1952-12-12 第15回国会 参議院 水産委員会 第8号
○千田正君 どうも御答弁が、予想に対しては一応ちやんと調査して出す、現実に被害を蒙つていたものに対しては一応調査しなければ出せないという、この考え方に対して私は甚だ遺憾に思うのでありまして、そこで大蔵省それ自体といたしましては、東京湾の今の防潜網或いは聴音設備におけるところの漁業被害の点について、誰か係官かその他のかたがたが調査に行つておられるかどうかその点一どうですか。
○千田正君 どうも御答弁が、予想に対しては一応ちやんと調査して出す、現実に被害を蒙つていたものに対しては一応調査しなければ出せないという、この考え方に対して私は甚だ遺憾に思うのでありまして、そこで大蔵省それ自体といたしましては、東京湾の今の防潜網或いは聴音設備におけるところの漁業被害の点について、誰か係官かその他のかたがたが調査に行つておられるかどうかその点一どうですか。
○政府委員(伊關佑二郎君) 聴音設備のほうは、これは廃止するというような問題にはならんと思います。これは絶対に必要だと思います。
○千田正君 聴音設備のほうはどういうことになつておりますか。
○千田正君 最後に、私はこれで終りますが、実は昨日我々はいわゆる駐留軍の施設であるところの防潜網及び聴音設備等が及ぼすところの漁民に対する損害、影響等を調査して参りましたのですが、実際の現場に行つて見るというと、非常に漁民にとつては苦しい立場に置かれておる。