2000-02-25 第147回国会 衆議院 厚生委員会 第2号
平成十二年度からは、最新の科学的知見をもとにした院内感染に関します総合的ガイドラインの策定に着手いたしますとともに、薬剤耐性菌感染症の発生動向を把握した上で、医療機関におきまして活用される情報を提供いたします院内感染対策サーベイランスシステムの運用を開始することとしておりまして、今後とも院内感染対策の推進に万全を期してまいりたいと考えております。
平成十二年度からは、最新の科学的知見をもとにした院内感染に関します総合的ガイドラインの策定に着手いたしますとともに、薬剤耐性菌感染症の発生動向を把握した上で、医療機関におきまして活用される情報を提供いたします院内感染対策サーベイランスシステムの運用を開始することとしておりまして、今後とも院内感染対策の推進に万全を期してまいりたいと考えております。
個別のガイドラインだけじゃなくて総合的なガイドラインの策定に着手をいたしまして、そしてまた薬剤耐性菌感染症の発生動向を把握した上で、医療機関において活用される情報を提供する院内感染対策サーベイランスシステムの運用を平成十二年度より開始したい。今後とも院内感染対策の推進に万全を期してまいりたいと思います。
そこで一体耐性菌感染という重症患者がわが国にどれくらいおるのであろうかということを医務局長としてお調べになっておるかどうか、またわれわれはそういう現実に対してどのような手を打たなければならぬかということを考えておられるかどうか、これをもう一回説明して下さい。
しかもまた子供は、この耐性菌感染というものに対して、非常にかかりやすくなってくる。しかも感染すれば脳膜炎を起しやすくなってくる。耐性菌感染による脳膜炎が起ってからは、どんなにほぞをかんでみても間に合わぬのであります。
子供はことに感染しやすい、感染すれば脳膜炎を起しやすい、耐性菌感染による脳膜炎が起ってから、どんなにほぞをかんでも間に合いません。こういう例はすでに実際に起っておるのであります。アメリカでは、新しい患者の〇・五%は耐性菌によって発病しているという統計があります。
その証明が、新入院患者の八割が耐性菌感染であります。この事実を結核対策上いかに考えるか。国立療養所に空床ができたのは、患者が実際に減っているのだと手放しで楽観してよろしいか、公衆衛生局長の見解をお伺いいたしたいのであります。