2019-05-09 第198回国会 衆議院 農林水産委員会 第10号
木材生産に適した生産性の高い場所では、木材生産機能を重視して人工林を維持していく、一方で、痩せた土壌では木材生産の無理はしない、急斜面、また崩壊の危険性がある場所は、公益的機能を発揮できるように安定した老齢林に誘導していく、こういう流れだと思います。 ここで資料の2をごらんいただきたいんですが、一枚目です。
木材生産に適した生産性の高い場所では、木材生産機能を重視して人工林を維持していく、一方で、痩せた土壌では木材生産の無理はしない、急斜面、また崩壊の危険性がある場所は、公益的機能を発揮できるように安定した老齢林に誘導していく、こういう流れだと思います。 ここで資料の2をごらんいただきたいんですが、一枚目です。
老齢林、過熟林分は、生長量の計上がございません、実際ないわけですから。その過熟林分を伐採いたしまして、生長の旺盛な人工林に体質改善をしていくという面から見ますと、当然生長力がない木を切るわけですから伐採が生長量を上回るということで、老齢過熟林分を生長旺盛な人工林に切りかえるという過程においては当然そういうことが起こってくるわけであります。
○重政国務大臣 御指摘の通り、国有林は、天然老齢林と申しますか、過熟林分が相当にあると思います。これを人工造林に切りかえていくということは、年々その方針でやっておるわけであります。それにはもちろん林道をつくり、そうして、天然過熟林はこれを研伐をやる、そうしてそこに造林をやっていくということをやらなければならぬわけでありまして、これも一応計画的に進めておるわけであります。
そこで若齢林の場合は——老齢林なら向こうが切らずにいれば、所有者のほうは損なんですから当然なんです、ところが若齢林の場合だって、資本主義の原則ですよ、それより若くったって高く売れれば切る、こういうことになると思うのですよ。
○天田勝正君 そうすると、これの許容限度は一部を除くと逐年減っているようにこの表では見えるわけですけれども、それは成長量がさっきの質問にあった老齢林を若齢林にかえるという、言うなればそのことが造林ということになるかと思いますけれども、そういうことがおくれているために、許容限度というものがだんだん減るのだと、こういうふうに解釈していいんですか。そういうことではないのですか。
これらのことは、奥地林の開発による老齢林の伐採や、林種転換の促進等に対する国の積極的施策と相待って、森林所有者が合理的な施業を行なう傾向が強くなってきたことの現われであります。
これらのことは、奥地林の開発による老齢林の伐採や、林種転換の促進等に対する国の積極的施策と相待って森林所有者が合理的な施業を行なう傾向が強くなってきたことの現われであります。
○山崎政府委員 損害評価に関しましては、老齢林等でいろいろな非常に大きい価値の差のあるようなものを評価します場合は、毎木々々調査していくというふうに考えております。比較的若い造林地の幼齢林等で一斉林だというような形のものにつきましては標準地調査というようなことをやる。
わけでありますが、従来五十万ということに考えておりまして、その経営を安定するために、将来経済状態から縛られまして老齢林を手放すというようなものを防ぎますために、系列資金を融通するという制度を新しく考えております。
質疑応答がかわされたのでありまして、これが内容の詳細については、会議録に譲ることを御了承願いたいのでありますが、ここでその一、二を拾ってこれが概要を御紹介いたしますと、この法律によって従来行われてきた普通林における適正伐期齢級未満の広葉樹の伐採許可の制度が事前届出制に改められることによって、広葉樹の過伐を促し、その保続に支障を来たしはしないかとの質問に対し、用材としての広葉樹は奥山のものであって、これは老齢林
森林法による老齢林を切りたいというようなかたが、どうしても冷害が続いたりいたしますとますます多いのじやないか、こう考えておりまするが、昨年は二十五億円の伐採調整資金がございましたが、本年は二十一億円の予算になつております。そこでこういう冷害或いは台風の被害、こういうようなことでこれを増額をいたして、もう少し本年度の予算の増額をいたしたい、こういう考え方で進んでおるのでございます。
御承知の森林計画によりまして、保安林でない一般のいわゆる経済林につきましても、これはある一定の年齢以上の老齢林については、届出だけで切れますけれども、それ以下のものについては許可をとらなければ切れない、そういう関係にございますので、一般的に申しますならば、やはり経済林に関しても伐採というものは制限を受けておる、こういうふうに考えられます。