2003-05-23 第156回国会 衆議院 環境委員会 第10号
業者は、いわゆる殺害を示唆した、この方も死んじゃっています、自殺してしまっているんですが、一般廃棄物の収集、運搬、焼却まで行っていた方でありますが、この業者は、他市町村が排出する、鹿沼市以外の自治体が排出する一般廃棄物の大半を鹿沼市の環境クリーンセンターで処理しておきながら、あたかも焼却費用のより高額な、みずからの経営する美化センター、鹿沼環境美化センターという名称なんですが、そこで処理したようにすりかえて
業者は、いわゆる殺害を示唆した、この方も死んじゃっています、自殺してしまっているんですが、一般廃棄物の収集、運搬、焼却まで行っていた方でありますが、この業者は、他市町村が排出する、鹿沼市以外の自治体が排出する一般廃棄物の大半を鹿沼市の環境クリーンセンターで処理しておきながら、あたかも焼却費用のより高額な、みずからの経営する美化センター、鹿沼環境美化センターという名称なんですが、そこで処理したようにすりかえて
○飯島政府参考人 単に要望があったら、はいそうですかと言って、予算をとって執行するというのはなかなか難しいわけでございますが、現実に非常に難しい問題が起きた場合に、例えば、この事件ではございませんが、先生の地元の豊能郡の美化センターのようなときには、これを一つのモデルとして、ほかのところで二度と起きないように、起きたときの材料が提供できるように、国が特別に補助をして解体事業を行ったという例もございます
○飯島政府参考人 大阪の豊能郡美化センターの高濃度ダイオキシン問題につきまして、先ほど委員からお話がありましたように、平成十年度の補正予算、さらには今回の平成十四年度補正予算で特別な措置をとることにしたのは、これは非常にモデル的な、大変類を見ない例であるということで、これをほかのところに参考にする意味もあるということで、特別の補助をすることにしたわけでございます。
○飯島政府参考人 豊能郡美化センターの施設の問題につきましては、先生御指摘になりました、周辺のダイオキシン汚染土壌の問題もございます。これにつきましては、現在豊能郡の環境施設組合が除去いたしまして保管施設に保管し、今後処理を行う。
さらに、九八年四月ごろには、大阪能勢町の豊能美化センター敷地内の土壌から八千五百ピコグラムが検出されたり、兵庫県千種町の宍粟環境美化センター処分場の土壌から六万四千ピコグラムが検出されるなど、ダイオキシン問題が深刻化する。こういった中で、RDFを固形化燃料として商品化することを縣南衛生は断念したわけです。
平成十年に能勢町、私が住んでおります大阪府能勢町にございます環境美化センター焼却施設、その中から大量のダイオキシンの汚染がされているということがわかりまして、特に清掃作業員の方の体内にダイオキシンがたくさん入っているということがわかりました。日本で人がダイオキシンで汚染されていると。
平成十年の豊能美化センターの高濃度の暴露の事案を受けまして、その後、当時の労働省、労働衛生の専門家を中心に調査委員会を設けまして、血液中のダイオキシン類濃度の測定、生化学検査、免疫検査及び皮膚視診等を実施してございます。
○播政府参考人 ダイオキシンに暴露された方の健康につきましては、能勢町の美化センターの問題が社会的に非常に大きな問題になりまして、私ども、その能勢で働いておられた方の健康調査を追跡して現在もやっておりますし、なお将来もやるというために専門の先生方にお集まりいただいてございます。
○政府参考人(播彰君) まず、豊能町の美化センターで働かれておられた方々の健康被害の問題でございますが、二つの面がございまして、一つは運転に当たっておられた、点検、保守、日常の業務に当たってこられた方につきましては、平成十年九月の土壌汚染が明らかになった時点から専門家の検討委員会を設けまして、平成十年から毎年その方々につきましての追跡調査を行っております。
○政府参考人(岡澤和好君) 豊能郡の美化センターの解体の問題でございますけれども、これは先生御指摘のとおり、日本で高濃度ダイオキシンに汚染されたことが発覚した初めての事例ということで、私どもも非常に関心を持って取り組んでまいっております。
