1974-10-23 第73回国会 衆議院 文教委員会文化財保護に関する小委員会 第1号
集落町並みと申しますのは、それを構成する個々の建造物そのものの価値よりも、建造物群の全体がその外観の美的価値や歴史的価値から広域的に保存すべきことが要請されているものでございます。今日、関係市町村におきまして独自の措置として条例等により保護の措置が講ぜられている現状を勘案いたしまして、さらに国家的にも積極的な保存体制を整備する必要があると思われるのでございます。
集落町並みと申しますのは、それを構成する個々の建造物そのものの価値よりも、建造物群の全体がその外観の美的価値や歴史的価値から広域的に保存すべきことが要請されているものでございます。今日、関係市町村におきまして独自の措置として条例等により保護の措置が講ぜられている現状を勘案いたしまして、さらに国家的にも積極的な保存体制を整備する必要があると思われるのでございます。
これは、文部省が、消化できない教育内容を法定化し、美的価値を軽視する教育の方向づけをしたからであります。政治権力を握っている者たちが一つの価値体系を示し、教育の名において押しつけるというやり方は、教育の本質から見ても、教育基本法から見ても、認めることは断じてできません。(拍手) 教育は、国民のものであり、よりよい教育を受けたいという子供の、よりましな教育を受けさせたいという親のものであります。
確かに、電柱そのものを考えましたときに、銅像、記念碑のような、それ自体が美的観念、美的価値のあるものとはほど遠いわけでございますが、実際に広告物行政をやっております立場もあわせ考えますと、道路の両側に電柱が立っているということが非常に多いわけで、そういう意味で町を通る人の人目に非常につきやすい。