1958-07-01 第29回国会 参議院 文教委員会 第4号
それは教師の職能的道徳を破かいし、教師と行政官との間に闘争を引き起し、教育の質の悪化をもたらすものである。教師の俸給をかかる主観的な評定に結びつけることは強く非難さるべきである。」他の職業に関しても同じく言えるように、教職の活動の質を他の労働生産者と同じように結びつける、勤務評定そのものを給与そのものと結びつけていくということは、まことに教育上有害だ。
それは教師の職能的道徳を破かいし、教師と行政官との間に闘争を引き起し、教育の質の悪化をもたらすものである。教師の俸給をかかる主観的な評定に結びつけることは強く非難さるべきである。」他の職業に関しても同じく言えるように、教職の活動の質を他の労働生産者と同じように結びつける、勤務評定そのものを給与そのものと結びつけていくということは、まことに教育上有害だ。
勤務評定を強行することは、教師の職能的諸関係、職能的道徳を破壊し、教師と行政官の間に闘争を引き起し、学校をひっくり返すようなあつれきを作り出すと決議をしておるのであります。この決議は、今日の日本教育界の紛糾をアメリカの教育界が予見しておるように私は思えて、実に不思議に感じておるのであります。