1996-06-12 第136回国会 参議院 金融問題等に関する特別委員会 第4号
十二月半ば、宮澤内閣の内閣改造があり、羽田蔵相が退任され林蔵相が就任されました。林蔵相は、予算編成作業を終えると早速住専問題の処理について説明を求められました。新年早々、公的資金を導入せず、金融システム内で母体行責任と貸し手責任の間のぎりぎりの接点を求めるよう関係金融機関に要請するという対処方針で新蔵相の御了解をいただきました。
十二月半ば、宮澤内閣の内閣改造があり、羽田蔵相が退任され林蔵相が就任されました。林蔵相は、予算編成作業を終えると早速住専問題の処理について説明を求められました。新年早々、公的資金を導入せず、金融システム内で母体行責任と貸し手責任の間のぎりぎりの接点を求めるよう関係金融機関に要請するという対処方針で新蔵相の御了解をいただきました。
昨年もこの予算委員会で経済問題の集中審議のときに、ここで宮澤総理、また当時の羽田蔵相と、例えばノンバンクの問題とかBIS規制とか、当時まだ余り意識されてない問題について議論をさしていただきました。後で野党の先生から、自民党にしては相当あなたは厳しくやるねと、褒められたのかからかわれたのか知りませんが、覚えております。しかし、野党の議員のいないところで質問するのはきょうが初めてであります。
また、これは新聞に書かれていることですが、八月中旬に今回の株式運用強化案を役人からお聞きになったときに、羽田蔵相は、「そんなことをしたら年金や保険金の受給者に迷惑がかからないのか」、こういうように言われたと十月五日の日経「カレントアイ」に載っております。この発言を聞いたある大蔵幹部が「羽田さんは正常な神経を持っている」、こう言ったと載っています。
それで自治省と大蔵省の議論が平行線をたどって、塩川自治相と羽田蔵相の閣僚折衝に持ち込まれた。「一回目の折衝では一兆円の減税を求める蔵相に対し、「到底一兆円の減額は不可能」と塩川自治相が突っぱねて決裂。その直後、官邸で宮沢首相から国への協力を求められた自治相は、「協力はするが、事務的に任せてほしい」と回答し、二回目の閣僚折衝で減額幅を八千五百億円に圧縮。
我が国の経済の現状と今後の見通しについて、総理はどう考えるか」との趣旨の質疑があり、これに対し宮澤首相、羽田蔵相及び野田経済企画庁長官から、「今、一つの難しい局面にあるが、中長期的には、我が国経済は、基本的にすぐれた潜在成長力を持っている。
実は、羽田蔵相は、十一年前になりますか、八一年に当時の衆議院農林水産委員会の重要メンバーとして現地を見ていらっしゃる。だから、相当時間はたっておりますが現地についての認識は深いわけでありますので、これらの経緯等を踏まえてどういう認識をこの三江平原農業開発に持っていらっしゃるか、まず一つお伺いいたしたいと思います。
オール漁協、羽田蔵相は農業お詳しいから、オール漁協の貸しているのと日貿信一社で貸しているのは同じぐらいです。そして実際に貸し出しのやっている方々はわずかな人数。そこから出てくる心配は何か、ろくな審査はしてないな、こういうことです。融資に当たって、できないなと。
大蔵大臣の羽田蔵相と、年末にこの三江平原問題で状況を見に行って、私と目黒さんでこの報告書を渡して、ひとつ勉強してほしい、こう言っておいたのですが、羽田さんは一九八一年に、衆議院の、当時田名部さんが委員長時代に、うちの新盛さんや松沢さん等々と現地へ、八一年、まあ十年ほど前ですが、行かれたこともあるのですが、私は、特に窓口は外務でありますが、そういうことが外務省等で具体化してきたら、大蔵省がぜひ積極的にこれは