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13件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

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2016-02-17 第190回国会 参議院 憲法審査会 第1号

一、いわゆる政治的美称説の再検討、二、参議院の役割、行政監視機能憲法保障機能検討、三、参議院憲法保障機能議会拒否権制度の研究、四、行政監視と予算、決算の審議の在り方の見直し、五、国民主権に基づく新たな行政監視システムの構築、六、国会長期経済推計機関の設置、七、国会同意人事の仕組みの見直し、以上ですが、これらのうちで私が関係議員と詰めた議論をしてきました事項について補足の説明をいたします。  

荒井達夫

2011-08-11 第177回国会 参議院 予算委員会 第24号

今の憲法国民主権が基本でありまして、その国民主権の中でいえば国民が直接選ぶ国会国権最高機関であって、それは決して美称説と言われるような形容詞ではなくて、実質的にも形式的にも国会が、あえて三権があるとすれば、国会が、直接国民が選ぶという意味で最も権限を持っている国民主権のものであって、ですから、その国会が選んだ総理大臣内閣は当然、国会というものの広い意味での、だって指名権があるわけですから。

菅直人

2010-06-15 第174回国会 参議院 本会議 第28号

これに対して総理は、三権の抑制と均衡という考え方そのものが間違っている、つまり、国会国民が直接選んだ国会議員で構成されているから、他の二権よりも権力的には上にあるのであって、国権最高機関とはまさにそのことを述べていると、いわゆる政治的美称説を明快に否定されました。選挙で選ばれた者が権力を握るのであって、これを抑制するのは、あえて言えば任期しかないと述べられておられます。

林芳正

2010-03-25 第174回国会 参議院 財政金融委員会 第7号

ですから、そういう意味で、(発言する者あり)いや、そういう意味で、今も申し上げたように、国会国権最高機関であるということをこの間も林さんも言われたら芦部さんのを言われています、いわゆる美称説と。大体司法試験通ろうと思ったらみんなこれを書くんですよ。  しかし、佐藤功さんの議論は若干変わってきています。ですから、美称説は間違いです。

菅直人

2010-03-24 第174回国会 参議院 財政金融委員会 第6号

菅大臣の御持論ということで、日本三権分立ではないというような御発言があったものですから、ちょっと私もその真意を御確認したわけでございますが、総理にも御確認をいただきたいと思いますけれども、立法府について、国権最高機関というふうに書いてございますが、一般の憲法学理解ではこれは政治的美称説というようなことも言われておりまして、こういうふうに書いてあるからといって、このほかの二権よりもこれが強いとか

林芳正

2010-03-18 第174回国会 参議院 財政金融委員会 第3号

芦部憲法学では美称説とかなんとか多分書いてあるでしょう。大間違いです。国会は、国民が直接選んだ国会議員で構成されているから他の二権よりも権力的には上にあるんです。機能は違いますよ。ですから、先ほど申し上げた芦部さんも、ほとんどの憲法学者国会最高機関であるという意味美称説と書いてありますが、それは根本から日本国憲法理解が間違っているという意味で申し上げました。

菅直人

2008-01-28 第169回国会 衆議院 予算委員会 第2号

そして、この最高機関意味について、例えば今、司法試験公務員試験で最も通説とされている芦部さんの憲法論初め、多くの憲法のこうした本の中では、最高機関という意味は、本当意味での最高機関というのではなくて美称なんだ、つまりは、国民から選ばれたという意味美称なんだという意味での美称説というのが通説としてとられております。

菅直人

2005-02-10 第162回国会 衆議院 憲法調査会 第2号

この国権最高機関ということについては、政治的美称であるという美称説があるわけで、主権在民主権者国民から直接選ばれることを形容したものであり、ここから直ちに何らかの権能が導き出されるものではないという、これが多数説であって政府見解であるわけですが、しかし、憲法三原則の国民主権に基づいて、少なくとも三権の中で最も大切な機関であるということだけは言えるというふうに思います。

太田昭宏

2004-05-12 第159回国会 衆議院 憲法調査会公聴会 第1号

そこで、何を言わんとするかというと、「国権最高機関」、こうなっているんですが、実際、その解釈の中では、いや、これは本当意味最高機関ではないということで、政治的美称説だとかいろいろあるわけですが、これを実態に合わせて解釈していくとどういうふうなことになるのかというところで、ちょっと読んでみます。  

大出彰

2001-11-08 第153回国会 衆議院 憲法調査会 第3号

その場合に、対等であってそれぞれ自律的であるとしますと、例えば憲法四十一条の「国権最高機関」が何を意味するかというようなことがしばしば問題として指摘されるわけでございますけれども、それにつきましては、国会に対して一定の敬意を払う意味における美称説というのがかなり通説として理解されているように聞いております。  

森田朗

2001-11-08 第153回国会 衆議院 憲法調査会 第3号

森田参考人 あらかじめ申し上げておきますけれども、美称説に関して言いますと、私はもう少し素直に読んでもいいのではないかという考え方をお示ししたわけでございますけれども、両者の関係において、国会の方が内閣よりも完全に優位であるというところまで申し上げたつもりではございません。ちょっと限られた時間で明確に申し上げようと思ったものですから、そのような表現をとったかと思いますけれども。  

森田朗

2001-11-08 第153回国会 衆議院 憲法調査会 第3号

ただ、どうも多くの考え方は、先生が言われた美称説ですか、あるいは政治的宣言説とでもいいますか、単なる政治的宣言にすぎないというふうな考え方が多いようでございますが、それは間違いだと私は思います。  しかし、その間違いの考え方に基づいて現在の内閣法とかいろいろな行政関係の法律ができ上がっているんではないか。

筒井信隆

1998-04-22 第142回国会 参議院 行政監視委員会 第5号

しかし、それは単なるいわゆる政治的美称説であって、現実には憲法七十二条の内閣総理大臣権限とか、あるいはまた憲法七十三条で言うところの内閣の職務、もっと究極的に言うならば憲法六十五条の行政権内閣に属する、こっちの方に重きが置かれておるというように言われているわけですけれども、今まさに議員先生方が、国会国権最高機関であって、唯一の立法機関であり、なおかつ国民代表機関であるということをいわば国会

石田榮仁郎

1997-02-06 第140回国会 衆議院 国会等の移転に関する特別委員会 第2号

憲法四十一条には「国会は、国権最高機関」とありますが、憲法学者はこれを政治的美称説と称しております。私は国会国権最高機関であるということが政治的美称であってはならないと考えるのであります。  今日の日本の最大の問題点は、野口悠紀雄先生言葉をかりれば、一九四〇年体制、これがうまくいかなくなっていることであります。

渡辺喜美

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