1998-04-23 第142回国会 参議院 文教・科学委員会 第17号
一方、そういう美術品問題を経済行為に任せられていて、国の美術行政のあり方としてはどうなのかということで、国家補償制度もまだ導入されていないということです。 実は、欧米諸国では美術館と美術館の交流が本当に盛んなんですね。あるいは学芸員と学芸員の個人的なつながりも本当に密度が濃いんだそうです。
一方、そういう美術品問題を経済行為に任せられていて、国の美術行政のあり方としてはどうなのかということで、国家補償制度もまだ導入されていないということです。 実は、欧米諸国では美術館と美術館の交流が本当に盛んなんですね。あるいは学芸員と学芸員の個人的なつながりも本当に密度が濃いんだそうです。
きょう御質問の二つの点とは、一つは芸術院制度に関する問題と、もう一つは美術行政一般の中で、特に博物館法と美術館の関係についてお尋ねを申し上げたいと思いますので、あらかじめひとつ大臣、政府委員の方の御了解を求めて御質問をさせていただきます。 まず第一に、芸術院制度の問題でありますが、本政令ができましたいきさつにつきまして、初めに大臣からひとつ簡単に御答弁をちょうだいしたいと思います。
たとえば文化行政の中で特に重要な美術行政、この点を取り上げましても、いま美術行政の第一線に立つべき機関、これは当然美術館であります。ところが、この美術館が博物館法に統合されて、その扱いが社会教育局扱いになっておる。しかし、出先のめんどう、世話は文化局で見ろ、こういうことになっておりますね。この点について社会教育局長さんのほうの御見解、将来の御方針を承りたい。
教職員定数 の標準等に関する法律の附則第五項及び第六項 撤廃に関する陳情書 (第八号) 渋川王子ケ嶽に国立青年の家設置に関する陳情 書(第九号) 私立学校教育研修センター補助金確保に関する 陳情書 (第一 〇号) 司書教諭及び学校司書の配置等に関する陳情書 (第一一号) 学校図書館育成に関する陳情書 (第一二号) 学校警備員の設置に関する陳情書外一件 (第一三号) 美術行政
日本に、はたして美術行政があるのかということになりますと、いかにも貧弱という気がしてならぬのであります。諸外国の例等も、ひとつ十分勉強さしてもらって、将来その方面の充実をはかってまいりたいものだというのが、私の心持ちでございますが、なかなかそこまで手が回りかねておるのが、今日の実情でございます。
何か一貫した一つの国家的なスケールを持った美術行政、あるいは芸術行政というようなものは、これはないわけです。それからまた、一国の政治上の大きな課題なんかに取り上げられたこともない、そういうわけで、いわば好事家の骨とう趣味みたいなところに追いやられておるというのが、実態じゃないか、これではやはり、ほんとうに文化国家というような根がおりてこないと思うのです。
特に大臣は、どうも国のやっておる芸術行政といいますか、美術行政といいますか、そういうものが非常に不十分だと、大いに芸術行政、美術行政についてはもっともっと力を入れて、従来の旧套を打破して積極的に進めていかなきゃならぬというような抱負を持っておられるように従来承ってきておるわけですが、まあその芸術行政、美術行政についての何かこういうことをやるのだ、やりたいのだという具体的な抱負があれば、この際承りたいことと
これはやはり一般美術行政に関連する問題として私どもが気をつけてまいり、またそのような健全な風が起こるように各方面の御協力を得たいと思うのであります。
これらはいずれも非常勤でございますし、特に近代美術館とか西洋美術館とかいったものは、文化財保護行政と非常に密接な関係もございますし、それから矢代委員は、特に西洋の美術行政等につきまして、非常に専門的な知識を持っておられる方でございます。
大きな大きな事件で、美術行政においてこんなに大きな事件はない。春峰庵事件よりももっともっと大きな事件であることは明らかですよ。堂々と白木屋と大丸の両デパートにこれは本物なりと出ているのです。それを文部技官が、一番権威あると認められる人間が太鼓をたたいて、博物館を背景にこれは本物だ本物だと宣伝するんですよ。これは実に重大な問題です。