それで、実際、能勢町の環境美化センターの作業労働者の方も、労働災害の中で皮膚が黒くなるという症状もあるということもございまして、今もその研究、調査もされておると思いますが、そういう観点からも、この昭和四十三年の事件というのは非常に再認識される必要があるということでございます。
これまでも高濃度のダイオキシン汚染を引き起こした大阪能勢町の豊能の美化センター、ここで焼却炉の解体工事にかかわった労働者が、危険は何も知らされずに作業を行ってダイオキシンに汚染されるという重大な問題が起きました。再発を防止するためにどのような措置をとったのでしょうか。
例えば、豊能美化センターで高濃度のダイオキシンを発生させましたけれども、あの焼却炉の管理、運転はプラントメーカーの三井造船の子会社がやっていたわけですよ。ノウハウを全部蓄積した技術者がやっていたわけですよ。しかし、施設組合には管理、運転のノウハウは全くありませんでした。しかし、実際に事故が起こればだれの責任ですか。すべて事業者の責任になるわけです。
プラントそのものはまだ解体されずにそこに建っているわけですが、プラントの解体方法につきましては、事前に汚染の程度を確認した上で、先般、豊能郡の美化センター、これはダイオキシン汚染の焼却施設でございますけれども、これの解体工事のケースで、解体工事のやり方を詰めてそれを実施したという実績がございますので、そうした経験も参考にしながら、鐘化自身が解体計画を策定し、これを解体し、その処理を期限内に行うということが
○岡澤政府参考人 お尋ねの件は、昨年の十二月に厚生省の方で策定いたしました大阪府豊能郡美化センター焼却施設内に残留した高濃度のダイオキシン類汚染物の処理技術マニュアルだと思いますけれども、この中で想定していますいわゆる高濃度ダイオキシン類汚染物と申しますのは、豊能郡の美化センターで発生した程度の非常に高濃度のダイオキシンに汚染された汚染物ということで想定しているわけでございまして、具体的な数値で規定
次に、豊能郡美化センターの解体工事に従事された労働者が高濃度ダイオキシンに汚染された問題と、それから今後の解体工事における労働者の安全確保について伺います。 〔委員長退席、理事南野知惠子君着席〕 労働省は検討委員会を設置されて、近日中にいわゆる緊急対策を出して解体工事の自粛を解除する、こういうふうに伺っておりますが、今後の対策を立てる上で一番大事な問題というのは原因究明だと思うんですね。
しかしながら、過去においてそのような基準に達しない焼却施設がたくさんつくられたこともまたこれ事実でございまして、今の美化センターの問題もその結果出てきたものであろうと思っておりますが、この解体物処理問題については労働省とも御協力しながら、厚生省として支援できるところは支援をしてまいりたいと思っております。
豊能郡の美化センターの場合は余りに高濃度だということで、解体に当たって国の補助金を特別につけていただいた、これは大変結構ですが、当然のことですが、工事終了まで国が責任を果たすべきですし、今後こうしたことが起こらないように万全の対策をとるべきだと思いますけれども、厚生大臣、いかがでしょうか。
本年の七月十二日に大阪豊能郡美化センター解体工事関係労働者の一部から高い濃度の血液中ダイオキシン濃度が検出された件では、関係事業者に対しまして同様の解体工事の自粛をまず要請しました、私から。
高濃度のダイオキシン汚染を引き起こした大阪府能勢町の豊能郡美化センター、この廃棄物焼却施設の解体工事に従事をしていた作業員のダイオキシン血液濃度が、平均値で通常の方の二十倍から三十倍も高いということが明らかになりました。その調査結果について労働省に御説明をいただきたいと思います。
○政府参考人(下田智久君) 去る七月十二日、日立造船株式会社より大阪労働局に対しまして、豊能郡美化センター解体工事に従事をしておりました労働者三十五名の血液中ダイオキシン類濃度の分析結果等について報告があったところでございます。
○政府参考人(岡澤和好君) 豊能郡の美化センターのように焼却灰とかばいじんに含まれるダイオキシン濃度が非常に高い濃度であるというふうな場合には、当然施設の付着物の方にもそういう高い濃度のダイオキシンを含むものが付着しているというふうに考えられますので、そうした処理方法を検討する上でも当然焼却炉や排ガス処理装置などの敷地内のダイオキシン調査を行うということは必要だろうというふうに考えております。
