1993-06-03 第126回国会 参議院 農林水産委員会 第14号
私は昨年の夏に北海道に行って、稲作よりももっと早く規模拡大規模拡大に駆り立てられてきた酪農の地帯、特に別海町美原地区というところを見てまいりました。この日本一の酪農地帯、ここはもうECよりも大規模な酪農を営んでいるところです。
私は昨年の夏に北海道に行って、稲作よりももっと早く規模拡大規模拡大に駆り立てられてきた酪農の地帯、特に別海町美原地区というところを見てまいりました。この日本一の酪農地帯、ここはもうECよりも大規模な酪農を営んでいるところです。
別海町の美原地区で去年の八月に北海道酪農協会が調査をした、その調査報告書というのを私は現地でいただきました。 八十戸の美原地区、乳牛の個体価格の下落により生乳五百トン出荷の農家で七百万円の減収になった。 借入金の残金は一億円強、売上高負債率というのは二〇〇%以上、毎年元利償還額が一千万円の経営では生活費が捻出できない。生活費が捻出できないんですね。
私は去年北海道に参りまして新政策の問題で調査をやったわけですが、ここで北海道別海町の美原地区に行きましたら、新酪農村を対象に調査をされた北海道酪農協会の報告を見せていただきました。 これを見ましても、「昨今の酪農危機に直面し、夜逃げ同然の離農が相次いで発生したことから、周辺の酪農家に大きな先行き不安と動揺が広がって来ている。」こういうふうに言って、残っている農家の実態を次のように紹介しています。
冒頭、いま対馬先生の質問に対しての答弁でちょっともう少し突っ込んでおきたいと思うのは、江別の市の対岸の美原地区、これは建設省と農林省との縦割り行政に問題があるわけですが、これ長官、北海道開発庁の場合ですね、農水も建設も一緒なんです。ここでどうしてそういう調整ができなかったのか、事業主体としてそれぞれがかんでいるわけですから、開発庁という機構の中では。総合調整やっているわけです。
○説明員(大西昭一君) いま先生御指摘の美原地区でございますが、開発庁と農水省と、こう御指摘がございましたが、実は河川の方は建設省でございまして、まあいずれにいたしましても建設省と農水省の所管の事業がちょうどジョイントしているところで起きた水害でございます。
○丸谷金保君 私の申し上げたいのは、先ほど対馬委員からの話のあった美原地区、これはもう外水による被害ですわね、溢水によるね。これは一番大きいし、あれはもう行ってみても、あれだけの大きな鉄の側溝が押し流されるというような大変な水量で、よく、それはまあ家畜の被害はあったけれども、人間の被害が最小限に済んだと思うような、濁流が出ていってますよね。
○丸谷金保君 それで、実はこれは一つの実例なんですが、江別市に美原地区というのがございますね。ここで昭和四十六年以前に、全部水田にしていくという案が持ち上がった。ところが、そのときこの地区では水田にするのは反対だということで、これに三好行雄さんという人の言葉でございますが、 わたしは畑作でなんとかやっていた。だから開田反対だった。わたしだけではない。