1992-03-27 第123回国会 参議院 大蔵委員会 第4号
まさか不正は余りないだろうと思うんですが、そういうことを言っていると、やはりこの中で僕は非課税にしないでもいい老人階層、いわゆる富裕階層が相当出てきているんじゃないかと思うんですが、こういうふうないわゆる老人の非課税というのは非常に、何というんですか、社会保障なりを受けている人が、自分の持っていた貯蓄についてその所得を十分に使えるようにする、課税するなということで非課税というのはいいことなんだけれども
まさか不正は余りないだろうと思うんですが、そういうことを言っていると、やはりこの中で僕は非課税にしないでもいい老人階層、いわゆる富裕階層が相当出てきているんじゃないかと思うんですが、こういうふうないわゆる老人の非課税というのは非常に、何というんですか、社会保障なりを受けている人が、自分の持っていた貯蓄についてその所得を十分に使えるようにする、課税するなということで非課税というのはいいことなんだけれども
○福田内閣総理大臣 私は、これからの日本社会を展望してみますると、急速に老人階層というものがふえてくる、この老人の問題にどういうふうに対処をしていくかということは非常に大きな問題で、あるいはこれはひとり健康管理というような問題だけの問題じゃないのだ、雇用の問題も非常に重要な問題になってきまするし、老人に対する所得をどういうふうに確保していくかというようなことも大変大事な問題になってくるし、老人問題というものを
したり、あるいは倒産が著しくふえたり、あるいはまた雇用の状況に好ましからざる変化を与えるということであってはなりませんし、また先ほども述べましたけれども、短期的な視野ばかりではなしだ、中・長期的に考えまして、毎年人口がふえると新しく学校を卒業して就職戦線に入る人々も毎年毎年ふえるわけでございますので、また社会福祉の充実というようなことも、これはいまのままのレベルでいきましても社会福祉の対象になる老人階層
さらにまた全国的に見ますれば老人階層のほうに非常に多くなってきている。そういうふうないろいろな問題、実は承知をいたしております。 そこで、さしあたりいまの集中的に発生しておる地域についてどうするかということでございますが、これはもう国も県も民間も一緒になってやはりこの問題に取り組むということは私は絶対必要な問題だと思います。
アメリカ等におけるいわゆる老人の町というものの経験等からいたしましても、いわゆる老人だけがそこに住みついてしまうとか、老人だけが使うようなそういった施設であることは、むしろ老人階層というものを社会から隔絶してしまうおそれがある。
大臣も御承知のとおり、また厚生当局も十分御承知のとおり、わが国の人口というものは、非常に老人階層というものが多くなってまいりましたし、二十年後、さらにまた二十一世紀の時代になりますと、逆三角形で老人層が非常に多くなって若年層が少なくなる、こういうようなことが予想されるわけであります。
○尾村政府委員 結核の罹病率につきましても、死亡率につきましても、最近は老人階層が低減せずに、部分的にはむしろふえている、そういう階層もあるわけであります。すなわち結核は、その中心がいわゆる老年化しつつある。これはもう非常に明瞭でございまして、諸外国も同様な経路を日本よりも早くとりまして、日本は大体その形を追っているという形で、一つは結核の文明国化のような形をとっているのであります。
ことにまた今日一定年令に達しておる老人階層の問題、さらにもう現実に現われておる母子の方々に対する年金の問題は、十分その辺のところは考慮いたしまして、実情に合い、しかもこれが年金として、社会保障として生活がおおらかに保障されておるのだという段階になるような結論にしていきたい。