○下田政府参考人 豊能郡美化センターの解体工事、このような状況でございましたので、そういった観点で、現在、施工中あるいは進行中の解体工事の自粛につきまして、労働大臣から自粛の要請をいたしたところでございます。
○下田政府参考人 今回の豊能郡美化センターの事案につきましては、行政指導として種々の手を打ったにもかかわらず、こういった結果を招いたということは大変残念なことだと考えております。 現在、委員会をつくりましてその原因調査等々を行っておりますので、その結果を踏まえまして、今後、労働者の安全衛生を確保するための必要な対策を検討してまいりたいと考えております。
○下田政府参考人 今回の能勢町の美化センターの汚染事案にかんがみまして、とりあえず、原因がはっきりするまでの間、焼却施設の解体工事を自粛していただくということでお願いをいたしたところでございます。
厚生省といたしましては、従来から、ごみ焼却施設からのダイオキシンの削減対策については、ガイドラインを示すなどの対策をとってきたわけでございまして、当時の豊能郡美化センターの運転状況はこのガイドラインに違反していた状況にございました。
○岡澤政府参考人 汚染土壌の処理事業は環境庁が直接行っているものでございますけれども、美化センターの施設の解体、それから汚染物の処理事業につきましては、この事業主体は施設の設置者であります豊能郡の環境施設組合ということでございます。
○岡澤政府参考人 豊能郡の美化センターにつきましては、平成十年に厚生省が実施いたしました調査によりまして、施設内に高濃度のダイオキシン汚染物が残留していることが判明したわけでございまして、施設設置者であります豊能郡環境施設組合において、施設の解体と汚染物の処理を行うこととなったものでございます。
能勢町の一般廃棄物焼却施設でございます豊能郡美化センター周辺の土壌等のダイオキシン類汚染につきましては、現在、焼却施設を管理しております施設組合や大阪府によりさまざまな対策が実施されているところであります。
○小野(昭)政府委員 豊能郡美化センターの事例におきます土壌汚染の処理等につきましては、市町村の固有事務でございます一般廃棄物の処理及びこれに伴って生じた問題でございますので、基本的には市町村が責任を持って対応すべきというふうに認識をいたしております。
○小野(昭)政府委員 豊能郡の美化センターでの高濃度ダイオキシン汚染の原因究明を行っておりました生活環境審議会廃棄物処理部会のダイオキシン対策技術専門委員会が、去る六月二十四日に報告書を取りまとめたわけでございます。
○小野(昭)政府委員 御指摘の三井造船製のごみ焼却施設でございますが、豊能郡美化センターと類似のタイプでございます流動床、炉頂型のものといたしましては、昭和六十三年四月から平成三年四月までの間に、豊能郡美化センターを含めまして五施設設置をされております。 これらの施設につきましては、いわゆる旧ガイドラインが策定されます前に設計をされまして建設された施設でございます。
○藤木委員 高濃度のダイオキシンで汚染をされた大阪府能勢町でも、ごみ焼却施設豊能郡美化センターが解体されるのに伴いまして、大阪、兵庫の一市三町が建設を計画している広域ごみ処理施設について、川西市は先月十七日、新施設のダイオキシン類の排出量をごみ一トン当たり五マイクログラム以下とする総量規制を導入する方針を明らかにしております。
○遠藤(保)政府委員 豊能郡の美化センター周辺の土壌、ダイオキシンについて汚染された土壌についての対策でございますけれども、これにつきましては、実態に応じまして、封じ込めとかあるいは浄化対策が必要になってこようと思います。
○小野(昭)政府委員 豊能郡美化センターにおきましては、三月の二十九日から、美化センターの設置者であります環境施設組合が焼却施設の解体、撤去作業の準備を進めまして、六月十五日からは、施設内に堆積、付着しておりますダイオキシン汚染物の除去作業工程に入っているところでございます。