1986-05-16 第104回国会 衆議院 決算委員会 第8号
○大原政府委員 ただいまの御覧間は、耐キャタアスコンが飛行場に使用されるのではないかという御趣旨かと解するわけでございますが、高安定度特殊アスファルトコンクリート、いわゆる耐キャタアスコンは、装軌車などの走行に耐えられる道路用舗装材として開発されたものであると承知をしております。
○大原政府委員 ただいまの御覧間は、耐キャタアスコンが飛行場に使用されるのではないかという御趣旨かと解するわけでございますが、高安定度特殊アスファルトコンクリート、いわゆる耐キャタアスコンは、装軌車などの走行に耐えられる道路用舗装材として開発されたものであると承知をしております。
戦車道の舗装につきましては、先ほど申し上げましたように、従来セメントコンクリートによって実施しておったところでございますが、近年、舗装材料の開発あるいは舗装技術の進歩等がございまして、ブルドーザー等のキャタピラ車が通行する工場の中の舗装などに安定度の高い特殊アスファルトコンクリート、通常耐キャタアスコンと称しておりますが、その耐キャタアスコン舗装も見受けられるようになりましたので、昭和五十一年度に、
総重量は重いかもしれませんが、単位面積当たりの接地圧は少ないというようなことが言われておりますから、十分耐キャタアスコンでもつのではないかと思います。
しかし、今度のことにつきまして私も経緯をずっと聞いておりましたけれども、それぞれ本当に、この耐キャタアスコンというものがどの程度に耐えられるものか、仮に七四式戦車というのはかなり重いものでございますから、それが本当にまだ使えるかどうか、使えなかったら逆に国損になるじゃないかという判断は、それぞれの行政の人間がいろいろ考えたりすることは、私はうちの事務のやり方として当然のことだろうと思っております。
そういうコンクリートが開発されたことによりまして、昭和五十一年度に、防衛施設庁としましては、六一戦車あるいはM41戦車が走行する宮城県の王城寺原演習場周辺においてテストケースとして耐キャタアスコン舗装を実施したのでおりますが、それが良好な状況であったので、昭和五十八年度においても仙台あるいは呉防衛施設局で同様の舗装を採用したものでございます。