2009-04-10 第171回国会 衆議院 環境委員会 第7号
このシカの食害による被害は、高山帯の植物の群生地など、自然公園や自然環境保全地域などが多く指定されている奥山自然地域にまで及んでいます。したがって、中山間地域などの農林業に係る被害が深刻な地域において効果的なシカ対策の推進を図るのはもちろんのこと、自然公園においてもその対策に適切かつ積極的に取り組んでいくことが必要と思います。
このシカの食害による被害は、高山帯の植物の群生地など、自然公園や自然環境保全地域などが多く指定されている奥山自然地域にまで及んでいます。したがって、中山間地域などの農林業に係る被害が深刻な地域において効果的なシカ対策の推進を図るのはもちろんのこと、自然公園においてもその対策に適切かつ積極的に取り組んでいくことが必要と思います。
○政府参考人(長岡憲宗君) 先生御指摘の件でございますけれども、沖縄県の環境影響評価審査会が十二月三日にキャンプ・シュワブ海域におきまして現地調査を実施されまして、十二月十日の沖縄県環境影響評価審査会におきまして、その調査の結果といたしまして、アオサンゴの群生地が確認されたという御報告をされたことは承知をいたしております。
そのために、壊さなくてもいい保安林が壊されて、モンゴリナラだとかそのほかカザグルマの群生地がどんどんどんどん破壊されていって、百軒足らずの町内会は、毎日一万二千人のお客さんがゴンドラから日常生活をのぞき込むなんということを平気でやらせるような、そういう計画が行われています。 それからもう一つ。
今でも、福岡の近くの背振山というのがございますけれども、その七合目ぐらいにあるモミの木の群生地、もう既に上部の方が枯れ始めているのです。そうしたことを考えますと、まさに技術開発、それに基づく貢献、このことは大変な内容を持っておると思います。
国際的に非常に貴重なアオサンゴとか、また巨大なハマサンゴの群生地が天然記念物級ということで大変高い評価がされておりますが、この石垣島の白保の海を守りたい、こういう声が全国また世界に非常に広まっております。この白保のサンゴ礁保護について環境庁のこれまでとってこられました対応について、まずお聞かせ願いたいと思います。
南の方はまさに白保と一体になったサンゴの群生地、これは影響がないということは絶対あり得ないということで、また、ある面ではむしろ前回よりも心配に思われる要素もあるという声がたくさんございます。先ほど大丈夫だとおっしゃいましたけれども、それは何を根拠にして大丈夫とおっしゃっているのか、お伺いしたいと思います。
得がたいシャクナゲの群生地もあります。環境庁はあとでできたから、いまそれを昔のことだとおっしゃるかもしれぬが、それにしても、当時国有保安林なんです。こういったことが、東京都の目と鼻の先の奥座敷みたいなところで行なわれておる。
シャクナゲの群生地もあります。工事施行後の管理がこんな状態では問題である。環境保全の上での環境庁または国有林を所管している林野庁がこのようなずさんなことでは、大企業の保安林等の解除がいろいろ問題になったときに、示しがつくかと私は言いたい。それでなくても列島改造論のかけ声で、大企業や何かが土地を買い占め、かつ地価が上がり、かつまた全国各地で保安林解除の問題が起こっております。
八ガ岳の場合では、昔から、山小屋の山といわれているほど山小屋がたくさんあるのですけれども、去年行って驚いたのは、コマクサの群生地として特別保護地域に指定をしておった根石岳というところの中に山小屋ができているのです。そしてそこの地域はコマクサが去年は一本もありません。ですから、これは自家用車だけではないですけれども、自家用車をまず制限しなくちゃならないじゃないかということをつくづく感じます。
○中村波男君 できたことは取り返しがつかないわけでありまするけれども、天然記念物には指定してない地域ではありまするけれども、特に高山植物等がどんどん盗まれるといいますか、無理解な人たちによって持ち去られるというような傾向の中で、シャクナゲの分布は全国的に広がっておるようでありますが、だんだんと少なくなるということからいいましても、群生地の面積について組合の調査と営林署の調査でたいへん大きな開きがあるわけであります
したがって、枯れた率というのは、私たちの見た限りにおいては五割以上、五五、六%が枯れたんじゃないかというふうに感じたわけでありますが、したがって、こういうシャクナゲの群生地は当然保護地区として残すべきではないか。
その結果シャクナゲの群生地の五六・六%が枯死しているわけです。当局では一・二ヘクタール程度だ、こういうふうに言っているわけであります。しかしその隣の草津町へ行くとシャクナゲは町花としてシャクナゲ祭りをやっているわけです。同じ草津の中で、町のシンボルとしてのシャクナゲ、これをたたえて、そしてそのためのシャクナゲ祭を実施している。
シャクナゲの群生地、それはもう山の中である。それと同時に山の中から見ると、おそらくは周辺、目に見える場所は線がきちっと見える。山の中へ一たん入ってしまうと、どこもかしこもみんな皆伐である。そして皆伐になったその中にはこのような貴重な植物も入っている。こういうようなことになったら、みかけはいいけれども内容はまさに悪魔のごときものである。こういうようなやり方は厳重に注意しなければなりません。