このように賛成論と反対論が両方合掌立ちしているのでありまして、美術行政を受け持っておるところの文化財保護委員会というものは、残留磁気が、どうにも比べるべき真品、初代乾山の本物、それがどこにあるかわからぬから調べられぬということは言えない。やはりこれは乗り出してきっぱりけじめをつけなければならぬ問題であろうと思うのです。
そのような大きな社会問題が現われたのでありまして、これは唐九郎の永仁のつぼよりははるかに大きな問題であって、このような場合にこそ、美術行政を担当している文化財保護委員会が乗り出してでも調査せねばならない責任があるのだろう、このように考えるのでありますが、申請が出ているけれども扱わないというのは、職務怠慢にもなるのではないか、このように考えますが、相変わらず自説を固持していこうとされますか。
それと同じように理解して、個々の鑑定とか、個々の文化財指定とか、個々の行政措置に対しては文部大臣に権限がないが、しかし事が天下の大問題となって、常識からいっても一体政府というものは美術行政をやっておるのがないのかどうしたのだ、こういうような事態になって、これは創価学会と他の宗教とのけんかのような、大きい暴力ざたにはなりますまいけれども、非常に国の名誉を損壊するという事態が起きた場合に、文部大臣は個々
○高津委員 第五問に移りますが、美術行政の領域には、表面化していなくとも、われわれが積極的に調査をすれば、重大性において乾山ものの大量新発見と同程度のものがあると言われております。そして今後もこの種の重大問題は表面化すると見てよいのであります。
○高津委員 それでは第四の質問に入りますが、美術行政は文部行政の一部分であってその善悪、その行政の結果、あるいは誤ったとか正しいとかということに対して、最終的には文部大臣に責任があるものですか。ないものならばその法律的根拠をお示し願いたいし、この点に対する清水局長の御理解をお尋ねするのです。
これは実に重大なことであって、日本の美術行政、そうして文化財の行政にとってこのガンを何とか料理しなければいけないと思うのです。小山富士夫という人を文化財保護委員会ではやめさせるつもりですか、どうですか。責任がありますか、どうですか。責任があることはもちろんだが、文化財保護行政において重大な汚点を残した。そのままでおるようであるが、河原委員長はどうなさるつもりですか。
————————————— 本日の会議に付した案件 教育公務員特例法の一部を改正する法律案(矢 嶋三義君外二名提出、参法第一号)(予) へき地教育振興法の一部を改正する法律案(松 澤靖介君外六名提出、参法第二号)(予) 美術行政及び教職員の勤務評定等に関する件 —————————————
――――――――――――― 本日の会議に付した案件 閉会中審査に関する件 委員派遣承認申請に関する件 教育公務員特例法の一部を改正する法律案(矢 嶋三義君外二名提出、参法第一号)(予) 美術行政、科学技術の振興及び教職員の勤務評 定等に関する件 請願 一 義務教育費国家保障に関する請願(床次徳 二君外一名紹介)(第二九号) 二 公立義務教育諸学校の施設費半額国庫負担
○高津委員 文部当局にお伺いしますが、文教委員会で美術行政を扱うということになると、会員の中に貿収運動を始めた者があって、私にそれを文書で持ってきた人がおります。読み上げてみますと「さて文教委員会が美術行政に監視の目を光らせてきたうわさに、ことに日展工芸部、特にそこの第一のボス岩田藤七がふるえ上ったようで、彼らの常套手段たる買収の魔手が僕にも及んできました。
そしてまた梅原氏のやめられる理由は一身上の都合であり、芸術に専念するためである、こう表で言われておるが、お書きになったものを見れば、新たに会員しなる人が猛烈な運動をして、その訪問だけでも大へんなことである、一々ああいう美術行政の面に携っておっては芸道に専念できない。そういう裏があるわけでありまして、これについてはどのようにお考えでしょうか。
本日この美術行政に關する文部當局との質疑は、この邊で一應打切りたいと思いますが、いかがでございますか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