1975-06-25 第75回国会 衆議院 外務委員会 第25号
それから小さい船でもかなり被害を起こしたものが、伊良湖岬で日聖丸七百九十一トンが事故を起こしまして、重油が九百キロリットルくらい流出したのでございますが、この損害賠償額は約四億六千万円でございます。これは船が小そうございますので、先ほどの計算で責任限度額を計算してみますと三千万円ということでございますので、とうていこの実際の損害賠償額の四億六千万円には及びません。
それから小さい船でもかなり被害を起こしたものが、伊良湖岬で日聖丸七百九十一トンが事故を起こしまして、重油が九百キロリットルくらい流出したのでございますが、この損害賠償額は約四億六千万円でございます。これは船が小そうございますので、先ほどの計算で責任限度額を計算してみますと三千万円ということでございますので、とうていこの実際の損害賠償額の四億六千万円には及びません。
伊良湖岬で発生しました四十八年の日聖丸ということで、船のトン数が小さい場合に、事故で流出した油の分量がかなり多いというときに、責任限度額の四万八千円を掛けますもとのトン数が小さくなるものですから、どうしても責任限度額を上回って、実際の賠償請求額ないしは賠償を行わなければならない実額が出てくるということでございますが、これも過去の日本近海で見た例に見て、ジュリアナ号で二億七千万円であったし、日聖丸の例
○太田委員 だから、そのことを具体的に言いますと、日聖丸は四億六千万円では不十分だ、日興丸の場合は三億七千万円では不十分だといいましたときには、国際基金にさらにそれに上乗せをする補償を求めることはできますか。
○太田委員 そうすると、そういう日聖丸、日興丸のような小さな船の場合には、トン数によって限度額は小さいけれども、国際基金に求めることのできる補償というのは百八億まで船の大小を問わずに行うことができる、こういうことですか。
○太田委員 そこでお尋ねいたしますが、伊良湖の沖で発生しました日聖丸、それからもう一つの日興丸の事件と二つありましたが、これはこの前何か御説明いただきました数字が、聞いておりました分において詳細明らかでありませんでしたので、重ねてひとつ細かくお尋ねしたいのですが、日聖丸、日興丸の二つの事故に対する船主保険の保険金は幾らであったのか、それから賠償要求額は幾らであったのか、そして最後、損害賠償実行額は幾
○薗村政府委員 いまジュリアナの例は外航船で申しましたが、内航船舶で大きいのが二件ばかりございますが、これは四十八年にたまたま生じた事故でございますが、四十八年の五月に日聖丸というのが伊良湖岬沖で油を流しまして、そのときの賠償額が四億六千万円、それから同じ四十八年十月に日興丸というのが備讃瀬戸で油を流しました。
たとえば過去の事例につきましても、昭和四十八年五月三日の伊良湖水道における日聖丸の事故でございますが、これは総トン数が七百九十一トン、流出した重油がC重油で九百キロリットル、このときの漁業被害が一億六千万円、防除の費用は三億円、合計四億六千万円。一方四十六年の十一月三十日の新潟のジュリアナ号事件、これは一万一千六百八十四トンの船舶で、原油が七千二百キロリットル流出しました。
それから先般、伊勢湾におきまして、日聖丸と西ドイツの汽船のメリアン号というのが衝突をしまして、日聖丸という日本の船が沈んだわけでございますが、この油が、やはり潮流の関係で三重県あるいは愛知県に流れて、そして相当の被害を与えたということは、両県の知事さん、あるいは漁業組合の方が私どものところに見えてお話を承って知っております。
本日はまず、伊良湖水道における西独の貨物船メリアン号とタンカー日聖丸との衝突事故により生じた油の流出による漁業被害状況問題について、参考人から意見を聴取することといたします。 本日御出席の参考人は、愛知県農林部長蟹江良嗣君、愛知県漁業協同組合連合会会長理事水越幸雄君、三重県副知事後藤土男君、三重県漁業協同組合連合会会長理事宮原九一君、以上四名の方々でございます。 参考人各位に申し上げます。
○角屋委員 先ほど来要請がございましたように、今回の日聖丸を早期に引き揚げるという点については、私どもも地元の関係者とともに、あるいは海上保安庁その他関係省にも、ともども連れ立って要請をしてまいりましたが、この問題については、大体技術的にはもちろんなかなか困難だけれどもできるということで、ぜひこれはやらなければならぬという話になっておるわけですが、この点ひとつ、海上保安庁等から、現実にどういう段取りで
