますが、こういうところから現在の六・一倍になし得る肉鶏の方も申し上げたいのでありますが、どうもおあきになった方もあるようでありますから、あとに質問がありますれば申し上げることにして省略いたします。
種畜牧場の整備促進をはかるにつきましては、すでに昭和三十三年度その整備を計画し、着々その実行をはかって参ったところでありますが、来年度におきましても、前年度からの継続事業である熊本種畜牧場阿蘇支場の整備を完了いたしまするほか、新たに関東の大宮種畜牧場に種豚造成施設を設けまして、また兵庫の種畜牧場には肉鶏の、肉鶏と申しますのは、採卵養鶏でない肉用の鶏でございますが、肉鶏の造成施設をそれぞれ設置することにいたしました
同組合所有の鶏共同管理所は、今回の災害を契機として共同化に踏み切ったもので、半額国庫補助による近代的設備で約五千羽の鶏が女二人、男一人により管理されており、農家の機械化による労働力を利用するとともに、被害激甚地の復興と、現金収入の一助として、産卵前の鶏を一羽五百円で農家に配分し、産卵一カ年で肉鶏とするとのことでありました。
また、肉鶏の方の輸入もはかりましたり、民間のいいものを買い上げまして、国でふやして養鶏農家に配っていこうというようなことを考えております。また、養鶏経営農家の養鶏経営の改善は、先ほど櫻井先生の御質問に対して申し上げましたように、五十羽、百羽のところをめどにしまして、大きいものは四万羽養鶏も現在すでにありますが、農家として適当な新養鶏方式の普及を国で広げる。
○政府委員(安田善一郎君) 私は率直に申し上げましたように、畜産局に従来肉鶏の方はまことに手落ちでございまして、これをもってこの法案をチャンスに実態も調べ、制度も整えようと思っております。しかし、今は肉鶏で出てきますものが、大都市の消費出回りの五割をこえました。
○清澤俊英君 非常に幼稚な質問ですから一つ簡単でいいです、専業肉鶏ですね、肉鶏を飼っている者は今はどのくらいありますか。
飼料高の卵安に対処するため、駄鶏淘汰に重点をおき、肉鶏処理場五カ所、直販所三カ所を持っており、冷蔵庫を設備し、カン詰輸出を考えているようであります。鶏卵の出荷は単協から直接中央卸売市場に出し、大量の販売、輸出、加工は直接連合会でやっており、昭和二十九年度二百五十万円の利益配当を行なっているようであります。