2000-04-18 第147回国会 参議院 文教・科学委員会 第11号
一つは行動規範の遵守、いわゆる職業技術者としての倫理規定でございます。二番目が、一定のエンジニアリング課程を修了しているということ。それから三番目に、一定の実務経験を積んだ者であること、先ほど申し上げました七年とか四年の規定でございます。それから、継続的に技術能力を開発していること、能力の維持向上義務でございます。それから五番目に、自己の判断による業務遂行能力を有すること。
一つは行動規範の遵守、いわゆる職業技術者としての倫理規定でございます。二番目が、一定のエンジニアリング課程を修了しているということ。それから三番目に、一定の実務経験を積んだ者であること、先ほど申し上げました七年とか四年の規定でございます。それから、継続的に技術能力を開発していること、能力の維持向上義務でございます。それから五番目に、自己の判断による業務遂行能力を有すること。
いずれにいたしましても、激変する産業構造に合うようなすぐれた職業技術者、技能人をつくるために今後とも努力してまいる決心でございますので、よろしく御指導のほどお願いいたします。
現在筑波大学におきまして調査を進めております聴覚障害者及び視覚障害者を対象とする短期大学設置構想の概要でございますが、考え方といたしましては、近代的かつ専門的な職業技術者の養成を目的といたしまして、修業年限としては三年ということを考えているわけでございます。
私自身も職業技術者でございますが、どうして町のまん中をほじくり返すのかと思うのです、ここにもその技術屋がおりますが。 そういう意味で、実際これからはそうなるんです。東京をぶち抜いておる荒川や利根川があるんですから、荒川の堤防をなぜ使わぬか、こういう堤防のてんばを道路にすることさえもまだやらぬ、そういう考え方がこれからもう好むと好まざるとにかかわらず変わってくるわけです。
そこで、やはり同じ中教審の答申に、中学校について進学者、就職者というものについて、進学者には基礎学力の向上をはかるとか、あるいは就職者については職業技術者の、技能者としての資質の向上をはかれというようなことが答申として出ておる。それと歩調を合せて教育課程審議会で、御承知のように中学校について進学組とか、あるいは就職組というようなものを作っていくとか、というようなことが出されておるわけです。
それから第四番目には、技術士法の制定の必要性でございますが、ではこういうふうに自然発生的にわが国でも起って参りました技術士制度というものを、なぜ放任するかという問題でございますが、わが国でこういうふうな技術士が十分行われない理由を考えてみますに、第一に、職業技術者についての一般の認識が薄いことが一つ、それから、現在まだ職業技術者の数が四百五十名前後で、少うございます。
技術士の制度が、どういうものだということは今さら申し上げる必要もありませんが、一言にして申しますと、だれもが報酬を払って自由に利用できます技術サービスのできる専門の職業技術者を社会的に作りたい、こういうことなんでございます。これは医者の場合と全くその趣旨は同じなんでありまして、お医者の場合に個人や病院がございますように、技術者の場合にも個人や法人があり得るわけであります。