1982-04-26 第96回国会 参議院 社会労働委員会 第11号
これは当然といえば当然かもしれませんが、この老人無料化ということが発足したことによって生じたこと。そして、医師会の御報告によりますと、老人の医療、六十五歳以上の医療は、以下の医療費の四倍を超しておると言われております。
これは当然といえば当然かもしれませんが、この老人無料化ということが発足したことによって生じたこと。そして、医師会の御報告によりますと、老人の医療、六十五歳以上の医療は、以下の医療費の四倍を超しておると言われております。
○村山国務大臣 従来の老人無料化制度というのは、御案内のように保険制度にはいろいろなのがございまして、政管でございますと本人は十割給付、もう給付はみんな違っているわけでございます。そしてその中の患者負担三割、これは国民健康保険は本人も三割でございますけれども、その中の三万九千円を限りましてその中で無料だ。それを超える分については保険負担、こういうことになっておるわけでございます。
ただ、医療の点だけをいままでの老人無料化の別建てということだけであれば別でございますけれども、いわゆるヘルス関係の健康管理の面も取り上げた内容の法律にするためには、医師会の協力を得なければ事実問題としてなかなかできませんので、そういう意味で鋭意医師会との折衝を行っている、こういうことでございますので、時期的には若干おくれると思います。
大蔵省の言っていることの中に、国保の赤字の悪化というのは、老人無料化によって赤になったのが原因だというようなことを言っていますけれども、そういう点はあるでしょうか。
○八木(一)委員 老人無料化の問題について何らただいまは考えておりません、ただいまは何とかと、そういうことは適当じゃありません。考えていかなければならないのです、国民の要望に従って。ただいまは考えておりませんかどうかと私は聞いてないのですから、ただいまは考えていませんなんて、そういう返事は必要ないのです。そんな必要のない反動的な御返事はなさらないでください。
にもかかわらず、常に新設をしてあなた方が宣伝をなさっている事柄については、老人無料化といい、あるいは家族療養費の高額医療といい、すべて常に半年おくらしておる。見てごらんなさいよ、過去のことを。ずっと見てもらったら常に半年、十月実施です。なぜ私は十月実施にこだわっているのかふしぎでならないのです。
これは、また保険法を審査する中でやろうと思いますから、これは触れておりませんけれども、こういうのでいろいろ公費負担をふやしていく前に、ただふやしていくことだけを出していったんでは、混乱を招いていくんじゃないかと、たとえば医師会あたりでも、そういうことをやられたら、もういまのままではとてもやり切れないと、看護婦もいなければ何もないじゃないかと、それは自治体病院に行きましても、それなら老人無料化したらそれだけの