1982-10-13 第96回国会 参議院 決算委員会 閉会後第5号
中長期、二〇〇〇年ごろを考えました場合には、その間むろん豊凶の変動はございますから、あるいは需給緩和の時期もありましょうが、長期的に見ますと、先ほど申し上げました耕地制約の強まりあるいは単収増につきましても相当程度テンポが鈍化をしていくという反面、人口は相当大幅に伸びていく。
中長期、二〇〇〇年ごろを考えました場合には、その間むろん豊凶の変動はございますから、あるいは需給緩和の時期もありましょうが、長期的に見ますと、先ほど申し上げました耕地制約の強まりあるいは単収増につきましても相当程度テンポが鈍化をしていくという反面、人口は相当大幅に伸びていく。
また、発展途上国につきまして見た場合におきましても同様、人口増加あるいは畜産物消費の増大、耕地制約の強まりという点から、やはり需給の逼迫傾向というのは非常に顕在化してまいりまして、特に、先進国に対しまして輸入依存という程度をさらに強めるのではないかというような結論も持っております。