○蟹江参考人 愛知県農林部長の蟹江でございますが、本日は、先生方にはきわめてお忙しい日程をおさきいただきまして、タンカー日聖丸の沈没に伴います流油事故、特に漁業関係の被害の問題につきまして、その事件の概要をお聞き取りいただく機会をお与えいただきましたことを、まずもって厚くお礼申し上げます。
農林水産業の振興に関する件、すなわち、伊良湖水道における西独の貨物船メリアン号とタンカー日聖丸との衝突事故により生じた油の流出による漁業被害状況について、参考人の出席を求め、その意見を聴取することにいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○坂口委員 去る五月三日夜に三重県の神島沖の海上で発生いたしましたタンカーの日聖丸と西ドイツ貨物船のメリアン号の衝突事故につきましてお尋ねをしたいと思うわけでございます。 四月末のこの委員会におきまして、海上事故によります油汚染の問題を実はやらせていただきました。そのときにはこの事故は起こっていなかったわけでございますが、たまたまその直後にこの事件が起こりました。
○船谷説明員 メリアン号と日聖丸の事件に関しまして、海上保安庁としましては捜査を進めております。その観点からはあまり——送致はいたしましたけれども、まだ発表するというところまで——捜査段階としての、捜査上のこととしては申し上げられませんけれども、一般的な海難の防止あるいは海難の原因というようなところから見まして、船の設備そのものには問題がなかったようでございます。
○岡田(哲)委員 伊良湖水道におけるタンカー日聖丸の追突による重油流出事故についてまず通産省にお伺いをしたいと思うわけであります。 いまさら言うまでもなく、四十六年十一月には新潟、また四十七年の七月三日に同じ伊良湖水道で衝突が起こっております。まさにこの伊良湖水道では一年もたたないうちに事故が発生をしている。
○知野事務総長 一、派遣の目的、伊良湖水道における西独の貨物船メリアン号とタンカー日聖丸との衝突事故により生じた油の流出による漁業被害状況調査。一、派遣委員の氏名、西銘順治君、美濃政市君、諫山博君、林孝矩君、神田大作君。派遣の期間、五月十五日、一日間。派遣地名、愛知県、三重県。 以上でございます。
去る五月三日、伊勢湾におけるタンカー日聖丸衝突事故による漁業被害状況調査のため、本委員会から現地に委員を派遣いたしたいと存じますので、衆議院規則第五十五条により議長に委員派遣の承認を求めたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○政府委員(野村一彦君) 五月三日の日に伊勢湾の伊良湖水道付近におきまして、日聖丸という内航のタンカーが西ドイツの貨物船マリアン号によって追突をされまして沈没をし、そして犠牲者の方が出られた。それから、また油が流出いたしまして付近に漂着をしたという状況でございます。
まだ法律はできませんけれども、現実の指導といたしましては、タンカーはトン数にかかわらずなるべくPI保険に入るように指導いたしておりますし、この場合の日聖丸につきましてもPI保険に加入しておるはずでございます。保険金額につきましてはただいま保安庁長官からお答えいたしましたようにまだはっきりつかんでおりませんけれども、PI保険に加入しておるはずであります。
今回の事故につきまして、日聖丸ですか、これは保険に入っておるのですか、入っておるとすればどれだけ入っておるか。それから強制保険の制度はまだできてないだろうと思いますが、この強制保険の制度につきまして考えておるのかどうか、こういう点につきましてお尋ねをしておきたいと思います。
○村田委員 三木国務大臣にお伺いいたしますが、この問題が発生をいたしましてから、愛知県ではいち早く、愛知県日聖丸流油事故対策本部を設けました。それからまた現地渥美町のほうにおきましても、小中山漁業協同組合の中に現地の対策本部を設けております。また南知多町の師崎でも、師崎漁業協同組合の中に知多の現地対策本部を設けておるわけです。