2015-05-26 第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第15号
ただ、こういう現象は、二〇〇〇年以降も、二〇〇一年また二〇〇八年、一一年、一三年と、やや規模の大きな群発地震活動は今までも観測されておりました。ですが、幸いにも、いずれの場合も噴火等の大きな災害はございませんでした。
ただ、こういう現象は、二〇〇〇年以降も、二〇〇一年また二〇〇八年、一一年、一三年と、やや規模の大きな群発地震活動は今までも観測されておりました。ですが、幸いにも、いずれの場合も噴火等の大きな災害はございませんでした。
伊豆半島東方沖につきましては、五月二十六日の夕刻から群発地震活動が始まりまして、網代では、六月二日十二時現在でございますけれども、有感地震が百四十二回、伊東市鎌田に設置しております地震計によります無感地震、これは有感も含みますけれども、その地震回数は八千百七十四回の地震が発生してございます。 このうち最大の地震は五月三十一日の十五時十二分のマグニチュード四・八でございます。
気象庁といたしましても、今回の群発地震活動が地下のマグマに関連している可能性が強いというふうに考えてございますので、地震活動が大きくなるかということと同時に、噴火活動につながるかどうかということを監視しているわけでございますけれども、この点に関しましては火山性微動が発生するとか、あるいは地震の震源地が浅くなる、あるいは地震の波形が特殊な波形をし出す。そういうようなことを注意深く見守ってございます。
○説明員(森俊雄君) 今、伊豆半島東方沖の群発地震活動につきましては地震情報で報道及び公的機関を通しまして、住民の方々に知らせております。 今後とも地震活動あるいは火山性微動あるいは周期が長くなるとか、震源が浅くなるとか、そういう現象が発生した場合には、また臨時火山情報その他で対応するということで住民の方々にお知らせするというような対応をとっていきたいと存じております。
しかし、引き続き火山性微動及び有感地震を含む群発地震活動が時々発生する状態でございまして、地下での活動は続いております。火山活動は消長を繰り返すことがございますので、今後とも火山活動の推移を注意深く監視する必要があると考えております。
それから、伊豆半島東方沖の群発地震活動につきましても、これが北上して陸上に入るというような説がございましたが、昭和五十五年以後十年間ぐらいの間に伊東市の沖と伊豆大島の間で主たる活動域の位置を変えながら繰り返し発生しておりまして、いずれについても単純に北上しているということは言えないと考えております。
○説明員(山川宜男君) 地震学者あるいは火山学者の中にいろいろとその関連性について御議論があるようでございますが、群発地震活動が起こるとすぐ噴火に結びつく、そういう意味での非常に直接的な関係は、少なくともないというふうに私ども考えております。
それから、第二点の、東海地震との絡みでございますけれども、この伊豆半島東方沖につきましては、昭和五十三年以降群発地震活動が繰り返し発生しております。それで、今回の活動は、過去十回以上群発地震が発生しておりますが、その活動しております地域、それから活動の様子、こういったものから、基本的にはこれまでのものと同じ性格のものであろうというふうに判断しております。
今回の地震は、この群発地震活動のピークから約六年、それから噴火から約五年を経て規模の大きい地震が発生したという経過になっているわけでございますが、従来このような経過で大きい地震が発生したという例がなかったために長期的に予知することはできなかったわけでございます。 それから、気象庁は、大学、関係機関と緊密に協力いたしまして、この群発地震活動の推移は把握していたわけでございます。
まず最初に、先生御指摘のございました八月、九月の気象庁の精密観測でございますけれども、一応この精密観測を計画しましたきっかけは、昨年十二月の末でございますけれども、それから一月にかけまして、三宅島の二、三十キロメートル南の方で群発地震活動がございました。
しかし私ども、昭和三十七年の前回の噴火のときも、群発地震活動が一たん終息した後で噴火した例もございますので、東京都さんには何回もお打ち合わせの会を持ちまして、御注意を促していたわけでございます。
なお、今回の群発地震の今後の動向につきましては、去る七月一日の地震予知連絡会関東部会におきまして、六月二十九日の地震は一連の群発地震の中で最大級のものと思われる、今後群発地震活動の時間的経緯及び空間的広がりの変化を監視しその動向を見守る必要がある旨の見解が発表されております。 以上でございます。
これは一九七四年に伊豆半島沖地震というのが伊豆半島の南端にございまして、それから群発地震活動が中部に起こり、中伊豆に異常隆起を発生いたしました。昨年は伊豆大島近海地震が起こりまして被害が出た。さらに昨年の十二月ごろには伊東の南、川奈崎の辺に群発地震活動が起こっております。
これは十二時過ぎに起こったのでありますが、その日の朝から非常に大島近海で地震が群発いたしまして、この群発地震活動はかなり規模が大きいので、気象庁ではその日の午前に、今回の群発地震は規模が大きいので——大島付近では再三群発地震の起こるところでございますが、今回のは規模が大きいので、多少の被害を伴うような地震が起こるかもしれないので御注意くださいと、そういう地震情報を出したわけでございますが、これが伊豆